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Mar 30, 2005
『ロング・エンゲージメント』キャスト&スタッフ来日記者会見
3月11日/パークハイアット東京
「アーティスティックの面で自由であることが重要だね」(by ジャン=ピエール・ジュネ)
世界中を幸せで包み込んだ『アメリ』から3年。あの監督&主演女優のコンビが帰って来た! 鬼才ジャン=ピエール・ジュネとオドレイ・トトゥが織り成す、愛と奇跡のミステリー『ロング・エンゲージメント』(公開中~丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系)。そのPRのため、ジュネと、トトゥの婚約者役を演じたギャスパー・ウリエル(写真の像はセザール賞のトロフィー)が来日し、記者会見を開いた。
セバスチャン・ジャプリゾが1991年に発表したミステリー小説「長い日曜日」に、「思春期の頃から第一次世界大戦に興味があったんだ。それに主人公の頑固さに共感した」という理由で魅了されたジュネ。それから10年以上もの間抱き続けた映画化の夢を遂に実現させた本作には、“フランスで、フランス語でフランス人のスタッフとキャストで撮る”というジュネの条件を飲んだ、原作の映画化権を持っていたワーナー・ブラザースが製作費の35%を出資した。「でも、バジェットの大きさは関係ないと思う。確かに今回はアメリカ配給で全世界に公開されると判っていたけど、何よりアーティスティックの面で自由であることが重要だね」。
映画化にあたっては注意した点は、「原作の手紙を多用する構成を映画に合うように脚色した。単なる本の映画化ではなく、オリジナルとは違うアプローチを目指したんだ」だそう。
一方、ウリエルに難しかった点を聞いてみると、「ラストシーンが難しかったですね。そのシーンは、まだキャラクターのキーがない最初に撮影したのでプレッシャーが大きかったです」。トトゥについては共演シーンは少ないものの、「パートナーに寛大。彼女には助けられた」と評価した。
理想のキャスト、幻想的な映像で綴られたこの作品だが、何より注目なのはジョディ・フォスターがワンポイントで出演していること。「彼女について聞かれても、最初は“似たフランス人”と答えていたんだけど(笑)」と前置きしてから、「出演のきっかけは彼女がフランスに来た時に“一緒に仕事ができたらいいね”って話していたんだ。最初はカメオ出演程度のつもりだったけど、結局、エロディ役をお願いしたんだ」とジュネ。その話にはまだ続きがあり、「そうそう、ジョディとは『アメリ』で使った“カフェ・ド・ムーラン”で会ったんだけどね。2人して店の前でタクシーを待っていたら、店の外観を撮っていたフランス人にどいてくれって言われたよ。僕たちには気づかなかったみたい(笑)。それに、2週間前にお茶しに行った時も日本人観光客が来ていたよ。彼女たちはクレーム・ブリュレをアメリのように食べていたんだ。その様子をじっと見ていたら、変な顔をされたけどね(笑)」のだそう。ヘンなフランス人に、カフェ・ド・ムーランでじーっと見られた覚えのある観光客の方! もしこの記事を読まれたら、ぜひ編集部までご連絡下さい!!
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