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Mar 30, 2005
『ロング・エンゲージメント』キャスト&スタッフ来日記者会見
3月11日/パークハイアット東京
「アーティスティックの面で自由であることが重要だね」(by ジャン=ピエール・ジュネ)
世界中を幸せで包み込んだ『アメリ』から3年。あの監督&主演女優のコンビが帰って来た! 鬼才ジャン=ピエール・ジュネとオドレイ・トトゥが織り成す、愛と奇跡のミステリー『ロング・エンゲージメント』(公開中~丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系)。そのPRのため、ジュネと、トトゥの婚約者役を演じたギャスパー・ウリエル(写真の像はセザール賞のトロフィー)が来日し、記者会見を開いた。
セバスチャン・ジャプリゾが1991年に発表したミステリー小説「長い日曜日」に、「思春期の頃から第一次世界大戦に興味があったんだ。それに主人公の頑固さに共感した」という理由で魅了されたジュネ。それから10年以上もの間抱き続けた映画化の夢を遂に実現させた本作には、“フランスで、フランス語でフランス人のスタッフとキャストで撮る”というジュネの条件を飲んだ、原作の映画化権を持っていたワーナー・ブラザースが製作費の35%を出資した。「でも、バジェットの大きさは関係ないと思う。確かに今回はアメリカ配給で全世界に公開されると判っていたけど、何よりアーティスティックの面で自由であることが重要だね」。
映画化にあたっては注意した点は、「原作の手紙を多用する構成を映画に合うように脚色した。単なる本の映画化ではなく、オリジナルとは違うアプローチを目指したんだ」だそう。
一方、ウリエルに難しかった点を聞いてみると、「ラストシーンが難しかったですね。そのシーンは、まだキャラクターのキーがない最初に撮影したのでプレッシャーが大きかったです」。トトゥについては共演シーンは少ないものの、「パートナーに寛大。彼女には助けられた」と評価した。
理想のキャスト、幻想的な映像で綴られたこの作品だが、何より注目なのはジョディ・フォスターがワンポイントで出演していること。「彼女について聞かれても、最初は“似たフランス人”と答えていたんだけど(笑)」と前置きしてから、「出演のきっかけは彼女がフランスに来た時に“一緒に仕事ができたらいいね”って話していたんだ。最初はカメオ出演程度のつもりだったけど、結局、エロディ役をお願いしたんだ」とジュネ。その話にはまだ続きがあり、「そうそう、ジョディとは『アメリ』で使った“カフェ・ド・ムーラン”で会ったんだけどね。2人して店の前でタクシーを待っていたら、店の外観を撮っていたフランス人にどいてくれって言われたよ。僕たちには気づかなかったみたい(笑)。それに、2週間前にお茶しに行った時も日本人観光客が来ていたよ。彼女たちはクレーム・ブリュレをアメリのように食べていたんだ。その様子をじっと見ていたら、変な顔をされたけどね(笑)」のだそう。ヘンなフランス人に、カフェ・ド・ムーランでじーっと見られた覚えのある観光客の方! もしこの記事を読まれたら、ぜひ編集部までご連絡下さい!!
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『フェーチャン~ぼくの恋人』スタッフ&キャスト来日記者会見
3月2日/セルリアンタワー東急ホテル
「劇中のような遊びは今はしないわ。もっとハイテクな遊びをしているの」(by フォーカス・ジラクン)
監督6人、脚本家7人、映画会社3社、挿入曲20曲……という前代未聞のタイ映画『フェーンチャン~ぼくの恋人』(公開中~日比谷シャンテ シネほか全国〈地方は順次〉)。そのPRのため、6人の監督、コムグリット・ドゥリーウィモン(愛称〈以下同〉エス)、ウィッタヤー・トーンユーン(ボール)、ソンヨット・スックマークアナン(ヨン)、ニティワット・タラートーン(トン)、アディソーン・ドゥリーシリカセーム(ピン)、ウィッチャヤー・ゴージウ(ディアオ)とヒロインのフォーカス・ジラクン(ノイナー、写真下中央)、そして主人公を演じたチャーリム・タライラット(チャーリー、写真下一番左)、ガキ大将のチャルーモポン・ティカマポーンティラウォン(ジャック、写真下一番右)ら総勢9人が来日し、記者会見を開いた。
ボールが大学のホームページ上に投稿した短篇小説「初めての恋を、君に打ち明けたい」を基に、懐かしい初恋の思い出と友情を瑞々しく描いた本作の舞台は、郷愁漂う1980年代。その時代に、劇中のような少年時代を過ごした70年代生まれの監督たちにとっては特に思い出深い時代のはず。「でも、タイの国民のほとんどが、“80年代は懐かしい”と感じています。なぜなら、今のような競争社会ではなく、伸びやかなで幸せな時代だったからです」(ヨン)。ところが現代っ子にとってはそうでもないよう。「劇中のような遊びは今はしないわ。もっとハイテクな遊びをしているの」(ノイナー)。
この作品は、“子供が主人公の映画はヒットしない”というタイ映画界のジンクスを見事打ち破り、公開された2003年のタイ映画興行収入第1位に輝いた。背景には、現代っ子を巧みに配したキャスティングの妙があるのかもしれない。「子役に演技力を求めるのは難しいと思い、役と役者の性格がほぼ同じ子を探していました。ノイナーには6人が一目ボレ。彼女はリーダーシップと可愛らしさを併せ持っていますね。チャーリーが演じたジアップは、男の子のグループにも女の子のグループにも溶け込める子が理想でした。ジャックは撮影前から知っていたのだけど、文句なし、抜群の演技力だね」(ディアオ)。
子役たちはこの作品に出演してからドラマやCMに引っ張りだこだったそうが、3人とも将来俳優になるかどうかまだ判らないそうだ。特にノイナーは、「(この作品に出演したお陰で)お母さんにお家を買ってあげることができました。でも、将来は俳優になるかどうか判りません。不安定な職業だと思うから……」。
「大学を卒業して4年間離れていた6人だけど、この作品で再結集しました。僕たちの関係は今もこれからも変わらず親友です」(ヨン)。そんな6人が結集して、子供時代を思い出しながら創ったレモン味の本作、必見です!
5人の監督の直撃インタビューはコチラ!
5人のヒミツのアンケートはコチラ!
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Mar 29, 2005
残念ながら、新作にはノレなかった1週間……。
2005年第7週(2月12日~18日)
外の打ち合わせや“Pause DVD シアター”の立ち合いがあり、出たり入ったり。何となく落ち着かない1週間。それでも何とか、映画は5本を観ることができた。皮肉なことだけど映画を仕事にすると映画を観る本数は減っていく。ただただ本数を観たい人は仕事にしない方がいい。
DVDで『マンハッタン無宿』(1968、UPJ、ドン・シーゲル)と『紅の豚』(1992、BVH、宮崎 駿)。『マンハッタン無宿』は、後の『ダーティハリー』(1971、ドン・シーゲル)を予見した作品だけあって、小気味いい面白さ。『紅の豚』もやっぱり面白かった。こんなに宮崎が正直な作品は他にない。それにしても、製作&配給会社による大ヒットへの期待を背負わされた最近作にはない、伸び伸びとした画の楽しさが何と魅力的なことか。そういえば、フランス語吹替版のポルコ・ロッソの声、ジャン・レノは、想像以上にピッタリ。欧州が舞台の物語だから、当然と言えば当然か。
試写の3本はどれもあまりピンと来なかった。BV試写室で『ナショナル・トレジャー』(2004、BV、ジョン・タートルトーブ)。主演のニコラス・ケイジは頑張った。ただ、J・タートルトーブにアクション演出は不向きらしく、作品が弾けない。昔のロバート・ゼメキスやジョン・バダムならもっと上手に撮ったろう。
WB試写室で『ロング・エンゲージメント』(2004、WB、ジャン=ピエール・ジュネ)。世評は高いけどノレず。物語を構成する現在と過去の2つの空間が巧く連鎖反応していない。“『ゴッドファーザー』三部作(1972・1974・1990、フランシス・フォード・コッポラ)でのゴードン・ウィリスの色調を参考にした”というブリュノ・デルボネルの撮影は見事に2つの空間を表現していたが、J=P・ジュネの演出が弱いのだと思う。主演のオドレイ・トトゥも弱く、最初は“エ!?”って目を疑ったワンポイントのジョディ・フォスターの巧さと存在感(これだけでも一見の価値はアリ!)に負けているのも問題かもしれない。
映画美学校第二試写室で『オオカミの誘惑』(2004、シネカノン、キム・テギュン)。恋と喧嘩に明け暮れる青春を描いた、昔の日活青春映画に“泣かせ”をプラスした感じの、何とも可愛い韓流の小品。試みは今週の3作品中一番小さいけど、その分、キッチリまとまった。新作ではこれがイチオシ……かな。何だかんだといっては泣いている、フツー顔のヒロインが印象的、というか笑えた。こんなに泣きっぱなしのヒロイン、そういまい(笑)。
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Mar 23, 2005
『ZOO』スタッフ&キャスト舞台挨拶付完成披露試写会
2月24日/スペースFS汐留
「不思議な作品です。脳みそ緩めて観てくださいね」(by 鈴木 杏樹)
人気作家・乙一の同名短篇集を5人の監督が映画化した『ZOO』(3月19日~テアトル池袋ほか全国で公開〈地方は順次〉)。その完成披露試写会で5人の監督とキャストらが舞台挨拶を行い、作品について語った。
双子の姉妹が主人公のエピソード『カザリとヨーコ』では、最近多発している児童虐待をテーマにしている。「先日、新聞で“児童虐待の事件が2倍になった”という記事がありました。痛ましい事件が多い今、その点を見て欲しい」と監督・金田龍。双子の姉妹2役を演じた小林涼子(写真左から1番目)は、「一目でどっちがどっちか判るように演じるのが難しかった」と語った。
コンクリートの小さな四角形の部屋に閉じ込められた姉弟を描いた『SEVEN ROOMS』を監督した安達正軌は「感動できる作品にしたかった」と話し、心掛けた点は「“姉弟の雰囲気が出せればいいな”と思った」そう。姉弟を演じた2人に大変だったところを聞いてみると、「私は末っ子なので、弟役の健太君との雰囲気が難しかったです。密室でいろんな質問をしあって雰囲気を出しました」(市川由衣、写真左から2番目の上)、「お姉ちゃんがいる感じが判って嬉しかったです」(須賀健太、写真左から2番目の下)と話した。
フルCGで描かれた『陽だまりの詩』でモーションキャプチャーに挑戦した鈴木かすみ(写真左から5番目)は、「自分の動きがそのまま再現できるので感動しました」と撮影時を振り返った。松本大洋原作の「ナンバーファイブ」をCGアニメ化した作品等、クオリティの高い作品創りで定評のある監督・水崎淳平は今回の作品について、「乙一さんの本は場面が想像しやすい。この短篇のテーマが“命あるものの定め”という重いテーマだったので普通のアニメーションではなく、リアリティあるモーションキャプチャーにしました。共感できる女の子を描けたと思います」と話した。
“両親の不在”をテーマにした『SO-far そ・ふぁー』には、天才子役として人気の神木隆之介(写真左から3番目)が出演している。「杏樹さんは“コプエル”という人形をくれたり、優しいお母さんでした」と、母親役の鈴木杏樹(写真左から4番目)とは現場でも仲が良かったそう。鈴木も「親子役だけど……恋人役? なんちゃって(笑)。隆之介とは公私共に遊びに行ったりしたんです」と撮影時のエピソードを語った。ちなみに作品については、「不思議な作品です。脳みそ緩めて観てくださいね」。それを受けて監督の小宮雅哲は、「僕のボーとした感じが映画に出たのかもしれません(笑)」と会場を沸かし、作品については「両親がいない子供の気持ちを描きました」と話した。
廃園になった動物園が舞台の『ZOO』に出演した村上淳(写真左から3番目の上)は、監督・安藤尋とは今回が5回目の仕事。「監督は前作よりも上手くないとOKをくれないんです」と、演技のハードルは高かったようだ。しかしその結果、満足できる作品に仕上がり、監督も「村上淳を観て下さい(笑)!」とPR。「原作からインスパイアされた感じを映画にしました。原作とは違う肌触りです」(安藤)と話した。
5人の監督、それぞれの世界観が描かれた本作は、乙一ファンもそうじゃない人も楽しめる1本だ。
2005 03 23 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
静かに語る映像が圧倒的に美しい『エレニの旅』に感動
2005年第6週(2月5日~11日)
新田恵利さんのラジオに月イチのレギュラー・ゲスト出演した以外、特別に書くことのない平穏な1週間。
映画、今週は5本。DVD(PHE)で『突撃隊』(1962、ドン・シーゲル)、同じくDVD(エプコット)で『パリ空港の人々』(1993、フィリップ・リオレ)。この2本は久しぶり。『突撃隊』のD・シーゲルはコンパクトだけどやっぱり巧い。この作品のスティーヴ・マックイーン、いいんだよねー。『パリ空港の人々』もコンパクトだけど、『ターミナル』(2004、スティーブン・スピルバーグ)の後で観ると拡がりのなさが気になって仕方ない(この2本、元ネタが一緒)。
劇場で1本。チケットを貰ったので試写をパスした『オーシャンズ12』(2004、WB、スティーブン・ソダーバーグ)を池袋東急で。単純に面白くなかった。前作も大したことはなかったけどこれよりはいい。『ボーン・スプレマシー』(2004、ポール・グリーングラス)のキャラクターとの落差がおかしいマット・デイモンと、いい女優になったキャサリン=ゼタ・ジョーンズの魅力は捨て難いけど。S・ソダーバーグ、悪戯小僧なジョージ・クルーニーとブラッド・ピットの“悪ふざけチック”なこのシリーズからは手を引いた方がいい。試写で2本。メディアボックス試写室で観た『ハウス・オブ・ザ・デッド』(2003、日活、ウーヴェ・ボル)には困った。“もしかしたら面白いかなぁ……”なんてヘタな色気を出したのが失敗。ゲーム画面を使うなんて、やっちゃダメでしょ……。やっぱりゲームの映画化は難しい。
そしてもう1本が今週のイチオシ(『突撃隊』も、未見の方にはオススメ)。東宝第一試写室で『エレニの旅』(2004、フランス映画社、テオ・アンゲロプロス)。ギリシャの歴史を見つめ、そこから世界をも見つめていったT・アンゲロプロスの、“戦争の世紀”20世紀の総括への挑戦がいよいよ始まった。1919年、孤児エレニの激動の運命の幕開けと共に始まるその物語は三部作として構想され、「現代で終わる」という。T・アンゲロプロスの、歴史を見つめる旅。その完結を楽しみに待ちたい。それにしても、デジタルを排除してアナログに徹したことで生まれた映像の美しさは圧倒的だった(洪水で村が水没するシーンにもCGを使っていないなんて!!)。1カット1カット、時がゆったりと流れていく……密度の濃い、静かに語るその映像は、デジタルの氾濫とテンポの速い編集が普通になった現在、改めて映画=映像が本来持っている力を思い出させてくれる。T・アンゲロプロスの作品はいつでもそうだけど。
2005 03 23 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Mar 22, 2005
『香港国際警察/NEW POLICE STORY』が面白い!
2005年第5週(1月29日~2月4日)
先週、呑み過ぎた。そして今週も、呑み過ぎた……かも。以前、よく(ほぼ毎晩!?)通った居酒屋で仲良くなった店員さんたちと呑んだら昔話に花が咲き、ついついサクサクと……。“酒の肴”に“昔話”(“映画話”もね)というのは、どうもヘタな料理よりずっとお酒が進むようです(笑)。

映画、今週は4本。イチオシは新宿プラザの『ターミナル』
(2004、UIP、スティーブン・スピルバーグ)。とはいえ、試写も含めて3回目だし、取り敢えず書くことは書いたので別格扱いに。スピルバーグにしては小品だけど、巧さ抜群、3回目もやっぱりラストは泣けたし、本当に心温まる良い作品でした。次点は、東宝東和試写室の『香港国際警察/NEW POLICE STORY』(2004、東宝東和、ベニー・チャン)。『ポリス・ストーリー 香港国際警察』(1985、ジャッキー・チェン)で始まった“警察故事”シリーズ、第5作。このシリーズは監督としても役者としても、今でもJ・チェンの代表作に位置づけられる面白さ。今回、さすがに身体的衰えを感じたけど、“51歳”を思えば驚異的。かつて『新ポリス・ストーリー』(1993、カーク・ウォン)ではもう一息上手くいかなかった、“刑事アクションにダークなテイストを持ち込む試み”にも成功。J・チェンは今回、齢相応のアクションと物語の融合を発見して、久しぶりにスッキリ楽しませてくれました。ダークな前半から痛快かつ爽快なラストまで一気に見せるB・チャンの演出も見事。
ギャガ試写室(黒)で『ビヨンド the シー~夢見るように歌えば~』(2004、ギャガGシネマ、ケヴィン・スペイシー)。K・スペイシーが渾身の演出&演技で、夭折した歌手で俳優のボビー・ダーリンの生涯を映画化。気持ちは判るし、『Ray/レイ』とは違い口パクではないK・スペイシーは驚異的。だけど気になったのは時制を崩した構成。それがどうにも流れをギクシャクさせる。クリント・イーストウッドがチャーリー・パーカーを描いた『バード』(1988)は本当に巧かった。真っすぐ撮れば良かったのに。UIP試写室の『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(2004、UIP、ビーバン・ギドロン)。これはダメだった。前作はかなり好きだったのに、これはどうしたことだろう。ポジティブが魅力のヒロインが妙にネガティブというかスネ娘になったからか? それとも、ヒロインがあざといぐらいにウエイト増だからか? はたまた“突然、『ブロークダウン・パレス』(1999、ジョナサン・カプラン)”なせいか? オチも“う~ん”な感じで、残念!
2005 03 22 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Mar 18, 2005
『フェーンチャン ぼくの恋人』ヒミツのアンケート公開!
誰もが心の奥深くに秘めている初恋の思い出。そんな懐かしい思い出を素朴に描いた『フェーンチャン ぼくの恋人』(3月19日~日比谷シャンテ シネほか全国〈地方は順次〉公開)を監督した5人(コムグリット・ドゥリーウィモンは急用があったため帰国)にパウゼだけの特別アンケートに答えてもらいました!!
※お名前は愛称で明記しました。
※5人の監督インタビューはコチラ!
《質問内容》
1、影響を受けた映画はなんですか?
2、影響を受けた監督は誰ですか?
3、好きなタイ映画と外国映画を教えてください。
4、映画を創っているときに、行き詰まったら誰に相談しますか?
5、映画業界の中でライバルは誰ですか?
6、インスピレーションを感じるものはなんですか?
7、タイの映画好きが集まる場所はどこですか?
8、今、興味があることはなんですか?
9、あなたのヒーロー、もしくはヒロインは誰ですか?
10、小さい頃はどんな子供でしたか?
11、学生時代の得意な学科はなんですか?
12、好きな言葉はなんですか?
13、休日は何をしていますか?
14、タイでオススメの場所はどこですか?
★ボール★
1、○タイ映画/『チャルイ』
○外国映画/『アメリ』『あの頃ペニー・レインと』
2、○タイ/アンクル、
○外国/北野武、ティム・バートン、ジャン・ピエール・ジュネ
ジュゼッペ・トルナトーレ、
3、『アメリ』『チャルイ』『あの頃ペニー・レインと』
4、チラ・マリクン(本作のプロデューサー)
5、自分の最新作は常に過去の作品に勝らないといけない
6、人の生き様を見つめること、読者する
7、ラーン・ウェン(ウィークエンドマーケットにある珍しい映画のDVDを売るお店)
8、年配の人たちの人生
9、チラ・マリクン、東南アジア文学賞作家のチャート・コープチッティ
10、友達がいっぱいいて、いたずらっこ。でも成績は優秀
11、算数、国語
12、“はるかな夢を……そしてそれを叶えよう”
13、読書、映画観賞
14、チャトゥチャック公園のウィークエンドマーケット、タイ映画の見られる映画館
★ヨン★
1、『あの頃ペニー・レインと』『イン・アメリカ』
2、○タイ/チラ・マリクン(本作のプロデューサー)
バンディット・リッタコン
○外国/岩井俊二、キャメロン・クロウ
チャン・イーモウ、北野武、黒沢清
3、○タイ映画/『蝶と花』『o-negative』
『メコン・フルムーン・パーティー』
○外国映画/『あの頃ペニー・レインと』
『イン・アメリカ』『初恋のきた道』
○日本映画/『菊次郎の夏』『誰も知らない』
『ラブ・レター』
4、チラ・マリクン
5、自分自身
6、日本映画
7、リド(映画館)
9、チラ・マリクン
10、友達の多い子供
11、算数
12、“大きな夢を持ってそれを成し遂げろ”
13、映画観賞、音楽鑑賞、寝ること、海に遊びに行くこと
14、チャトゥチャック公園のウィークエンドマーケット、サムイ島
★トン★
1、『ニューシネマパラダイス』
2、チラ・マリクン(本作のプロデューサー)
3、○タイ映画/『チャルイ』
○外国映画/『ニューシネマパラダイス』
『ホーホケキョ となりの山田くん』
4、本作の他の監督5人とチラ・マリクン
5、いません
6、日常生活
7、ハウス(タイのアート系映画館)
リド(サイアムスクエアにある映画館)
8、クラシックミュージック
9、チラ・マリクン
10、知りたがり屋
11、体育・美術
12、“信じることを行え、(自分が)行ったことを信じろ”
13、映画観賞、休息、テレビ、お酒を飲むこと
14、カオサン通り、チャトゥチャック公園のウィークエンドマーケット、チャオプラヤー河沿い、ホアヒン
★ピン★
1、80年代のホンコンTVドラマ、日本のアニメ、チャウ・シンチー作品
2、○タイ/チラ・マリクン(本作のプロデューサー)
○外国/ロバート・ゼメキス、チャウ・シンチー
3、○タイ映画/『メコン・フルムーン・パーティー』
○外国映画/『フォレストガンプ』、チャウ・シンチー全作品
4、友達、先生、特にチラ・マリクン。
両親や兄弟に映画のことを相談したことはない。
5、自分自身(たいてい自分自身に負けています)
6、映画と一般の人々。ふつうの人の生活を観察するのが好きです。
7、いろんな場所があります。特に映画のプレス試写会の時に人が集まります。
8、コミュニケーション心理学
9、チャウ・シンチーとエリック・カントナ(フランス出身のサッカー選手)
10、陽気で礼儀正しくていい子。自分の世界を持っていてよく一人で部屋にいた。
11、国語と体育、でも美術が一番得意だった
12、特にないけど、仏教の教えに従っています。
13、映画を見たり、サッカーをする
14、チェンマイは気候もいいし、料理も美味しいし、街もきれい。
★ディアオ★
1、『素晴らしき哉、人生!』
2、チラ・マリクン(本作のプロデューサー)
3、○タイ映画/『メコン・フムルーン・パーティー』
○外国映画/『ファレストガンプ』『エターナル・サンシャイン』
4、本作の5人の監督とチラ・マリクン
5、自分自身
6、チラ・マリクン
7、ハウス(タイのアート系映画館)
8、ジャズ音楽
9、母と父
10、おしゃべりで好奇心旺盛な子供
11、国語
12、“愛が公平でないのなら、その愛を少しだけ多く私に下さい”
13、映画観賞とショッピング
14、チャトゥチャック公園のウィークエンドマーケット、カオサン通り、王宮
急用のため帰国したエスさん
以上、5人の回答でした。今度タイに旅行に行く際は、5人中4人が薦めてくれた、チャトゥチャック公園のウィークエンドマーケットにぜひ行ってみたいですね。
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『オオカミの誘惑』キャスト舞台挨拶付試写会
3月7日/文京シビックホール
「お酒と釣りが好きです」(by チョン・ハンソン)
韓国で300万アクセス突破の爆発的人気を呼んだインターネット青春恋愛小説を映画化した『オオカミの誘惑』(3月19日~シネカノン有楽町ほか全国)。1月に来日した主演のカン・ドンウォンに続き、そのライバルのパン・ヘウォンを演じたチョン・ハンソン(写真向かって左)とヒロインのチョン・ハンギョンを演じたイ・チョンア(写真向かって右)が来日し、試写会で舞台挨拶に立った。
のっけから「僕とチョンアのキスシーンが見どころ」とファンが卒倒するような挨拶をしたハンソンは、「楽しみながら撮影しました。見逃さないでね」とトドメ。端正な顔立ちにモデル体型の彼の一言一言に、来場者たちは「キャー!」「はぁ~」と一喜一憂。それを受けチョンアは、ちょっと緊張した面持ちで「(キスシーンは)最初は緊張しましたけど、だんだん度胸が座りました」。
韓国でもドンウォン派とハンソン派に分かれて盛り上がるほど大人気の2人に愛されるヒロインを演じたチョンア。この作品に出演して韓国中の女性を敵に回したかと思えば、意外にもそうではなかったそうだ。「この作品に出る前は普通の女の子でした。でも韓国で公開されてからは、彼らの手を握った私の手を触りにくる人たちが増えました」。
「日本の人からたくさん憎まれれば嬉しいです」と笑顔で挨拶した彼女に一言――“夜道は気をつけた方がいいかと思います、多分……by K.”。
2005 03 18 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
『荒野のストレンジャー』を観たら……
2005年第4週(1月22日~28日)
大学時代の映画ゼミの友人3人を自宅に招き、昼間から酒盛り。調子になって呑み過ぎたせいか、体調が良くない。どうもお酒に関しては学習能力がないようだ(苦笑)。そのせいか、あまり映画も観られなかった。反省(←これも何回したことか……)。観たのは、DVD(UPJ)で『荒野のストレンジャー』(1972、クリント・イーストウッド)、松竹試写室で『レーシング・ストライプス』(2005、松竹=ギャガ=ヒューマックス、フレデリック・デュショー)の2本。
『荒野のストレンジャー』は、イーストウッドの監督第2作目にして初の西部劇(デビュー作は1971年に発表した上質のサイコ・サスペンス『恐怖のメロディ』)だけど、その完成度はやはり極めて高かった。今回、改めて確認。過去の西部劇をしっかり汲んだ上で創造された、新たな物語とヒーロー。その世界観とキャラクターは後にイーストウッド自身の手によって『ペイルライダー』(1985)で変奏され、より完成されたものとなった。続けて『ペイルライダー』が観たくなったけど、時間がないので断念。また今度にしよう……。
『レーシング・ストライプス』は、“シマウマの子供がウマのダービー・レースを目指す”という設定以外は、“可もなく不可もなく”なサクセス・ストーリー。多分、『ベイブ』(1995、クリス・ヌーナン)と比べられるだろうけど、ちょっ不利だなぁ……。売りになっている動物たちの物語が、妙な人間臭さで弱いのだ。反面、シマウマを保護した父娘の、妻/母親の死を乗り越え絆を取り戻す物語が、定番と言えば定番だが爽やかな余韻を残し好感が持てた。シマウマを競走馬へと導く老ポニーの声を担当したダスティン・ホフマンがさすがの貫録。
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Mar 16, 2005
『Shall we Dance? シャル・ウイ・ダンス』試写会プレゼント!
ふと、心の空白を感じたら……恋と人生の物語
《『Shall we Dance? シャル・ウイ・ダンス』》公開!!
周防正行監督の大ヒット作『Shall we ダンス?』をハリウッドがリメイクした『Shall we Dance?』(4月23日〜日劇3ほか全国東宝洋画系)が、いよいよ日本公開。満ち足りた生活の中、ふと感じる心の空白を埋めるため社交ダンス教室へ通い始めた弁護士ジョン(R・ギア)。その心の変化を見つめた本作は、“今まで当たり前と思っていたことが実は大切なことだった”と気づかせてくれるハートウォーミングな作品です。今回その《特別試写会》に5組10名様をご招待。提供:ギャガ・コミュニケーションズ
『Shall we Dance? シャル・ウイ・ダンス』
監督:ピーター・チェルソム
CAST:リチャード・ギア/ジェニファー・ロペス/スーザン・サランドン
上映時間:106分
<試写会詳細>
日時:4月19日(火) 18:00開場/18:30開映
場所:有楽町朝日ホール
人数:5組10名様
<応募方法>ご希望の商品名とお名前、ご住所、最近観た映画もしくは当サイトの感想などをお書き添えの上、hensyu@cine-pause.comまでメールをお送りください。
応募締め切り
2005年4月11日到着分まで
※当選者発表は発送をもって代えさせていただきます。
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Mar 15, 2005
《にっぽん60年代 巨匠たちの原点》英語字幕付上映会開催
もちろん日本人も楽しめる!
《にっぽん60年代 巨匠たちの原点》英語字幕付日本映画上映会開催!!
日本文化紹介活動の1つとして、日本映画に外国語字幕を付けて海外上映に提供している国際交流基金。日本在住外国人に日本映画を楽しんでもらうために始めた“英語字幕付日本映画上映会”が、今年第2回を迎えた。今回は、日本社会が変貌を遂げた1960年代に焦点を当て、巨匠たちの作品7作品(『日本春歌考』/大島渚、『なつかしい風来坊』/山田洋次、『日本脱出』/吉田喜重、『乾いた湖』/篠田正浩、『太平洋ひとりぼっち』/市川崑、『にっぽん昆虫記』/今村昌平、『東京流れ者』/鈴木清順)を上映。日本人にとっても普段スクリーンで観る機会の少ない作品ばかりなので、この機会にぜひ。英語字幕付なので、新鮮な気持ちで作品を楽しめる貴重な上映会です。
〈詳細〉
場所:赤坂・国際交流基金フォーラム
開催期間:3月25日~27日
2005 03 15 [シネマニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
『アビエイター』《特製ネック・ストラップ》をプレゼント!
L・ディカプリオ&M・スコッセッシが放つ渾身の傑作《『アビエイター』》、いよいよ日本公開!!

ハリウッド黄金期に銀幕と大空に全情熱を捧げた大富豪ハワード・ヒューズ。その生涯に魅了されたレオナルド・ディカプリオが巨匠マーティン・スコセッシと放つ渾身の傑作『アビエイター』(3月26日~丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系)がいよいよ日本公開。自ら製作総指揮も買って出たディカプリオの迫真の演技は必見。この公開記念の《特製ネック・ストラップ》を10名様に! 提供:松竹
<応募方法>
ご希望の商品名とお名前、ご住所、最近観た映画もしくは当サイトの感想などをお書き添えの上、hensyu@cine-pause.comまでメールをお送りください。
応募締め切り
2005年4月3日到着分まで
※当選者発表は発送をもって代えさせていただきます。
2005 03 15 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
単純?
インタビューの写真は基本的に編集部で撮っている。取材場所はほとんどがホテルの室内が多く、必然的に写真で他の媒体と差別化を図るのは難しい。そういう場合は、ごくたまにだが、バスルームで撮影したりする。
先日インタビューした『わが家の犬は世界一』(GW~新宿武蔵野館にて公開<地方は順次>)のルー・シュエチャン監督に取材したときも割と普通の部屋だったので、「今日はバスルームで撮影かな」と思い監督にお願いしてみたところ、「え~、なんで?どうしてバスルーム撮影しようと思ったの?」と不思議がりながらも、「今まで言われたことないよ。面白いね。いいよ、いいよ」と二つ返事で了解してくれた。(ライターN氏の話によると某映画雑誌はよくバスルームで撮影するようです。でも女優とかスターだけなんですって!ちょっと不公平?)
バスタブ(もちろんお湯なし)に入ってもらいながら撮影開始。途中、悪ノリし始めた監督が「タオルを掛けようよ」と自ら肩にタオルをかける爆笑場面もあったが、なんとか無事終了。取材場所から帰る間際、「出来上がったら、メールで送ってね~」といわれたので、先日送っておいたのだが、今日監督から返事があり、「Very Good」とお礼の返事をもらった(えぇ、お世辞だとわかってますとも!)。
ちょっと幸せな日でした・・・。ちなみにこの作品、面白いです。主人公のお父さんが哀しいけど、可笑しいんです、日本によくいる中年のお父さんみたいで!
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Mar 14, 2005
『失われた龍の系譜』スタッフ来日記者会見
1月27日/渋谷エクセルホテル東急
「ジャッキーのお母さんは中国ではよく見られる母親像。波瀾万丈で、自分の人生を家族のために捧げた人です」(by メイベル・チャン)
世界を舞台に活躍するジャッキー・チェン。彼は映画製作や出演だけではなく、ボランティアやチャリティー、香港映画界の若手育成など、社会的な活動も精力的に行っていることでも知られている。今や誰もが認めるスーパースターとなったそんなJ・チェンの、知られざる過去に焦点を当てたドキュメンタリー『失われた龍の系譜~トレース・オブ・ドラゴン』(公開中~新宿武蔵野館〈モーニング&レイト〉ほか全国〈地方は順次〉)を監督したメイベル・チャン(写真左)と製作総指揮のアレックス・ロウ(写真右)が来日し、記者会見を開いた。
作品の中で、ジャッキーの父チェン・ジーピンの本名は、ファン・ダオロン。“母チェン・ユエロンとは再婚同士でお互いに子供が2人いる(つまりジャッキーには異母兄弟が4人いる)”こと。“その子供たちを中国に残してきている”こと。更に、“ジャッキーの父が国民党工作員だった”ことや、“母がかつて家族を養うためにアヘンを売っていた”ことなど、激動の20世紀を生き抜いた一家=ある中国人家族の衝撃の事実が、次々と明かされていく。
「ジャッキーは休日ができると友人を誘ってよく旅行に出掛けるのですが、2000年の旧正月に“オーストラリアにいるお母さんの具合が悪くなったのをきっかけに、お父さんが家族の真実を語るというんだ。一緒に来ないか?”と誘われたのがきっかけでした」と、作品製作のきっかけを語ったアレックスは続けて、「この作品は近年の中国の家族の苦難を描いています」とも語った。
しかし、“真実を語ろう”と自ら言った父親もすぐに事実を語ったわけではなかった。「すぐに私たちを追い出そうとしましたし(笑)、最初は怖いオヤジだと思いました。でも心は優しい方だと思います。毎日毎日ウィスキーを呑んで歌を唄い、ダンスも上手に踊ります。いろいろな話をしてもらうためにそれにつき合い、生活を共にしました」と撮影時のエピソードを語ったメイベル。彼女は『宗家の三姉妹』で近代中国史を描いた経験があったが、やはりドキュメンタリーという点での難しさはあったようだ。「ドキュメンタリーというのは劇映画より難しい。劇映画は監督がコントロールできますけど、ドキュメンタリーは題材の対象を中心にいろいろ考えなければいい話は聞き出せません。工夫をしなければいけないと思いました」。
「ジャッキーは最初、“プライベート・フィルムようなものを撮りたい”と思っていたようで、深く考えてなかったと思います」とアレックスが語るように、当初は病気のお母さんに捧げるために撮られた作品。ところが、「ベルリン国際映画祭のドキュメンタリー部門で上映されたのをきっかけに、ジャッキーは作品としての面白さに気づきました。でも作品に出た親族は“昔のことは振り返りたくない”と戸惑い“公開するならアジアから遠く離れた国だけに”と言いました。ジャッキーもこの作品でお金を儲けようと思っていませんでしたし、これをきっかけに自分の家族をより大事にするようになりました。彼は家族が静かに暮らせることを望んでいます」(アレックス)と親族の意見が尊重され、アジアでの公開は日本だけ。「でも、撮影フィルムは5時間以上あるので、続篇も考えられます」(アレックス)と、時期を見て新たな作品を製作する可能性もあるようだ。
しかも、お父さんのドラマティックな人生を映画化するという企画もあるようで、「今、映画化の企画が進行中です。でも中国の微妙な問題もあるので、どういう形で撮影していくか考えています」(アレックス)。メイベルも続けて、「お父さん役にピッタリな人がいるかどうか……。若い時のお父さんは二枚目でカンフーもダンスもできたので、きっと時代が違えばスターになっていたかも(笑)」。
残念ながらジャッキーのお母さんは、映画の完成を待たず2002年に亡くなってしまったそうだが、「ジャッキーのお母さんは中国ではよく見られる母親像。波瀾万丈で、自分の人生を家族のために捧げた人です」とメイベルが言うように、激動の時代を過ごした彼女の姿が、改めて歴史の重さや母親の在り方をも考えさせるこの作品は必見です!
2005 03 14 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
ようやくエンジンがかかった感じだ……
2005年第3週(1月15日~21日)
ラジオのレギュラー・ゲスト(新田恵利さんの番組に月イチで出演)や久しぶりの取材立ち合い(2004年度Pauseベスト10を取っ掛かりにして2004年映画界を振り返る配給会社宣伝部員座談会)もあり、何だか慌ただしい1週間。映画は、DVD(WHV)で『デーヴ』(1993、アイヴァン・ライトマン)、UIP試写室で『Ray/レイ』(2004、UIP、テイラー・ハックフォード)、新宿ミラノ座(完成披露試写)で『アビエイター』(2004、松竹=ヘラルド、マーティン・スコセッシ)、松竹試写室で『Uボート 最後の決断』(2003、エスピーオー、トニー・ジグリオ)を観た。出遅れた2005年にようやくエンジンがかかった感じ。
『デーヴ』は廉価版が出たので購入。一人二役をこなした主演のケヴィン・クラインに負うところが大きいとは思うけど、やはりこれはI・ライトマンの最高傑作。『Ray/レイ』は何と言っても、“乗り移られた”かのような演技を見せた主演のジェイミー・フォックス(所謂“口パク”なので、“自分で歌った”と誤解している人を含め、世評は持ち上げ過ぎだとは思うけど。とはいえ巧いのは事実)。T・ハックフォードの演出は(いつも通り、普通に)手堅いけど、フォックス以上の驚きや感動はない。良い作品だとは思うけど、ハックフォードの演出的にはもっと優れた作品があった。『バード』(1988、クリント・イーストウッド)の凄さを改めて実感。『Uボート 最後の決断』は、他作品のフッテージの使い方も含め、昔懐かしい香りのする潜水艦映画の快作。こういう“良く出来た”B級作品も大切だ。
“今週の一番”は、早くも“2005年度ベスト10”候補となる圧倒的素晴らしさの『アビエイター』。映画と飛行機に財産と人生の全てを注ぎ込んだ大富豪ハワード・ヒューズのパッションが、M・スコセッシのパワフルな演出とレオナルド・ディカプリオの憑かれたような演技によってスクリーンに溢れ出す。特に後半、ヒューズが飛行機事故を起こして以降、放たれるエネルギーは尋常ではない。サブ・キャストのケイト・ブランシェット、アラン・アルダ、(舌を巻く巧さの)アレック・ボールドウィンの演技やスタッフ・ワークも見事。1人の男の半生を描き切り、まさに圧巻の2時間49分。ところ、ケイト・ベッキンセールが問題。デビューした時は良かったのに、以降どんどん悪くなる。今回は“エヴァ・ガードナー”を演じたわけだけど、(巧過ぎる)C・ブランシェットの“キャサリン・ヘップバーン”を脇に置いたとしても、キツかった。“タマに傷”、か……。
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Mar 11, 2005
『香港国際警察/NEW POLICE STORY』キャスト来日記者会見
2月24日/東京全日空ホテル
「(パワーの秘訣は)トレーニング! トレーニング! トレーニング!」(by ジャッキー・チェン)
体当たりのアクションで世界中のファンを魅了する、香港きっての国際スター、ジャッキー・チェン。今も最前線を走り続ける彼が、アクションシーンに満足できなかったハリウッドを飛び出し、香港に帰還。その代表作『ポリス・ストーリー 香港国際警察』をパワーアップさせ、ファンの元に帰った来た!! シリーズ第5弾となるその名は、『香港国際警察/NEW POLICE STORY』(公開中~有楽町スバル座ほか全国東宝洋画系)。その公開に先駆け、ジャッキー(写真一番上左から2番目)、ニコラス・ツェー(写真一番上左から3番目)、ダニエル・ウー(写真一番上左から1番目)が来日し、記者会見を開いた。
本作では、ジャッキーのハードなアクションはもちろんのこと、次世代を担うアジアの若手俳優が多く出演していることにも注目が集まっている。「僕は今までたくさんチャンスをもらったから、次は若い人たちにチャンスをあげたいと思っていたんだ。ニコラスは香港の映画人たちが絶賛する人物だし、ダニエルは努力家。彼は(米国出身のため)広東語と北京語を一から学ばなければならなかったから凄く大変だったと思うよ。それに『80デイズ』で共演した時から、彼にチャンスをあげたいとずっと思っていたんだ」と語ったジャッキーは、「この作品に出ている若手俳優たちは向上心がある、努力家の人を選んでいるよ」と彼らに大きな期待を寄せているようだ。
そんなジャッキーを「普段の仕草や映画に対する取り組み方など、演技や役者というより良い人間としての姿を学びました」と尊敬するニコラスとダニエルは、大スターとの共演に「大きなプレッシャーを感じた」そうだ。特にジャッキーの相棒役に抜擢されたニコラスは、そのプレッシャーやアクションシーンの恐怖を克服するため、あるアドバイスを思い出しながら撮影に望んだとか。「4年前に撮影した『ジェネックス・コップ』の時にジャッキーから言われた“今日の君は過去の僕、今日の僕は未来の君”というアドバイスを思い出しながら撮影に励みました(笑)」。それを聞いたジャッキーはすかさず、「そう言えば新人を騙せるかなと思った(笑)。これを思いついた時、自分で“頭いいな”と思ったよ(爆笑)。この映画の評価が良くなければ、新人たちは育たないし、もし、売れれば育つからね」と満面の笑みで会場を沸かした。
ちなみに、世界を股にかけて活躍するジャッキーの今後の予定は、「アジアが共同で手掛けるTVドラマを計画中。それにアメリカでもアクション映画の予定が10本ぐらいあるんだ。それとまだ詳しくは言えないけど、日本の会社と一緒に新宿を舞台にした映画の企画も進めているんだ。新宿での撮影は難しいからセットを組もうと思っているんよ。少しずつアジアの会社と協力して映画を創っていきたいね」。更に、「目標はジャッキー!」と言う『マッハ!』の主演トニー・ジャーとの映画も企画進行中だという。「この間彼の作品を観たよ。僕の若い頃に似ていると思ったね。こちらも少しづつ企画は進んでいるよ」。「僕には時間がないのよ!」と相変わらずの多忙ぶりのジャッキー。
「皆さんの応援があればポリス・ストーリーをパート20ぐらいまで撮れます!パート20になると僕なんかはまったく動かずに、椅子に座っているだけで、“GO!”と言うだけ!」って、ジャッキー、そんなこと言わず、これからもまだまだ私たちを楽しませてね!
2005 03 11 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
“一年の計は元旦にあり”と言うけれど……〈Part.2〉
2005年第2週(1月8日~14日)
ここ何年か、1年の最初に観る映画は、劇場にしろパッケージにしろ、“スティーブン・スピルバーグ作品”と決め、実行してきた。ジャン=リュック・ゴダールと共に“映画の最前線”を走る彼の作品を最初に観ることで、気分的にスッキリするというか、1年が気持ち良く明けていく気がして……まぁ、“験担ぎ”みたいなものです。
ところが、である。何を思ったかこともあろうに、いきなりDVD(PHE)で『ビバリーヒルズ・コップ2』(1987、トニー・スコット)を観てしまった。T・スコットは好きだけど、これはその作品中でも一、二を争うぐらい面白くない。“一番ダメな”というか、“資質の誤解の要因”となった時期の作品だ。判っていたはずなのに……“魔が差した”としか言いようがない。今年1年大丈夫だろうか……。今週はその他、DVD(FHE)で『25年目のキス』(1999、ラジャ・ゴズネル)、ギャガ試写室(黒)で『きみに読む物語』(2004、ギャガ=ヒューマックス、ニック・カサヴェテス)、UIP試写室で『ボーン・スプレマシー』(2004、UIP、ポール・グリーングラス)を観た。
ザラつく肌触りの、臨場感を強く意識した映像と、再びキレのあるアクション&演技を見せたマット・デイモンが印象深い『ボーン・スプレマシー』は、それなりに面白かった。P・グリーングラスは、骨のある立派な続篇を創ったと思う。でも今週の一番は、『きみに読む物語』。
記憶を失った妻と、その記憶を取り戻そうと寄り添う夫。2人の愛の深さが、胸の奥まで静かに沁み込んで来る。これは小さな作品だけど、とても丁寧に創られた、ハリウッドの伝統を汲む美しさに満ちた“愛の物語”だ。映画作家で父の、今は亡きジョン・カサヴェテスと、女優で母のジーナ・ローランズ。時に痛々しいまでに“生”を追求した、その優秀かつ濃い“N.Y.インディーズの血”を受け継いだN・カサヴェテスが、まさかこんな柔らかさを持った作品を創るとは。全く、良い意味で期待を裏切られた。かつて、G・ローランズを主演に迎えた作品でこそ抜群に素晴らしかったジョン。母が主演した『ミルドレット』(1996)とこの作品が、やはり他の作品に比べて素晴らしいニック。父と息子が目指す作品の形は違うかもしれないけれど、それでもその作品は根底で“G・ローランズ”という存在によってつながれているはず。そう、2人が最終的に見つめようとしたのは、きっと“夫婦の絆”“親子の絆”……。
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Mar 07, 2005
“一年の計は元旦にあり”と言うけれど……
2005年第1週(1月1日~7日)
結婚して初めてのお正月。“なかなか良いものだなぁ……”と思うもいろいろと忙しく(双方の実家に挨拶に行ったりね)、やはり映画を観るには不自由した。結局、この週は映画とは無縁の1週間に。
この週に映画を観なかったのは何年振りだろう。10年、20年、もしかしたら30年……。LDで“『ゴッドファーザー』三部作(1972・1974・1990、フランシス・フォード・コッポラ)一挙上映”なんてこともやったけ……(休憩抜き、正味で537分! でも楽しかった)。
とはいえ、今年みたいな慌ただしさは段々なくなって、きっと落ち着いていくんだろうね(子供とかできたらまた違う慌ただしさになるんだろうけど)。だから今年のお正月は、貴重な(“何度もない”ということで)、楽しい体験になったと思う。来週からは頑張って映画を観なければ。
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Mar 04, 2005
『フェーンチャン 僕の恋人』のパーティーに潜入!

タイの胸キュン映画『フェーンチャン 僕の恋人』のPRのため、6人の監督と3人の俳優が来日中だ。2月28日にはタイ王国大使館で歓迎パーティーが開かれ、その取材に行った。
大使の挨拶で始まったパーティーはとてもアットホームな雰囲気。監督たちと俳優たちが簡単な挨拶をした後、出席者らとタイ料理に舌鼓を打ちながら歓談していた。その中でもやっぱり人気だったのはジアップ役のチャーリー・タライラット(男の子)とノイナー役のフォーカス・ジラクン(女の子)の2人。子供の成長は万国共通のようで、同い年の2人でも、やっぱりフォーカスの方が若干身長が高く、精神年齢も高い印象を受けました。でも、2人ともまだ12歳の子供。大人の会には付き合いきれず、後半はちょっと飽きていたみたいです・・・。
挨拶の時に「お相撲大好きです!」と元気よく答えたチャルームポン・ティカマポーンティラウォン(写真上から2番目)は劇中では「ドラえもん」のジャイアン的存在。彼は監督やゲストたちと楽しそうにおしゃべりしたり、写真撮影したりしていました。ちなみに彼は撮影中、50kgだったのが現在では102kgにまで成長(!!)したそうです。

会場では先日取材した『ブリジット』のアンナ・トムソン(写真上から3番目)にも会えました。しかも最近再婚した(来日中に1周年を迎えたそうです)旦那さんと!ほんわかした雰囲気のアンナとじぇんとるま~んな旦那さんはとてもお似合いでした。
取材もそこそこに、大使館を見渡すとタイの美術品や貴重な彫像品が多く飾ってあり、内部も洋館を思わせる佇まい。大使館のほとんどは財閥の家だったものが多く、タイ王国大使館も例外ではありません。調べてみると、和歌山県出身の実業家として名声のある濱口一族の一方の雄、十代目濱口吉右衛門(無悶)氏(1883~1946)が福沢諭吉氏の養子の福沢桃介氏から購入したもので、和田順顕氏の設計によって、清水建設が建てたもの(1932年着工、1934年竣工)。1943年から、駐日タイ王国大使官邸として、またタイ王国の高官や王室関係の方の宿舎、会議の場所として使用されているそうで、ゴシックスタイルの邸宅は、美しい日本庭園や、豊富な樹々の緑に彩られ、落ち着いた町並みとあいまって、豪華で瀟洒、そして華麗な、中世のシャトーを思わせます。
役得ですが、料理美味しかったです・・・・。
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Mar 02, 2005
『THE JUON―呪怨―』スタッフ&キャスト来日記者会見
2月1日/パークハイアット東京
「『ロスト・イン・トランスレーション』とこの作品のロケツアーって面白いんじゃない? 裸のトシオが案内するのよ!」(by サラ・ミッシェル・ゲラー)
“本当に怖い!”と口コミで拡がり、その恐怖が遂にハリウッドまで感染した『呪怨』シリーズが、“オリジナル版と同じ監督で、全篇を日本で撮影”という、ハリウッドでは異例のスタイルで新たに甦った!それが、ハリウッド史上初の“日本人監督作品全米2週連続No.1”を成し遂げた『THE JUON―呪怨―』(公開中~渋谷東急ほか全国松竹・東急系)だ。その公開に先立ち、監督の清水崇、主演のサラ・ミッシェル・ゲラー、プロデューサーの一瀬隆重が記者会見を開いた。
『呪怨』のテイストを存分に盛り込み、「“こんな怖いことが起こる日本には来たくない!”と海外の人に思ってもらいたい」と一瀬が言うようなホラーに仕上がった本作。しかしこの成功は、プロデューサーの1人、サム・ライミの力が大きかったようだ。「アメリカのテイストを求められたけど、サムからは“思う通りにやっていいよ”と任されました。でもハリウッドのスタッフには、日本独特のじめじめとした雰囲気が理解しにくかったと思います」と清水は言う。
今回の物語では、あの“呪いの家”にかかわった外国人が呪われる。主演のミッシェル・ゲラーに清水はどんな演出をしたのだろうか? 「サラにはオリジナルを観てもらっていたので、間の取り方やニュアンスは理解してくれていました。その点は難しくはなかったですね」。彼女も、「日本に来たアメリカ人だったらどういうリアクションをするかを考えながら演じました。それに俳優は監督のビジョンを体現するのが仕事」と、演技の上では戸惑いはなかったようだ。
とはいえ、日本独特のしきたりには戸惑ったようで、「クランクインの3日目の“オハライ”の時は緊張したわ。スタッフと連帯感を持つ儀式だったけど、失敗しないかと思ってハラハラしちゃったわ」。「撮影中は箱根や京都、もちろん東京も観光したわ。食べ物も美味しくて、持ってきたジーパンがはいらなくなっちゃったのよ!」とすっかり日本を気に入った様子のミッシェル・ゲラー。ちなみに、「『ロスト・イン・トランスレーション』とこの作品のロケツアーって面白いんじゃない? 裸のトシオが案内するのよ!」なんて会場を爆笑させた彼女に、この作品の“恐怖”は通用していないようです……。
2005 03 02 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Mar 01, 2005
2005年のオスカーを振り返ってみて・・・。
蓋を開けたらビックリ!だった(Kだけかもしれないですね・・・)第77回アカデミー賞。先日、映画評論家の田沼雄一氏と当サイト編集長に受賞結果を予想してもらいましたので、発表を終えた今日、今年のアカデミー賞はどんなものだったのか振り返ってもらいました。
※受賞結果はカテゴリー「シネマニュース」に記載しました。
映画評論家 田沼雄一氏
受賞結果を聞いて、「おいおいそれはないだろ」と思わず叫び声をあげてしまった。タカ派圧勝のオスカーだった。『パッション』(メル・ギブソン)『華氏911』(マイケル・ムーア)の候補外しに始まり、民主党支持の候補者が次々ふるいかけられた。ワシントンへのお伺いがミエミエ、政治的に意図された力が働いているとしか思えない受賞結果だと思う。マーティン・スコセッシと彼の作品を「ここまで嫌う」、その心意を聞いてみたいものだ。彼はクリント・イーストウッドと同じぐらい、映画芸術に貢献してきた。いつになったら、この“イースト・コースト”のリベラルな映画作家をアカデミー協会は評価するのだろうか。
日本の同日夜7時のNHKニュースが傑作だった。ジェイミー・フォックスの喜びの受賞を見せた後、イーストウッド組の受賞の瞬間はいっさい映さずに、賞を外したスコセッシ組の表情、そして『アビエイター』の場面を少し長く見せていた。イーストウッド組の受賞より、スコセッシ組が賞を逸したことにニュース価値を持たせたような、そんな構成だった。実に面白い。ちなみに、私の予想はほとんど外れていますヨ。
本サイト編集長 内田 達夫
「えっ、うーん……」というのが、授賞式終了後の感想。『ミリオンダラー・ベイビー』が、主要6部門(作品、監督、主演男優、主演女優、助演男優、助演女優)中4部門(作品、監督、主演女優、助演男優)受賞。事実上、“C・イーストウッドの完勝”。イーストウッドは確かに現役屈指の巨匠だし個人的にも好きな作家だから、嬉しいと言えば嬉しい。とはいえ今年はどうにも素直に喜べなかった(『ミリオンダラー・ベイビー』未見なので本当は何とも言えないけど、ただ『アビエイター』が受賞に値する傑作であることは間違いありません)。その影で、イーストウッド同様、現役屈指の巨匠でやはり好きな作家のM・スコセッシが黙殺されたからです。確かに『アビエイター』は、5部門(助演女優、撮影、美術、編集、衣裳デザイン)受賞で今回の最多受賞にはなったけど、どうにも“お茶を濁した”感が否めません。“無冠の巨匠(『レイジング・ブル』『グッドフェローズ』『最後の誘惑』『ギャング・オブ・ニューヨーク』、そして今回で5度目の落選)の道”は一体いつまで続くのか。N.Y.派だから? リベラルだから? ノミネートの段階からそうだったけど、今年はとても政治的な受賞結果になったと思います。やはり『アレキサンダー』(オリヴァー・ストーン)を完全黙殺した、ブッシュ政権を続投させた“空気”は避けられなかった……か。とか言いながら、『ミリオンダラー・ベイビー』がとにかく早く観たくなった僕でした。そうそう、肝心の予想的中率の方は半々ぐらい。映画会社間の力関係を考え過ぎて、イマイチ失敗した感じです(苦笑)。
みなさんは今年のアカデミー賞をどう思いますか?
2005 03 01 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
第77回アカデミー賞結果発表!!
第77回のアカデミー賞の結果がハリウッドのルーズヴェルト・ホテルにて27日(日本時間28日)に発表された。司会はマシンガン・トークのクリス・ロック。結果は以下のとおり。
最優秀作品賞
『ミリオンダラー・ベイビー』
最優秀監督賞
クリント・イーストウッド(『ミリオンダラー・ベイビー』)
最優秀主演男優賞
ジェイミー・フォックス(『Ray/レイ』)
最優秀主演女優賞
ヒラリー・スワンク(『ミリオンダラー・ベイビー』)
最優秀助演男優賞
モーガン・フリーマン(『ミリオンダラー・ベイビー』)
最優秀助演女優賞
ケイト・ブランシェット(『アビエイター』)
最優秀脚本賞
チャーリー・カウフマン(『エターナル・サンシャイン』)
最優秀脚色賞
アレクサンダー・ペイン&ジム・テイラー『サイドウェイ』
最優秀撮影賞
『アビエイター』
最優秀美術賞
『アビエイター』
最優秀編集賞
『アビエイター』
最優秀音楽賞
『ネバーランド』
最優秀歌曲賞
『モーターサイクル・ダイアリーズ』
最優秀衣裳デザイン賞
『アビエイター』
最優秀音響賞
『Ray/レイ』
最優秀音響効果賞
『Mr.インクレディブル』
最優秀視覚効果賞
『スパイダーマン2』
最優秀メイクアップ賞
『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
最優秀長編ドキュメンタリー賞
『Born Into Brothels』
最優秀長編アニメーション賞
『Mr.インクレディブル』
最優秀外国語映画賞
『海を飛ぶ夢』
地味に『スパイダーマン2』が受賞していますね・・・・(by K)
