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May 14, 2004

2004年 カンヌ映画祭 5/13

タランティーノがエスコートしていたのはソフィア・コッポラ、日本趣味の2人は仲がいいのかしら・・・?

 昨夜のカンヌ映画祭開会式の映像をスカパーやニュース映像など、どこかでご覧になりましたか? 昨日は寒くて午前中から雨が降っていたのに、開会式が始まるころにはその雨も止みました。

 私はムービープラスに開会式の情報をボーダーフォンでレポートするためにメイン会場の地下にいましたが、当日いろいろ変更があり、いつものことながらてんやわんやでした。まずコンペ作品は18本だったのに、突然1本増えました! 審査対象外だったアメリカ映画『MONDOVINO』が19番目のコンペ作品に。開会式の正確な情報がなかなか届かない、というのもインターミトン(職能協会)の人々が、開会式を阻止しようと潜入する情報が入ったから。確かにそういう人がクエンティン・タランティーノやエマニュエル・ベアールに何かを訴えている映像が今朝のニュースでも流れていました。

 オープニングセレモニーのセットを見てびっくり。カンヌを沸かせた『パルプ・フィクション』から丸10年。タランティーノにオマージュを捧げているのはわかるけれど『キル・ビル』の押井守(Production I.G)の世界! 日本刀にオーレン・イシイの姿!これで『イノセンス』の押井守に何か賞をくれなかったら怒るぞ、タランティーノ!という感じです。審査員の3人は女優、その中で目立っていたのがベアールでした。

 この日の上映はペドロ・アルモドバルの新作『バッド・エデュケーション』とあって、壇上にビクトリア・アブリルら5人のスペイン女優もあがりスペイン映画一色の雰囲気。そして「映画は愛だ」と叫ぶタランティーノ。『バッド・エデュケーション(原題)』は、アルモドバルの少年時代を彷彿させる、映画監督になる少年の物語。音楽の使い方が効果的でストーリーも好感を持てるのだが、少年も映画監督になった主人公もきれいな顔立ちで、アルモドバルと結びつかない、と言ったら怒られるかしら・・・。この夜はガエル・ガルシア・ベルナルのハンサムぶりが目立っていました。

text by 小張アキコ(映画評論家)

2004 05 14 | 固定リンク

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