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Mar 30, 2005

『フェーチャン~ぼくの恋人』スタッフ&キャスト来日記者会見

3月2日/セルリアンタワー東急ホテル
「劇中のような遊びは今はしないわ。もっとハイテクな遊びをしているの」(by フォーカス・ジラクン)

20050302_2監督6人、脚本家7人、映画会社3社、挿入曲20曲……という前代未聞のタイ映画『フェーンチャン~ぼくの恋人』(公開中~日比谷シャンテ シネほか全国〈地方は順次〉)。そのPRのため、6人の監督、コムグリット・ドゥリーウィモン(愛称〈以下同〉エス)、ウィッタヤー・トーンユーン(ボール)、ソンヨット・スックマークアナン(ヨン)、ニティワット・タラートーン(トン)、アディソーン・ドゥリーシリカセーム(ピン)、ウィッチャヤー・ゴージウ(ディアオ)とヒロインのフォーカス・ジラクン(ノイナー、写真下中央)、そして主人公を演じたチャーリム・タライラット(チャーリー、写真下一番左)、ガキ大将のチャルーモポン・ティカマポーンティラウォン(ジャック、写真下一番右)ら総勢9人が来日し、記者会見を開いた。

ボールが大学のホームページ上に投稿した短篇小説「初めての恋を、君に打ち明けたい」を基に、懐かしい初恋の思い出と友情を瑞々しく描いた本作の舞台は、郷愁漂う1980年代。その時代に、劇中のような少年時代を過ごした70年代生まれの監督たちにとっては特に思い出深い時代のはず。「でも、タイの国民のほとんどが、“80年代は懐かしい”と感じています。なぜなら、今のような競争社会ではなく、伸びやかなで幸せな時代だったからです」(ヨン)。ところが現代っ子にとってはそうでもないよう。「劇中のような遊びは今はしないわ。もっとハイテクな遊びをしているの」(ノイナー)。

20050302この作品は、“子供が主人公の映画はヒットしない”というタイ映画界のジンクスを見事打ち破り、公開された2003年のタイ映画興行収入第1位に輝いた。背景には、現代っ子を巧みに配したキャスティングの妙があるのかもしれない。「子役に演技力を求めるのは難しいと思い、役と役者の性格がほぼ同じ子を探していました。ノイナーには6人が一目ボレ。彼女はリーダーシップと可愛らしさを併せ持っていますね。チャーリーが演じたジアップは、男の子のグループにも女の子のグループにも溶け込める子が理想でした。ジャックは撮影前から知っていたのだけど、文句なし、抜群の演技力だね」(ディアオ)。

子役たちはこの作品に出演してからドラマやCMに引っ張りだこだったそうが、3人とも将来俳優になるかどうかまだ判らないそうだ。特にノイナーは、「(この作品に出演したお陰で)お母さんにお家を買ってあげることができました。でも、将来は俳優になるかどうか判りません。不安定な職業だと思うから……」。

「大学を卒業して4年間離れていた6人だけど、この作品で再結集しました。僕たちの関係は今もこれからも変わらず親友です」(ヨン)。そんな6人が結集して、子供時代を思い出しながら創ったレモン味の本作、必見です!

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2005 03 30 [記者会見レポート] | 固定リンク

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