PauseBLOG 記者会見・コラム

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Apr 29, 2004

『マトリックス』シリーズは〈メイド・イン・ジャパン〉!?

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★3人の主人公が揃ってサングラスをかけている『マトリックス』シリーズ(三部作。1999~2003、アンディ&ラリー・ウォシャウスキー)。目の動きが判らず、イライラしたファンも多いはず。

★あのサングラス、実は日本製だったこと、ご存知? 世界のサングラス市場の約7割を占めていると言われる福井県鯖江市のとある工場で造られていたのだ。

★福井産のサングラスで睨みを利かせ、日本刀を振りかざし、「KAWASAKI」のオートバイで疾走する。な~んだ、『マトリックス』シリーズって〈メイド・イン・ジャパン〉じゃねぇか。

★ちなみに、これまでアメリカ映画に登場した日本製品で有名なところでは、『E.T.』(1982、スティーブン・スピルバーグ)のマウンテンバイクがある。

text by 田沼 雄一/Yuichi Tanuma(映画評論家)

2004 04 29 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

Apr 22, 2004

映画会社のマークを楽しむ、その2。

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★勇壮な音楽、サーチライトと巨大建造物のマークで有名な20世紀フォックス。〈ハリウッド一の映画帝国〉という企業理念を象徴している。
                        

★現在の勇壮な音楽(社歌ならぬ社音か)は1977年、『スター・ウォーズ』(ジョージ・ルーカス)から使われているが、実は1950年代に一時使われていた版のリニューアル。このことは意外に知られていない。
                          
★地球をマークにしているユニヴァーサル映画。『スティング』(1973、ジョージ・ロイ・ヒル)では地球の周りを複葉機がカタカタ飛び回っている1930年代のモノクロ版が復刻された。
                         
★『E.T.』(1982、スティーブン・スピルバーグ)ではフィルムを逆回転させた。地球から遠ざかっていくというふうに見せ、E.T.は無事に宇宙へ帰るよ、と〈結末〉をバラしていたのだ!

text by 田沼 雄一/Yuichi Tanuma(映画評論家)

2004 04 22 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

Apr 15, 2004

映画会社のマークを楽しむ、その1。

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★山の真上に浮かぶたくさんの星で有名なパラマウント映画。星の数だけスターがいる、で大いに売った。その数22個。

★創立者のアドルフ・ズーカーが1888年にハンガリーからアメリカへやって来た時、硬貨を22枚しか持っていなかったことに由来している。

★ライオンが猛々しく吼えるので有名なMGM映画はサーカスを真似た。昔々サーカスは、巡業先の町で必ずパレードをした。客寄せのため、決まってライオンを先頭に行進した。

★映画館にたくさん来て欲しい、MGM映画のライオンにはそんな願いが込められているのだ。

★ロマン・ポランスキー監督の『吸血鬼』(1967)では、ライオンが突如ドラキュラに替り、牙を光らせたのには大いに笑った。

text by 田沼 雄一/Yuichi Tanuma(映画評論家)

2004 04 15 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

Apr 08, 2004

映画版『ハリー・ポッター』シリーズの原点は“シャーロック・ホームズ”!?

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★映画版シリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)と第2作『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002)のクリス・コロンバス監督が脚本を手がけた快作『ヤング・シャーロック ピラミッドの謎』(1985、バリー・レヴィンソン)がDVD化された。

★コナン・ドイルが創造した名探偵シャーロック・ホームズの〈最初の冒険〉を描いている。原作はなく、脚本家コロンバスのオリジナル・ストーリー。

★観直して驚いた。シャーロックと友人のワトソン、シャーロックの恋人エリザベスの3人が、映画版『ハリー・ポッター』シリーズのハリー、ロン、ハーマイオニーの仲良し3人組の〈原形〉と思えてくるのだ。
      
★どちらも学園が主な舞台。不気味な事件、奇妙なクリーチャーが暴れるという点でも共通している。

★ちなみに『ヤング・シャーロック ピラミッドの謎』は、かの“ピクサー”がコンピュータ・グラフィックスを担当した初めての劇場映画ですヨ。

text by 田沼 雄一/Yuichi Tanuma(映画評論家)

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Apr 01, 2004

ソフィア・コッポラの〈東京映画〉の原点

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★東京・渋谷、新宿にロケしたソフィア・コッポラ監督の話題作『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)は、父フランシス・フォード・コッポラの東京体験に影響されたのかもしれない。

★コッポラ監督は『地獄の黙示録』(1979)製作のため、アメリカとロケ地・フィリピンを往復していた頃、時々、東京に立ち寄っていた。新宿区曙橋のとある旅館を定宿に、『地獄の黙示録』の構想を膨らませた。
 
★日々、進化し続ける東京は、コッポラ監督にとってこの上なく刺激的な都市空間に映ったことだろう。そんな話を当時9~10歳のソフィアは聞かされ、東京に親しみを持ったと想像できる。

★曙橋の旅館には『地獄の黙示録』の未使用フィルムが残されているとか。

text by 田沼 雄一/Yuichi Tanuma(映画評論家)

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