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Apr 22, 2005
『甘い人生』監督&キャスト来日記者会見
4月7日/伊勢丹 新宿店
「僕が大学1年生を終え、軍隊に入ろうとした時、母親の友達が “役者をやってみなさい”と強く言ってくれなかったら、 今頃どこで何をしていたかわからないです」(by イ・ビョンホン)
前作『箪笥〈たんす〉』のドリームワークスによるハリウッドリメイクが決定した韓国の新鋭キム・ジウンと、今やハリウッドスターを凌ぐ人気のイ・ビョンホンがタッグを組んだ『甘い人生』(4月23日~新宿武蔵野館ほか全国〈地方は順次〉)。そのPRのため、ジウンとビョンホンが来日。4月8日~24日まで《『甘い人生』写真展》が開催される伊勢丹新宿店で記者会見を開いた。
裏社会を牛耳るボスから絶大な信頼を得ていたにも関わらず、“ある決断”のために組織から追われる身となったソヌ(ビョンホン)の破滅への道のりを描いた本作には、拷問シーンやカーチェイス、銃撃戦等、これまでに韓国で創られたアクション映画やマフィア映画の枠を越える迫力あるシーンが盛り込まれている。「単純なアクション映画やマフィア映画ではなく、美学的、哲学的な表現を含んだノワール映画を意識して創りました。“アクションを見せるためのアクション”ではなく、ソヌの感情を表現するための表現にしようとしました。後半になるにつれアクションが激しくなっていきますが、それはソヌの感情が荒々しくなっていくからです。シーンの全てが大変でした」とジウン。
そうしたこだわりのために、銃撃シーンは本物の“多連発式ロシア製拳銃”を始めとする銃器類をアメリカから借りて撮影。ビョンホンの拷問シーンでは3mもの深さの穴に埋めるなど、撮影は過酷を極めたという。そんな危険なアクションと並行して激しくなっていく感情を表現しなければならなかったビョンホンは、ソヌの心理をどのように捉えていたのだろう。「ソヌの感情や心理状態については監督と撮影中ずっと話し合いました。ソヌの心理状態というのは“毎回100点を採っていた人がミスをして50点を採った時”の感情と似ているかもしれません。そういう完璧主義な人は残りの試験を全部諦めたくなると思います。“毎回70点を採っていた人が40点を採った場合”とは異なるはずです」。
キャストとスタッフの信頼があってこそ、危険なシーンも無事に乗り越えて完成した作品だが、その絆を揺るがす(!?)出来事があったとか。「最初の、エスプレッソに角砂糖を入れて掻き混ぜるシーンは“掻き混ぜる手”をクロースアップで撮っています。手の動き1つ1つが繊細でなければいけないのですが、最初は上手くできませんでした。それを見た監督が“見本を見せる”と言ってやって見せてくれたのですが、手が震えてて僕より酷かったんです(笑)。見てられなくて“僕が変わります!”と言って、その後何回か撮ってOKをもらったのですが、完成した映画を観たら監督の手になってたんです(笑)。監督はワンシーンでも出演したかったんだと思います(笑)」とビョンホンが暴露すると、監督は「実は編集する時、正直言って誰の手かわかりませんでした。単に手が綺麗だったので使いました。今考えると、間違ってたと思います。ゴメンナサイ……」。
ファンの方は“ビョンホンの手って綺麗……”なんて思っちゃダメです! あの手は監督の手ですから! 残念!!
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