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Mar 25, 2004
NGカットを予告篇に初めて使った映画

★<No Good>の略称で撮影現場の専門用語NGカットが今ほど一般的ではなかった70年代に、シャレで予告篇に使ったのが『ペーパー・ムーン』(1973、ピーター・ボグダノヴィッチ)。
★田舎のホテル。モーゼ(ライアン・オニール)が朝食を取っていると、アディ(テイタム・オニール)が2階からドタドタ降りてきて話しかける。と、画面奥で電話の鳴る音。次の瞬間、吹き出し、大声で笑い出すオニール親子。
★初公開前に観た予告篇でその場面に抱腹絶倒した。でも本篇には入っていなかった。その時、“あれはNGを使っていたのか”、と気づいた。
★待望のDVD版『ペーパー・ムーン』の特典映像に、その迷シーンが収められている。昔の友人に再会したような懐かしさに思わず涙……。
text by 田沼 雄一/Yuichi Tanuma(映画評論家)
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Mar 18, 2004
『トップガン』 あの主題歌、舞台はナント!「戸越銀座」だった。。

★『ラスト サムライ』(2003、エドワード・ズウィック)で親日家ぶりを見せつけたトム・クルーズ。『トップガン』(1986、トニー・スコット)から、日本とは切っても切れない間柄になった。というのも、第59回(1986)アカデミー賞最優秀主題歌賞を受賞した同作の主題歌「愛は吐息のように“Take My Breath Away”」は、東京都品川区の戸越銀座のことを歌ったナンバーだったのだ!
★同曲を手掛けたベルリンのリーダー、トム・ホイットロックが一時期、戸越銀座近所のアパートに住んでいたとか。「その時代の町への郷愁を込めて創った歌なんだそうだ」と教えてくれたのは、『トップガン』の製作者ジェリー・ブラッカイマー。
★『トップガン』の主題歌が〈戸越銀座を想った歌〉だったとは! これには驚いた。
text by 田沼 雄一/Yuichi Tanuma(映画評論家)
