PauseBLOG 記者会見・コラム

May 23, 2012

“幻の傑作”が奇跡のニュープリント化!

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愛すること、失うことに耐えること、生きる意味を見出すこと。闘いを物語続けた孤高の映画作家、ジョン・カサヴェテス、甦る――没後23年の今もなお、映画監督のみならず、世界のあらゆるジャンルのクリエイターたちから敬愛され、多大な影響を与え続けるジョン・カサヴェテス(1929.12.9~1989.2.3)。その作品を特集上映する「ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ」が、5月26日(土)からシアター・イメージフォーラム/他全国で順次開催されます。
1989年2月3日、59歳でこの世を去った一人の映画作家がいました。ジョン・カサヴェテス。“インディペンデント映画の父”とも称された彼の作品群、そしてそのスピリットは、23年経った今も、ハリウッド・インディーズの垣根を越え、国を越え、世界の監督たちに崇拝され、影響を与え続けています。1993年に日本で初めて特集上映(シネセゾン配給)が企画されてから、実に19年振りに、そんなカサヴェテスの再発見するのがこの特集、「ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ」。上映作品は、『アメリカの影』『フェイシズ』『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』『オープニング・ナイト』『こわれゆく女』『ラヴ・ストリーム』の6作品です。

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2012 05 23 [シネマニュース] | 固定リンク

May 22, 2012

成瀬巳喜男&PINK FILM

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3館のうち1館が邦画専門名画座の銀座シネパトスでは“昭和の名作”を好評上映中。今度の特集は、「庶民の哀歓を描き続けた 名匠・成瀬巳喜男」です。日本映画史に残る傑作、名作を数多く手掛け、小津安二郎、黒澤明、溝口健二と並んで国際的評価も高い成瀬巳喜男。今回の特集では、生涯に遺した全87作品の中から24作品を上映致します。レイトショー特集は、引き続き「〈ピンク映画50周年記念特集〉PINK FILM CHRONICLE 1962-2012 Part1―午後8時の映画祭―」。紛れもなく日本映画を活性化させた重要な存在であるピンク映画。長期に及ぶ大特集で、その歴史と魅力に迫ります。
特集は、「日本映画レトロスペクティブ~Part35~庶民の哀歓を描きつづけた 名匠・成瀬巳喜男」。40年にも及ぶ監督生活で87作品を遺し、“女性映画の名手”とも評価される名匠・成瀬巳喜男。その演出によって、高峰秀子、原節子、田中絹代、杉村春子ら多くの女優たちが銀幕で輝き、最高傑作とも評される演技で観客を魅了しました。今回の特集では、そうした数多くの作品の中から、“女性映画の名手”という評価を確固たるものにした『めし』(1951)以降の作品から選んだ24作品を上映致します。
レイトショー特集は、「日本映画レトロスペクティブ~Part34~〈ピンク映画50周年記念特集〉PINK FILM CHRONICLE 1962-2012 Part1―午後8時の映画祭―」。1960年代、斜陽にあった日本映画界を立て直す大きな力となったのが、独立系会社による低予算の成人向け映画“ピンク映画”。やがてその流れは、ロマンポルノ路線にシフトする日活は勿論、その他の一部大手にまで及びました。あれからおよそ50年。多くの会社が撤退し、制作本数、専門官は減少の一途を辿り、ピンク映画が末期的な状況に置かれていることは否めません。それでも尚、ロマンポルノが終焉を迎えた988年以降、プログラム・ピクチャー的役割を担って良質な作品、人材を生み出し続けています。そんなピンク映画の歴史と魅力に迫るのがこの特集。「Part1」となる今回は24作品を上映します。

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2012 05 22 [名作は、映画館で観よう!!] | 固定リンク

May 18, 2012

震災の影響による公開延期作品について。

東北地方太平洋沖地震の影響で公開延期になっていた作品の公開決定のお知らせです。
今回、公開が決まったのは『のぼうの城』です。詳細に関しては公式HPをご覧下さい。現時点(5月18日)で公開未定の作品は『唐山大地震―想い続けた32年―』のみとなりました。この作品に関しては今後情報が入り次第ご報告致します。

〈東北地方太平洋沖地震の影響による公開延期の情報〉

(2012年11月2日公開〔2011年9月17日公開から延期〕)
『のぼうの城』 http://nobou-movie.jp/

(2011年3月26日公開予定から公開延期)
『唐山大地震―想い続けた32年―』 http://www.tozan-movie.jp/

2012 05 18 [お知らせ] | 固定リンク

May 17, 2012

小山明子&PINK FILM

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3館のうち1館が邦画専門名画座の銀座シネパトスでは“昭和の名作”を好評上映中です。現在の特集は「日本のヌーベルバーグ 小山明子映画祭」。引き続き“女優・小山明子”の美しき闘いと魅惑の軌跡を振り返ります。プログラムされたのは、大島渚との作品を中心に12作品。スケジュールは折り返しに入り、上映作品は残り6作品です。そして久し振りのレイトショー特集は、「〈ピンク映画50周年記念特集〉PINK FILM CHRONICLE 1962-2012 Part1―午後8時の映画祭―」。紛れもなく日本映画を活性化させた重要な存在であるピンク映画。長期に及ぶ大特集で、その歴史と魅力に迫ります。
特集は、「日本映画レトロスペクティブ~Part33~日本のヌーベルバーグ 小山明子映画祭」。小山明子は、本名・大島明子。映画監督であり、夫でもある大島渚が脳出血で倒れてからは、その介護、リハビリに専念。女優業とは距離を置いていますが、これまでに数多くの重要な作品に出演して来ました。その一部を振り返る今回の特集について、チラシではこんなふうに紹介しています。“夫・大島渚監督を旗手とする、「日本のヌーベルバーグ」と呼ばれた日本映画革新の波を支えた女優・小山明子。その松竹デビュー時の新スターとしての娯楽作。そして、大島渚と出会った松竹ヌーベルバーグの挑戦作、さらに松竹を飛び出して独立プロ・創造社で連打された日本映画の至宝ともいうべき傑作の数々、その一方で大映の勝新太郎、田宮次郎、日活の小林旭、東映の千葉真一らの撮影所スターと共演した邦画各社のプログラム・ピクチャー群。小山明子の活躍には50~60年代に狂い咲いた日本映画の可能性と魅力がフルレンジで反映されている。待望の自伝「女として、女優として」刊行にちなんで、女優・小山明子の美しき闘いと魅惑の軌跡を銀座シネパトスが華麗に再現!(以上、劇場用チラシより転載)”。
レイトショー特集は、「日本映画レトロスペクティブ~Part34~〈ピンク映画50周年記念特集〉PINK FILM CHRONICLE 1962-2012 Part1―午後8時の映画祭―」。1960年代、斜陽にあった日本映画界を立て直す大きな力となったのが、独立系会社による低予算の成人向け映画“ピンク映画”。やがてその流れは、ロマンポルノ路線にシフトする日活は勿論、その他の一部大手にまで及びました。あれからおよそ50年。多くの会社が撤退し、制作本数、専門官は減少の一途を辿り、ピンク映画が末期的な状況に置かれていることは否めません。それでも尚、ロマンポルノが終焉を迎えた1988年以降、プログラム・ピクチャー的役割を担って良質な作品、人材を生み出し続けています。そんなピンク映画の歴史と魅力に迫るのがこの特集。「Part1」となる今回は24作品を上映します。

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2012 05 17 [名作は、映画館で観よう!!] | 固定リンク

May 15, 2012

「生きつづけるロマンポルノ」に寄せて/真魚八重子。

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“日本最古の映画会社”日活が今年創立100周年を迎えるのを記念した“日活ロマンポルノ”の特集上映「生きつづけるロマンポルノ」が、いよいよ5月12日(土)から東京・渋谷のユーロスペースで始まりました。盛況の幕開けとなり、立見が出る回もあるそうで何とも嬉しい限りです。ユーロスペースでは映画評論家三名(蓮實重彦、山田宏一、山根貞男)の選定による32作品に加え、未公開となっていた『白昼の女狩り』(1984、曾根中生)、更にリクエスト投票で1位になった作品の全34作品を上映。関係者をゲストに招いた舞台挨拶も行われています。
尚、ユーロスペースでは今回の特集上映の期間中、「女性専用シート」も設置されるとのこと。また今回、初めてロマンポルノを観る、まだロマンポルノをあまり観たことのないという女性読者のために、女性映画評論家の真魚八重子さんに“ロマンポルノの楽しみ方”について書いて頂きました。この機会に一人でも多くの女性に、大人のための“愛の寓話”ロマンポルノを発見して頂ければと思います。

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「男と女、愛と欲望――物語とエロスを自然に楽しめばいい」
                                 Text by 真魚 八重子(映画評論家)
ロマンポルノはもちろんセックス描写があるポルノグラフィーです。エロスがあってこそのジャンル映画。でも創り手たちは、元々日活の経験豊かな映画スタッフであり、石原裕次郎や小林旭主演映画の助監督をやっていた人たちが監督を務める、技術の礎がしっかりした映画なのです。ロマンポルノを担った人々は(さあ、そろそろ俺たちも監督昇進だぜ!)と思っていた矢先に映画の斜陽期が訪れ、会社全体でポルノ映画を撮るというものすごいシフト変換があって、「ポルノを撮るなら監督になれるよ」といわれ残った映画人たち。彼らが挑んだ世界は、ある意味「10分に1回セックスシーンがあればいい」という約束さえ守れば、あとは自分の個性を発揮できた分野のため、世界的に認められる神代辰巳のような個性的な監督も生まれました。なので確かにエロい場面も多いのですが、エロだけを目的に観ると、けっこう物語の部分が多いことに気付くと思います。物語性を追っていたら、逆に(早くエロシーン終わって本筋に戻って!)ともどかしく感じたりするほど。でももちろんポルノ映画なのだから、いかにエロスを見せるかにも工夫が施されているので、男女の欲望がもつれあってセックスに至る物語に注目してもいいし、性描写自体を楽しんだっていい。エロスは大事です。日活ロマンポルノが約1,100本も世に送り出されたのは、観客のエロいものが観たい欲望が支えていたからだし、愛と欲望はどれだけ探求しても答えが出ない、人間の最重要な感覚なのだから。でも、ポルノによって自分の能力を発揮できた監督や脚本家、俳優たちの映画愛の表現として、アクションやスリラーやコメディと同じように、ポルノを一ジャンルとして楽しめばいいのです。アクション映画だって90分間殴り合ってるわけじゃなくて、ストーリーがあるからこそアクションの見せ場が生きるのと同じこと。ポルノもストーリーとエロスが自然と連鎖していくことを構えず観ればいい、女性を含む大人だけに許されたジャンル映画のひとつなのです。

〈オススメ作品〉
『恋人たちは濡れた』

    5月18日18時45分~、24日12時45分~、28日16時45分~

『濡れた荒野を走れ』
    5月26日14時45分~、28日10時45分~、30日18時45分~

『愛に濡れたわたし』
    5月17日18時45分~、19日16時45分~、23日14時45分~

『赤線玉の井 ぬけられます』
    5月18日16時45分~、23日10時45分~、28日12時45分~

『おんなの細道 濡れた海峡』
    5月16日12時45分~、21日10時45分~、29日16時45分~

※その他、詳細は劇場HPをご覧下さい。


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2012 05 15 [ロマンポルノ] | 固定リンク