PauseBLOG 記者会見・コラム

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Sep 07, 2004

『フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』監督来日記者会見

0906.jpgエロール・モリス


9月6日/日本記者クラブ
「全体的には気に入ってるみたいだけど、“あの〈教訓〉と〈エピローグ〉は嫌いっ”と言っていたね。僕はエピローグ大好きなんだけどね(笑)」(by エロース・モリス)


第76回(2004年)アカデミー賞最優秀長篇ドキュメンタリー賞を受賞した『フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』(公開中~ヴァージンシネマズ六本木ヒルズほか全国〈地方は順次〉)の監督エロール・モリスが緊急来日し、記者会見を開いた。

「僕が大学生の時、ベトナム戦争反対の立場だったんだ。同世代の人たちはマクナマラを軽蔑していたね。でも1995年に出版された『マクナマラ回顧録』の本をきっかけに、“1人の男としてどのように感じていたのか”が知りたくなったんだ」と製作の動機を語ったモリス。しかし、相手は過去に何万回もインタビューを受けてきた元国防長官。

「そう、今まで僕はインタビューを受けたことのない人を撮ってきたんだけど、彼は違うよね。“今までと同じことしか話さないかも”と心配だったね」とのことだが、今まで語られなかった部分をも引き出すインタビューに成功している。「どのような答えが返ってくるか判らないのが良いインタビューだと思う。 “僕の判らないところは学ぼう、知ろう”という気持ちがある程度成功したと思う」と真摯に話した。

作品については、「彼は全体的には気に入ってるみたい。だけど“あの〈教訓〉と〈エピローグ〉は嫌いっ”と言っていたね。僕はエピローグ大好きなんだけどね(笑)。でも、今でも電話できる関係だよ。来日することも伝えたんだけど喜んでいた。どう受け入れられたか、伝える約束もしてるんだ」だそう。

「人間の愚かさに限界はない。何に対しても疑うことは重要だよ」というモリス。彼の作品からきっと多くのことを学べることだろう。

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Sep 06, 2004

『スタートレック ヴォイジャー』DVD発売記念ファンミーティング

0904.gif
ロバート・ピカード

9月4日/ラフォーレミュージアム原宿
「100円ショップサイコー!」(by ロバート・ピカード)

“『スター・トレック ヴォイジャー』DVDコンプリートBOX シーズン3』”発売記念のファンミーティングで、PRのために来日した人気キャラクター、ホログラムのドクターを演じたロバート・ピカードが、スペシャルトークショーを行った。「太った人を見かけないし、日本人はみんな健康そうに見えるね」と日本の印象を語ったロバート。観光は浅草寺や銀座、秋葉原に行ったそうで、中でも特に気に入った場所が何と“100円ショップ”。「アイ・ラブ・100円ショップ! アメリカにも99セントショップがあるけど比べものにならない!!」だそう。

今回のイベントには6月25日に発売された“『スター・トレック ヴォイジャー』DVDコンプリートBOX シーズン1”の封入ハガキの応募者の中から、高倍率を勝ち抜いたファンが参加した。日本のファンを見たピカードは、「若いファンが多いということは『スター・トレック』の未来は明るいですね」と終始ご機嫌。

「私の日本語の吹替をしてくれた声優さんは私以上に早口ですね。他の国の言葉はそんなことはないんだけど。イタリア語なんてもっとゆっくりだよ」、「ドクターがコミュニケーターの使い方が判らないシーンは私の提案なんだ。ちょっとおバカさんに見えるかなと思って(笑)」と笑いを交えながら作品について話し、ドラマの中で歌った曲をアカペラで披露するなど、日本のファンとの交流を楽しんだ。

DVDは〈完全限定プレミアム・ボックス(¥24,990)〉〈コレクターズ・ボックス(¥18,690)〉の2種類で、10月22日にパラマウント・ホーム・エンターテインメントから発売される。

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Sep 03, 2004

『ヘルボーイ』キャスト来日記者会見

09022.jpg『ヘルボーイ』 10月1日~日比谷映画ほか全国東宝洋画系で公開


9月2日/パークハイアット東京
「肌が荒れないように十分なケアをしてもらったよ。キレイでしょ(笑)」(by ロン・パールマン)


アメコミ界の巨匠マイク・ミニューラの原作コミックを『ブレイド2』のギレルモ・デル・トロが監督し、スタイリッシュなビジュアルの中に斬新かつ独特なキャラクターを配した『ヘルボーイ』(10月1日~日比谷映画ほか全国東宝洋画系で公開)。 そののPRのため、心優しき魔界が生んだ救世主“ヘルボーイ”を演じたロン・パールマンと体から炎を出す“リズ・シャーマン”を演じたセルマ・ブレアが来日、記者会見を開いた。

「この役を演じるまでに7年かかりました。周りの人たちはこの役をヴィン・ディーゼルとか他の役者にやらせようとしたが、監督はどうしても私にやらせたかったんだ」と役について感慨深げに振り返るロン。それに対してセルマは、「彼以外がヘルボーイを演じるなんて考えられない。それに私はリズ・シャーマンの役を他の女優には絶対に取られたくないと思うわ」と熱っぽく語った。

原作にはないヘルボーイとリズのロマンスについては、「この映画でキーになるのはラブ・ストーリー。ヘルボーイとリズのストーリーだけじゃなく、父子の愛や他のキャラクターたちのラブ・ストーリーも重要なの」(セルマ)、「この映画で重要なのはセルマとのシーン。彼は普通になることを望んでいる。“もっとこの顔をなんとかできたら”って。リズとの出会いで心の内面を見つめ直すんだ。彼女の人生の中に同じ苦しみや同じ運命、同じ魂を見つけることによってね」。人類も魔界もやっぱり愛が必要!?

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『TUBU チューブ』キャスト特別上映会舞台挨拶

09021.jpg(左から)ペ・ドゥナ 、キム・ソックン


9月2日/イイノホール
「いい意味でこの“韓流”を続けていくには、良質でいい作品を作りつづけないといけないですね」(by キム・ソックン)

『シュリ』の製作チームの1人、ペク・ウナクの初監督作品『TUBU チューブ』(11月~東劇ほか全国〈地方は順次〉)がGTF 2004 TOKYO CINEMA SHOWで上映され、主演のキム・ソックンとペ・ドゥナが舞台挨拶を行った。本作は、ソウル市内を走る地下鉄を舞台に、復讐を誓うテロリストと愛を賭けてテロリストに立ち向かう刑事を描いたスペクタクル・アクションだ。

「アクションは経験があったのですが、“これほど大変なものはないだろう”と思えるぐらいこの作品は大変でした。普段から鍛えていたのですが、監督が今まで以上のものを求めていたので、難易度の高い技術を練習しました」と語ったのは、チャン刑事を演じたキム。

チャン刑事に思いを寄せる女スリのインギョンを演じたペは、「この作品に出るまでラブ・ストーリーに挑戦したことがありませんでした。それに今までインデペンデントが多く、これほど規模が大きい作品は初めて。アクションも初めてでした」と初めてづくしだったことを明かした。

ドラマや映画、舞台に大忙しの2人に“心構えの違いはあるのか?”と聞いてみると、「差はありません。でも仕事の進め方には違いがあると思います。どちらかというと演劇のスタイルが性に合っています。映画は細部までこだわらないといけないので、演技が難しいですね。 テレビは準備期間が少ないので凝縮してやっています」(キム)、「私も差はないと思います。ドラマは忙しいので、体力の限界に挑戦している感じですね。映画は家族のようなもので、私が仕事をしやすいようにスタッフが動いてくれるので居心地がいいです(笑)。演劇は舞台上ではスタッフの1人と実感します」(ペ)と語った。

2人とも、「ジャンルにこだわらず、まんべんなくやりたい」とはいうものの、帰国後、TVドラマの撮影が始まるキムは「思い出した瞬間、凄く気分が暗くなります(笑)。TVのスタイルは性に合わないかなと思う……でも、俳優という職業は大衆と共に生きていると思うので、やりたいものだけだと疎外される存在になると思う……」とちょっと不安げな表情を見せた。逆に、山下敦弘の『リンダ リンダ リンダ』(2005年~シネマライズほか全国(地方は順次)の撮影のために日本に滞在しているペは、「ブルーハーツのコピーバンドをやる高校生を描いた作品で、私は留学生を演じます。まだ日本語に馴染めていませんが、徐々に慣れていくと思います」と余裕の表情を見せた。若手韓国俳優の活躍に今後も注目だ。

2004 09 03 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

Sep 02, 2004

『妖怪大戦争』スタッフ&キャスト製作記者会見

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(左から)三池崇史、栗山千明、宮迫博之、神木隆之介、
菅原文太、高橋真唯、水木しげる

9月1日/角川大映スタジオ
「家には“嫁”という妖怪がいます(笑)」(by 宮迫 博之)


1人の少年がひょんなことから日本古来の妖怪たちと力を合わせ、人類の存亡をかけて怨霊軍団と戦う冒険ファンタジー作品『妖怪大戦争』(2005年夏~丸の内ピカデリー2ほか全国松竹・東急系で公開)の製作発表記者会見が開かれた。

本作は、水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきらが組んだプロデュース「」が企画した新生角川映画の大作第1弾。7月には鳥取、島根、隠岐でのロケを終え、現在は角川大映スタジオ内での撮影が進んでいる。監督は『ゼブラーマン』『着信アリ』等あらゆるジャンルで手腕を発揮する三池崇史。「観たことがないタイプの映画を創っています。妖怪たちのメッセージをこの映画に注ぎ込もうと思う」と意気込みを語った。

ちょっと弱虫な主人公・稲生タダシを演じるのは『SURVIVE STYLE 5+』(9月25日~ヴァージンシネマズ六本木ヒルズほか全国)『お父さんのバッグドロップ』(10月9日~渋谷シネ・アミューズほか全国)『ハウルの動く城』(11月20日~日比谷スカラ座1ほか全国東宝洋画系開)『インストール』(2005年お正月~全国)等、出演作が目白押しの天才子役・神木隆之介。彼のアクションも見どころの1つ。「吊るしたり、泳げないのに水に入ってもらったり。成長していくタダシをリアルに体験してもらった現場でした」と三池も満足そうだ。一方、タダシのおじいちゃん役を演じた菅原文太は「撮影は楽しいですが、ちょっとアクションがないので物足りないなぁ」と少々不満げ。更に、「今度は目玉のおやじをやりたい」だそう。それは鬼太郎がちょっとかわいそう!?

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Sep 01, 2004

『亡国のイージス』スタッフ&キャスト製作発表記者会見

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(左から)坂本順治、佐藤浩市、真田広之、寺尾聡
中井貴一、福井晴敏

8月31日/帝国ホテル
「ステキなヨン様を演じたい(笑)」(by 中井 貴一)


攻撃より防衛を目的とし、最新鋭防空システムを搭載したイージス護衛艦“いそかぜ”。その上で起こる脅威の事件を描いた福井晴敏の大ベストセラー小説『亡国のイージス』(2005年夏~丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系で全国)の映画化が決定。スタッフ&キャストが製作記者会見を開いた。

政府、防衛庁、警察、国際社会をも巻き込むダイナミックな展開、海上のイージス艦を舞台にしたアクション等、そのスケールの壮大さから「映像化は不可能」と言われていたが、防衛庁、海上自衛隊、航空自衛隊の全面協力を得て、遂に映像化が実現する。監督を務める坂本順治は「今まで見たこともないようなスケール感を感じていただけると思います」と見どころを語り、防衛庁情報局内事本部長・渥美を演じる佐藤浩市も「このスタッフとキャストで興奮しない俳優はバカだと思う。威風堂々邁進していきたい」と意気込みを語った。

また、役作りのために横須賀港所属のイージス艦を見学した先任伍長・仙石を演じる真田広之は「隊員の方たちと一緒にイチ押しのカレーライスを食べてきました。艦内を知り尽くしている人たちの動きが美しかったです。映画に活かせればと思います」と述べ、副長・宮津を演じる寺尾聡は「イージス艦を目の当たりして、考えさせられました。この男が日本をどう思い、行動するかを興味深く観てもらえるように演じたい」と語った。一方、海上訓練指導隊(FTG)・溝口3等海佐/ヨンファを演じる中井貴一は、「微妙な役なので、2つ名前がある理由は言わない方がいいですね。取材したところも言えません(笑)」と謎の発言。2005年の夏には『M―I:3』『スターウォーズ エピソード3』といったハリウッドの超大作も公開予定。対抗馬としてこの作品がどれだけ勝負できるか期待したい。

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『リンダ リンダ リンダ』スタッフ&キャスト製作発表記者会見

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(左上から) 甲本雄裕、三村恭代、湯川潮音、山下敦弘
(左下から) 香椎由宇、ペ・ドゥナ、前田亜季、関根史織

8月31日/ライブハウス 7th FLOOR
「実はまだ兄に言ってなんですよねぇ。いつ言おうかな~」(by 甲本 雅裕)

『どんてん生活』『ばかのハコ船』『リアリズムの宿』等、“脱力系作品”で話題を呼ぶ監督、山下敦弘。その最新作『リンダ リンダ リンダ』(2005年~シネマライズで公開〈地方は順次〉)の製作発表記者会見が開かれ、山下以下、ペ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織、三村恭代、湯川潮音、甲本雄裕ら出演者が出席した。

これまで“ダメ男”が主人公の作品が多かった山下。今回は一転、文化祭でブルーハーツのコピーバンドをやることになった女子高校生4人の奮闘劇を描く。注目は、『ほえる犬は噛まない』『子猫をお願い』等に出演している韓国の個性派女優ペ・ドゥナの出演。彼女が演じるのは韓国からの留学生ソン。

ドゥナの起用について山下は、「今まで韓国映画を観たことがなかったんですけど、『吠える犬は噛まない』を観た時にやられました。彼女の“いるだけでいい”という存在感が凄かった」からだそう。

また、山下と『吠える犬は噛まない』ポン・ジュノ監督の縁が巡りに巡って出演のきっかけにもなったようだ。ドゥナも「ポン・ジュノ監督から“日本に面白い監督がいる”という話は聞いていました。それで山下監督の全作品を観ました。全部好きですし、今回のシノプスも凄く面白かったので出演を決めました。歌は苦手なんですが監督を信じてついていきたいです」。また、“ブルーハーツは知っている?”との問いには、「今まで知らなかったので、友達と一緒にミュージックビデオ見たのですが、“凄いバンドなんだぁ”と思いました」。今回、国語教師役で出演の甲本雅裕はブルーハーツのボーカル、甲本ヒロトの実弟。「実は、まだ兄に言ってなんですよねぇ。いつ言おうかなぁ~」と会場を沸かした。9月7日クランクイン、10月3日クランクアップ予定。完成が待ち遠しい!!

2004 09 01 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック