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Jun 29, 2005
「第21回〈東京の夏音楽祭〉2005」
今年も充実したプログラムで夏を彩る――
「第21回〈東京の夏音楽祭〉2005」
アリオン音楽財団が主催するこのイベントの今年のテーマは「宇宙・音楽・心」。これに添って、世界からジャンルを超えて集まった音楽家たちが東京の夏を彩る。中でも、ビートルズやビョークら多くのポップ・ミュージシャンに影響を与えた現代音楽の巨匠、シュトックハウゼンが28年ぶりの来日を果たす他、西アフリカ、マリ共和国ドゴン族の秘儀である仮面舞踏が上演される等、今年も充実したプログラムとなっている。6月23日から7月28日まで都内各地でパフォーマンスが繰り広げられる。
●<親子で楽しむコンサート>
UAの童謡コンサート~うたううあ~
□日時 : 7月20日(水)18:30開演
□会場 : サントリーホール 大ホール
□料金 : 一般席\5,000、親子席[子ども(5歳~12歳)\1,000、おとな\5,000
(親子席はアリオンチケットセンターのみのお取扱い)
◎5歳~12歳のお子様には、必ず保護者の方の同伴が必要です。
◎4歳以下のお子様のご入場はご遠慮下さい。(託児所サービス有り:要予約・定員制)
●〈ドゴン族の仮面舞踏―宇宙創世神話と葬送儀礼〉※写真1
□日時: 7月13日、14日
□会場: 世田谷パブリックシアター
□料金: S席/5,000円、A席/4,000円
※上記公演の詳細及びチケツト、また音楽祭の他のプログラムの
詳細等は 03-5465-1233(アリオン・チケットセンター)へ。
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Jun 28, 2005
『オープン・ウォーター』スタッフ来日記者会見
4月25日/帝国ホテル
「日本ではフカヒレを食べたよ(笑)」(by クリス・ケンティス)
深い藍色の海中散策を終えて海面に浮上したその時、あるはずの船がなかった。そこは360度岸が見えない、人影がない、足が届かない場所。更に無数のサメが現れて……。バカンスを楽しむはずだった夫婦に降りかかる恐怖を映画化し、2004年のサンダンス映画祭で話題になった『オープン・ウォーター』(公開中~シネクイントほか全国〈地方は順次〉)。その公開に先立ち、監督、脚本、撮影、編集のクリス・ケンティスと、公私共にパートナーのプロデューサー、ローラ・ラウが来日し、記者会見を開いた。
特殊効果やCG等を一切使用せず、本物のサメがうごめく海で主演俳優たちが演技をしたという本作。低予算のため、キャストたちは“保険に入らず、何があっても訴訟はおこさない”という権利放棄書にサインをして撮影に臨んだそうだが、実際に危険はなかったのだろうか? 「低予算だったから、撮影クルーは僕とローラとローラの妹と2人の俳優という非常に少ないスタッフで撮影したんだ。お金があまり使えないというマイナス面をむしろポジティブに考えることにして、現在のハリウッドはCGが多く使われているから“本物のサメを使って撮影したら、観客に新しい体験をしてもらえるかな”と思ってね。撮影中にサメに襲われるというような危ないことはなかった。ただ、50匹ぐらいのサメが泳いでいたから、ぶつかってきたり、何回かカメラをくわえて持っていかれそうになったぐらいかな。サメの専門家も側にいたからね。そうそう、ブランチャード(・ライアン)がオニカマスに噛まれたしまったぐらいかな(笑)」(クリス)。被害はオニカマスで良かった!?
ところでこの作品を創ろうと思ったは何故だろう?「1998年にオーストラリアのグレート・バリア・リーフでアメリカ人カップルがいなくなってしまった事件を雑誌で読み、それを基にストーリーを考えたんだ。ローラも私もダイバーだから、こんな事件が起こるなんて凄くショックだった。最初は映画化にするなんて考えてなかったんだ。でも2000年に安価の高性能のデジタルビデオが出てきて、それで映画化を思いついたんだ。デジタルで撮影するのがピッタリだと思ってね」(クリス)。
ラストシーンは、「“自分たちだったらどうするだろうか”と観客に問いかけるエンディングにしたいと思ったの」とローラ。でも、同じダイバーとして、同じことが起きたらどうするの? 「主演のダニエル(・トラヴィス)がこの質問をされた時に、“50ドル札を半分にちぎって、半分をスタッフに、後の半分を自分が持っている”と答えていたよ(笑)。でも、このような状況下で人間ができることなんて限られているからね。それに高いお金を払って楽しむためにダイビングに参加したんだから、“怖いことが起こるはずない”という思い込みもあるしね。結局のところ、流れに身を任せる他、方法がないんじゃないかな」(クリス)。「実際にダイビング事故で多いのは水の中の事故だと思うわ。この映画のようなケースは少ないと思うけど、予防策として例えば発信機のようなものや笛などを身につけておいた方がいいかもね」(ローラ)。
足がつかないところに置き去りなんて、考えただけでも恐ろしい……。夏本番の前に、特にダイバーの方は事故予防のためにも観に行ってみては?あぁ、コワ・・・。
2005 06 28 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
開催まであと3カ月!今年も待ち切れない!!日本最大級の映画のイベント《第18回東京国際映画祭》
今年第18回を迎える東京国際映画祭。昨年からは港区での開催も始まったが、それを記念して、港区、Kissポート財団、東京国際映画祭の共催でプレイベントが決定。過去のグランプリ受賞作品を特別上映します。作品は、1997年グランプリの『ビヨンド・サイレンス』(C・リンク作品)と、1998年グランプリの『オープン・ユア・アイズ』(A・アメナーバル作品)。この《上映会》に各作品5組10名様をご招待! 提供:東京国際映画祭事務局
《上映会詳細》
日時:7月16日
会場:赤坂区民センターホール
●『ビヨンド・サイレンス』→開場:12時30分 開映:13時
●『オープン・ユア・アイズ』→開場:16時 開映:16時20分
●『ビヨンド・サイレンス』
カロリーヌ・リンク作品/1996年/ドイツ/110分
※全ヨーロッパを希望と感動の涙で包み込んだ感動の人間ドラマ。カロリーヌ・リンク監督は後に「名もなきアフリカの地で」(2001年)でドイツ映画として24年ぶりのアカデミー賞最優秀外国映画賞を受賞し、ドイツを代表する女性監督となった。
【物語】
南ドイツの田園地帯を舞台にした、ろうあの両親を持つ少女ララの物語。ララは幼い頃から、ろうあの両親の通訳として外の世界との橋渡しをしていた。クリスマスの日、自由奔放に生きる叔母クラリッサは、幼い彼女にクラリネットをプレゼントする。それはあたかも運命の出会いのように、彼女の才能を開花させ、やがてミュージシャンとして生きていこうと決心するまでになる。だが、同時にそれは、彼女の両親にとっては自分たちの「静寂の世界」からララが去って行くことを意味していた……。
●『オープン・ユア・アイズ』
アレハンドロ・アメナーバル作品/1997年/スペイン/117分
※愛、疑惑、恐怖、サイエンス・フィクション、様々な要素を盛り込んだ驚愕のサスペンス。後にハリウッドで「バニラ・スカイ」としてリメイクされた。アレハンドロ・アメナーバル監督の最新作「海を飛ぶ夢」は、アカデミー賞外国語映画賞、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞、ベネチア映画祭銀獅子賞(審査員特別賞)と最優秀男優賞を受賞。
【物語】
セサルは美男子で、両親から十分な遺産も相続していた。常に幸運の女神から微笑を受けている彼は親友のガールフレンドを奪うこともいとわず、女性の方も彼に強く惹かれずにはいられない。ところがある日、彼が捨てた女性がストーカーと化し、車で無理心中を図ろうとしたため、顔面に大怪我を負う。醜く変わった顔は彼の人生を大きく変えていく。それにつれて現実も奇怪な様相を帯び始め、彼は覚めることのない悪夢のような世界を彷徨し続ける。
<応募方法>
ご希望の作品名とお名前、ご住所、当サイトの感想などをお書き添えの上、hensyu@cine-pause.comまでメールをお送りください。
※当選者発表は発送をもって代えさせていただきます。
応募締め切り→2005年7月8日到着分まで
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Jun 27, 2005
『Dear フランキー』キャスト来日記者会見
5月31日/セルリアンタワー東急ホテル
「日本酒は飲んだことあるけどちょっと苦手。実は弁護士を目指していた時にアルコールで痛い経験をしてお酒を止めたんだ。それから過去8年間、1滴も飲んでいないんだよ」(by ジェラルド・バトラー)
『サラマンダー』(2000)に『タイムライン』(2003)、そして『トゥームレイダ2』(2003)と、次々とハリウッド大作に出演し、『オペラ座の怪人』(2004)のファントム役で大ブレイクしたジェラルド・バトラー。そんな彼が『オペラ座の怪人』の前に生まれ故郷スコットランドに戻って撮影したのが、『Dear フランキー』(公開中~Bunkamura ル・シネマほか全国〈地方は順次〉)。「『オペラ座の怪人』のような大作は“圧倒されて世界に連れて行かれる”感じだけど、この作品は“大事に抱えて世界に連れて行きたい”作品」と、とても気に入った作品と共に来日したバトラーが記者会見を開いた。
2004年カンヌ国際映画祭の《ある視点》部門で上映されたこの作品は、若いイギリス人女性監督のデビュー作にも拘わらず、20分以上もスタンディング・オベーションが鳴り止まないぐらい絶賛された。「カンヌでの反応は素晴らしかった。イタリアで上映された時も、字幕がなかったのに反応は同じように素晴らしいかったんだ。……いや実は、共演したエミリーも僕も“フランス人やイタリア人には判らないだろうな”と思ったんだ。この作品はスコットランドに向けられたものだと思っていたからね。ローカルな作品なのに世界中で同じ反応だったんだのは、きっと普遍的なテーマを扱っているからだろうね」。
バトラーが語るように、耳に障害を持つ息子フランキー(ジャック・マケルホーン)と、世界中を旅する架空の父親の振りをして愛する息子に手紙を送り続ける母親リジー(エミリー・モーティマー)の物語は、国境を越え、家族の絆の大切さを改めて感じさせてくれる。
バトラーはそんな親子のため、1日だけの父親役を引き受ける“ストレンジャー”を演じた。素性も名前も明かさない役はやはり難しかったのではないだろうか? 「今回の役は、自分の持っている面を注ぎ込んだんだ。僕自身、フランキーと同じような問題を抱えた子供時代があったし、20代の中頃に愛する人を失う経験をしたからね。この名のない男は、人生が哀しみに満ちているため、本当は優しいのにそれを自分の中に閉じ込めてしまっている。役について、本能的に考えを巡らしたんだ。この作品ぐらい、自分の本能に従った作品はなかったね」。“本能赴くままに演じた”というこの作品で、『オペラ座の怪人』のミステリアスな役とはまたちょっと違うバトラーの魅力を味わえそうだ。
2005 06 27 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
『ダニー・ザ・ドック』キャスト来日記者会見
3月10日/パークハイアット東京
「僕は大丈夫。あのスマトラ沖地震以来一層、“悔いのない人生を送りたい”と強く思うようになりました」(by ジェット・リー)
記憶を奪われ、感情を失い、暗い地下室で人を殺すことだけを仕込まれた孤独な男ダニー(ジェット・リー)。そんな無感情な殺人マシーンだった男が“人を愛する”ことを知り、“真の人間”となる……。空前の被害となったスマトラ沖地震で被災したことも記憶に新しいアジアを代表するアクション・スター、ジェット・リー。そんな彼が、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』(2001)に続きリュック・ベッソンと再びタッグを組んだ『ダニー・ザ・ドッグ』(公開中~丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系)のPRで来日、記者会見を開いた。
「この通り、大丈夫です。あの事件以来一層、“悔いのない人生を送りたい”と強く思うようになりました。人間は“死”を意識することによって人生を考えると思う」と挨拶したリー。今まで無敵のヒーロー役が多かった彼らしく、元気な姿を見せてくれた。
しかし最新作では、今までの役柄とは違った、闘犬のような無感情な殺人マシーンを演じている。演じることに抵抗はなかったのだろうか? 「この役を演じることは、自分にとってチャレンジでした。そんな男の孤独感を出すために、ホテルに帰らずに犬と一緒に夜一人で過ごしてみたり、パンと水だけを食べたりして気持ちを作っていきました」。
『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したモーガン・フリーマンとの共演も話題だ。彼との共演はどうだったのだろう。「勉強するいい機会でした。だけど彼は直接後輩にアドバイスするのではなく、振る舞いで見せてくれるのです。そんなモーガンは盲目の役だったのですが、現場に入ったらすぐに役に入り切っていました。その緊張感は今でも忘れられません」。
“アクション・スター”として地位を確立したリーは、毎回観客を驚かせるようなシーンを見せることにプレッシャーを感じないのだろうかでは? 「アクションというものには“新しいこと”はないんです。人間には2本の手と2本の足を使うしかないのですから。CGというのは、角度によって見え方が違うだけなんです。だからアクションで新しいものを表現するのは難しいんです。今回は、アクションで心情的な表現をしようとユエン・ウーピン(アクション監督)とアクションを決めていきました。今回は“闘犬”のような役なので、“動物が定めとして戦うこと”を意識しました」。
「ハリウッドでは必ず売れる作品を映画化し、作家性が強い作品は避けられます。きっとこの作品をハリウッドに持っていったら映画化されなかったでしょう。僕は常に“クリエイティブな仕事をしたい”と思っています。リュックも同じ考えだと思う」というリー。次回作にはロニー・ユーの“UNTITLED JET LI PROJECT”が控えている。そんな彼の今後の活躍からは目が離せない。
2005 06 27 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jun 24, 2005
英語字幕付日本映画上映会――“フラッシュバック/フラッシュフォワード:過去への視線”
《英語字幕付日本映画上映会
フラッシュバック/フラッシュフォワード:過去への視線》
場所:国際交流基金フォーラム
開催期間:6月24日~26日
会期中のお問い合わせ: 03-5562-4096
日本文化紹介活動の一環として、海外に外国語字幕付日本映画を提供している国際交流基金。日本在住の外国人にも日本映画の豊かさに触れてもらうため、英語字幕付日本映画の上映会も定期的に開催しているが、3回目となる今回は、海外の日本映画研究者らによる様々な視点で日本映画にアプローチする。特に、日本を代表するアニメ作家押井守が出席する座談会や、黒澤明の『わが青春に悔なし』を取り上げることで、フラッシュバックやフラッシュフォワードといった時間表現を考える“時空間政治学の映画演出”等の講演もあり、日本人でも興味深い内容となっている。“外国から見た日本映画”とはどんなものなのか、この機会に感じてみては?
2005 06 24 [シネマニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
S・スピルバーグ最新作《『宇宙戦争』》がいよいよ公開!!
6月29日、遂に明らかになる“地球最後の日”。
S・スピルバーグ最新作《『宇宙戦争』》がいよいよ公開!!
『未知との遭遇』『E.T.』で友好的な“異星人”を描いてきた巨匠S・スピルバーグ。そんな彼が最新作『宇宙戦争』(6月29日~日比谷スカラ座ほか全世界同時公開)で、初めて侵略者とての“異星人”を空前のスケールで描く。主演は『マイノリティ・リポート』でタッグを組んだT・クルーズ。地球最後の日、一体何が起こるのか……。この公開を記念して《オリジナル・キャップ》を3名様にプレゼント! 提供:UIP
《オリジナル・キャップ》を3名様にプレゼント!
<応募方法>
ご希望の商品名とお名前、ご住所、当サイトの感想などをお書き添えの上、hensyu@cine-pause.comまでメールをお送りください。
※当選者発表は発送をもって代えさせていただきます。
応募締め切り→2005年7月11日到着分まで
2005 06 24 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
《『Ray/レイ』》のDVDが絶賛発売中!!
ジェイミー・フォックス入魂の演技で魅せる!
《『Ray/レイ』》のDVDが絶賛発売中!!
7歳で視力を失ったレイ・チャールズ。盲学校卒業後、ピアノに魅せられた彼はためらうことなく音楽の道を選んだ……。J・フォックスが入魂の演技でアカデミー賞主演男優賞に輝いた『Ray/レイ』のDVD(¥4,179 (税込))が、レイの1周忌である6月10日に発売された。圧倒的な音楽と珠玉のドラマが織りなすこの感動作の発売を記念して、《ミニ・サントラ》を3名様にプレゼント! 提供:UPJ
■ 『Ray/レイ』 定価:¥4,179 (税込)
amazon(20%OFF)→価格:¥3,260 (税込)
《ミニ・サントラ》を3名様にプレゼント!
<応募方法>
ご希望の商品名とお名前、ご住所、当サイトの感想などをお書き添えの上、hensyu@cine-pause.comまでメールをお送りください。
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応募締め切り→2005年7月11日到着分まで
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Jun 22, 2005
《24時間まるごと岩井俊二》放送決定!!
“岩井ワールド”をたっぷり堪能できるスペシャルな週末。
《24時間まるごと岩井俊二》放送決定!!
美しい映像と独特のタッチで人気の岩井俊二。そんな彼の劇映画や貴重なTVドラマ、短篇ビデオ作品等、全監督作品23作品を、日本映画専門チャンネルで24時間一挙放送(6月24日22時~25日23時20分)。“岩井ワールド”をたっぷり堪能できるスペシャルな企画だ。この放送を記念して、《『花とアリス』特製バッグ》を2名様、《クリアホルダー》を3名様にプレゼント。提供:日本映画専門チャンネル
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ご希望の商品名とお名前、ご住所、当サイトの感想などをお書き添えの上、hensyu@cine-pause.comまでメールをお送りください。
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応募締め切り→2005年6月30日到着分まで
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Jun 21, 2005
『バッドマン』監督&キャスト来日記者会見
5月30日/グランドハイアット東京
「バッドスーツの手袋に空いている小さな穴から、ベールの汗が水道のように流れていたんだ」(by リーアム・ニーソン)
コミック作家ボブ・ケインによって、DCコミック“Detective Comics #27”(1939年5月号)でデビューした“バットマン”。以来、この孤高のダーク・ヒーローは空前のブームを巻き起こし、コミックやテレビ、映画等に登場、活躍してきた。そして、誕生から66年目を迎えた今年、“ブルース・ウェインは如何にしてバットマンになったのか?”という、ダーク・ヒーローのバックグラウンドに焦点を当てた『バットマン ビギンズ』(公開中~丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系)が誕生した。その公開を前に、監督のクリストファー・ノーラン、“4代目バットマン”を襲名したクリスチャン・ベールの他、出演者のリーアム・ニーソン、モーガン・フリーマン、ケイティ・ホームズ、製作のチャールス・ローブンが来日、記者会見を開いた。
今回、監督に大抜擢されたノーランは、『メメント』(2000)『インソムニア』(2002)で一躍注目を集め、本作が長篇4作目となる新進気鋭の映像作家。そんな彼が手掛けた『バットマン ビギンズ』は、ティム・バートンによる『バットマン』(1989)に始まり『バットマン リターンズ』(1992、バートン)『バットマン・フォーエヴァー』(1995、ジュエル・シューマカー)『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』(1997、シュマッカー)と続いたシリーズを踏まえて創られた。しかも今回は“知られざるバットマン誕生の秘密”を描くということで、プレッシャーがあったのではないだろうか? 「ティム・バートンの『バットマン』はヴィジュアル的に素晴らしかったよ。でも、僕が“コミックから感じたバットマン”を描いているとは思えなかったんだ。今回、映画的にもっと違う、フレッシュな見方で違う映画を創りたかったんだ」。4代目バットマンのベールも、「これまでの3人(マイケル・キートン、ヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニ)の“バットマン”はもちろん観ていたけど、役の表現として、必ずしも僕の満足できる感じではなかったんだ。だからこれまでの“バットマン”を土台とした役作りはせず、今回は原作コミックを基に、一から新しい“バットマン”を創っていったんだ」。
ところで、“バッドスーツ”って名前通りに着心地が“BAD”って聞いたけど? 「コスチューム・デザインナーが今までの“バッドスーツ”を参考にいろいろ改良を加え、重量も軽くしてくれたんだ。アクションも、スーツの動きやすさに合わせたスタイルにしたしね。ただ撮影が7カ月にも及んだので、時々スーツが着たくないこともあったし、頭痛がすることもあったけど、スーツを着て演技ができることが嬉しかったからね。不平は言ってられなかったんだ」とか。
ベールと戦うシーンがあったニーソンも、「彼が“バッドスーツ”を着た姿を見た日は脅威を感じたね。戦うシーンを撮影した日はとっても暑い日でね、“バッドスーツ”の手袋に空いている小さな穴から、彼の汗が水道のように流れていたんだ」と、やはりあまり着心地は良くなさそうだ。
ちなみに今回はコスチュームだけでなく、“バッドモービル”にも改良が加えられた。これまでの“バッドモービル”は実際に走行ができなかったが、今回は340馬力のエンジンを搭載、5秒未満で時速96kmまで達することができるようになったという。撮影に使用された台数は8台。うち5台は実用に耐えられるガソリン車、他の1台は電気式、残り2台は大砲から発車できるように、エンジンを積まない軽量タイプだったそう。
今回はオスカー・クラスの俳優たちが一同に出演していると話題だが、実は“1978年の『スーパーマン』を参考にしたという。「マーロン・ブランドとか、ジーン・ハックマンとか、ネッド・ビーティとか、凄い名優たちが脇を固めていたよね。今回はそれにならって一流キャストを集めたんだ」とノーラン。そんな彼らに演じたキャラクターの魅力を聞いてみると、かつてブルースの一番の親友だったレイチェルを演じたケイティは、「レイチェルの理想主義者という部分は尊敬しているわ。それにブルースには厳しいことを言うけど、最後には彼に助けられる。自分が強い、自分が一番だ、と思っていても、時には誰かに助けられることを表現していると思うわ」。
今回、唯一の日本人キャストとして参加し、“影の同盟”のリーダー“ラーズ・アル・グール”を演じた渡辺謙は、「闇や不正や悪といった、人間が生きていく上で多かれ少なかれ必ず染まるものを持っています。その部分が上手く脚本に書かれていたので、自分の中にある闇や抱えている苦しみを巧く表現できれば、と思いました」。また、“影の同盟”の使者“デュカード”を演じたニーソンは、「今までは悪役が回ってきたことがほとんどなくてね。今回は悪役を演じるチャンスだったから引き受けたんだ。彼は“ゴッサム・シティ”から悪を追い出すうちに段々独裁者的になってしまい、最後には自分自身が悪になってしまったんだ。元々良い人だった、というのが魅力だね」。
ブルースに“バッドスーツ”や“バッドモービル”を与える発明者、フォックスを演じたフリーマンは、「今まで私は“ブロック・バスター映画”に出演したことがなかった。イギリスが誇る名優アレック・ギネスは『スター・ウォーズ』シリーズでオビ=ワン・ケノービを演じたけど、彼が“あの1本で、これまで全出演作より稼いだ”と言っていたので、“今回は私の番だ”と思ってね(笑)」。ちなみに本人は発明には「全く興味なし」だとか。
その他にも、ゲイリー・オールドマンやマイケル・ケインら名優たちがズラリと並んだこの作品から、今、新たな“バッドマン伝説”が始まる!!
追記
クリスチャン・ベールは『バッドマン ビギンズ』の前に出演した『マシニスト』で役作りのために28kg減量、しかしその後この作品のためにトレーニングして、減量した28kgプラス9kg増量したそうだ。クランクイン前に“バッドスーツ”の型を取ったそうだが(←一応体型が変わることを計算していたんですって)、やはり型が合わずに取りなおしたそうだ(←・・・・うーん、いくら計算しててもねぇ)。
2005 06 21 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jun 20, 2005
『マイ・ファーザー』をちゃんと公開できないなんて……
2005年第20週(5月14日~20日)
日活試写室で、第17回Pause DVD シアター『すべてが狂ってる』(1960、鈴木清順)。前回(WB試写室/『サマーリーグ』)の突然の超大入りに続き満員御礼。その上、レギュラー解説者、映画評論家の田沼雄一さんが「今日はどうしたの!?」って驚くぐらい、以前古い邦画を上映した時からは考えられない幅広い客層。日活の担当者K.Y.さんも喜んでくれたし、良かった。この企画も定着したかな?そういえばこの日、日活DVDの“凄~いラインナップ”を聞いちゃいました。でも、まだ情報解禁じゃないみたいなので伏せておきます。“その時”が来たらドーンと記事でも作りますね。その他、今週は久しぶりに映画評論家の柳澤一博さんと会って、“ルキーノ・ヴィスコンティ”についての打ち合わせ。そんなに忙しくはなかったと思うけど、映画はメイキングを入れてたった3本。おかしい……。
DVDで2本。『ディープ・ブルー』(1999、WHV、レニー・ハーリン)と、特典映像のメイキング“WHEN SHARKS ATTACK! THE MAKING OF DEEP BLUE SEA”(1999、Michael Meadows)。実は観逃したままほったらかしだったこの作品。スピーディーな演出と意表を突いた展開で取り敢えず最後まで一気に見られたが、『クリフハンガー』(1993)と並んでどうにも“スピルバーグ・コンプレックス”。決してつまらなくはないけれど、それがこの作品の限界だと思う。
試写で1本。TCC試写室で『マイ・ファーザー』(2003、アルシネテラン、エジディオ・エローニコ)。先日、『ヒトラー~最期の12日間~』(2004、オリヴァー・ヒルシュビーゲル)を面白く観たばかりだけど、この作品も同じナチス物で監督も同じく戦後世代。ただ、舞台はリアルタイムではなく現代。ヒトラー政権で“死の天使”と恐れられ、戦後逃亡、1985年にブラジルで白骨が発見された医師ヨゼフ・メンゲレ。その息子の証言に基づいて創られた物語は、息子としての苦悩とメンゲレの晩年を描いてゆく。ただ、メンゲレの死については1992年にDNA鑑定の結果が出るまで本人とは認められなかったなど、謎が多い。だから基本的にはミステリー仕立てにするべきだった気もするけど、エローニコはストレートに、ひたすら真面目に映像化している。力作だとは思うが、その軸の置き方が作品の限界点を決めてしまっているようで惜しい。ところで、この作品の上映を断ったミニ・シアターが多いという噂を聞いた。何だかなぁ……やっぱりこの国は『ヒトラー~最期の12日間~』を創ったドイツの足元にも及ばない。無念……。
■『すべてが狂ってる』 定価¥3,990 (税込)
■『ディープ・ブルー』特別版 定価¥1,250 (税込)
2005 06 20 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jun 15, 2005
『ヒトラー~最期の12日間~』で思う日本とドイツの“差”。
2005年第19週(5月7日~13日)
G.W.がアッという間に終わった。長いようで短かった……やっぱり“10連休”欲しかったかも(笑)。週末は、妻の友人たちと僕の友人を招いて合計6人でパーティ。お酒とお料理をゆっくり楽しんで、ちょっと贅沢な昼下がり。試写も再開して映画は4本。取り敢えずエンジン始動。
DVDで2本。特典満載、DTS音声初収録に誘われ再購入した『スパルタカス』(1960、UPJ、スタンリー・キューブリック)とその映像特典“THE HOLLYWOOD TEN”(1950、John Bery)。『スパルタカス』はキューブリックとしては決して成功作ではないけど、映像の構成、クセ者揃いのサブ・キャスト(ローレンス・オリヴィエ、チャールズ・ロートン、ピーター・ユスチノフら)、“ハリウッド・テン”の1人、ダルトン・トランボに脚本を書かせたことによるダークなテイストがなかなか魅力的。“THE HOLLYWOOD TEN”は、1940年代後半の共産主義迫害政策、密告すら奨励された悪名高き“赤狩り”でハリウッドを追放された10人の映画人“ハリウッド・テン”についての短篇ドキュメンタリー。
試写はギャガ試写室(黒)で2本。『サハラ―死の砂漠を脱出せよ―』(2004、ギャガ、ブレック・アイズナー)は、クライブ・カッスラーの大ベストセラー小説、“ダーク・ピット”シリーズの「死のサハラを脱出せよ」の映画化。マシュー・マコノヒー&ペネロペ・クルスの美男美女コンビのアクションは勿論、マコノヒー&スティーヴ・ザーンのバディなコンビも楽しい冒険活劇。続篇が出来るなら観たい。
『ヒトラー~最期の12日間~』(2004、ギャガ、オリヴァー・ヒルシュビーゲル)は、ドイツ映画界が初めて真正面からアドルフ・ヒトラーに取り組み、大激論を巻き起こした問題作。ここでのヒトラーは、かつて描かれて来たような悪魔的カリスマ性を発散する狂気の指導者ではなく、ヒステリックで惨めな敗軍の将だ。狂気で片づけるのではなく、1人の政治家にして軍人の失政として冷静に捉える。それが、製作者と監督が戦後生まれだからこそなし得たこの作品の価値だと思う。遂に“パンドラの箱”をこじ開けたことも重要。今後、ドイツ映画がヒトラーとどう向き合うかから目が離せない。面白かった。ちなみにヒルシュビーゲルは『es[エス]』(2001)の監督なので、この作品の密室劇、組織の崩壊システムを描いた心理劇としての面白さも観落とせない。ヒトラーをこういうふうに描ける、描くことを許すドイツは、敗戦国として成熟したと思う。それに比べると日本は全く何をやってるんだか……。
2005 06 15 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jun 14, 2005
『ザ・リング2』監督凱旋帰国記者会見
4月8日/有楽座
「動くサマラも撮ったんですけど、“動かない方が怖い”って言われました」(by 中田 秀夫)
日本版『リング』をハリウッドがリメイクし、全米で1億3,000万ドルを超える大ヒットを記録した『ザ・リング』(2002、ゴア・ヴァービンスキー)。あれから3年、その続篇は、日本版にはない完全なオリジナル・ストーリーで『ザ・リング2』(6月18日~有楽座ほか全国東宝洋画系)として甦った。今回監督を務めたのは、日本版『リング』を放った中田秀夫。まさにリングの如く原点還りを果たした本作は、全米で3月18日に公開され、オープニング3日間で3,600万ドルの興行収入を記録した。その報告も兼ねて中田が凱旋帰国し、記者会見を開いた。
「全米で成功を収めての帰国は気持ちのいいものですね(笑)。7年前の日本版『リング』の時もそうだったんですが、初日当日は劇場回りをしたんです。夜11時の回が超満員。観客の生の反応を見るのは監督冥利につきます」と、まずは感慨深げに喜びを語った中田。とはいえ、ハリウッドと日本の撮影の進め方の違い等に戸惑ったりはしなかったのだろうか? 「“良い作品を創りたい”“ベストを尽くそう”という気持ちは同じです。でも、テクニカルな面での違いと言えば、日本ではムダを省くために絵コンテを決めてから撮影するのですが、ハリウッドではテスト上映の結果によって作品の最終形態を後から編集し直すので、日本式だと必ず撮り直しになってしまうんです。だから編集素材をいっぱい用意しておくために、カメラは大体2台を同時に回して、俳優は通しで演じるんです。最初はヘトヘトになりましたが、集中力さえ途切れなければこういう撮り方もありかな、と。最終的に捨てる部分は多くなりますが、向こうでは“フィルムは原稿用紙”。そんな考え方に一番の違いを感じましたね」。
昨年、一足先にハリウッド・リメイクを果たした『THE JUON/呪怨』を監督した清水崇は、プロデューサーから「もっと幽霊がアタックしてこないと!」と言われたというが、今回はというと「サマラの動きは“地味な方がいい”と言われました。動くサマラも撮ったんですけど、“動かない方が怖い”って」。
前作のラストから半年後、レイチェル(ナオミ・ワッツ)が息子のエイダン(デイビッド・ドーフマン)を連れて、オレゴン州のアストリアという小さくて綺麗な町に引っ越すところから物語は始まる……。今回は前作とは違い“ホラー”よりも“ドラマ”の要素が強まった感がある。“母と子”そして“水”のイメージ……それはどちらかというと、『リング』よりも中田自身の『仄暗い水の底から』(2001)に共通する点が多いのかもしれない。「『仄暗い水の底から』の影響は受けていると思います。日本人だからかもしれませんが、潜在的に水は命を大量に飲み込む存在だと思っています。元々、今回の監督を引き受けることにしたのは『仄暗い水の底から』に通じていたからです。母と子の物語は僕に合っているし、世界共通でアピールできるテーマですからね」。特に“水”を強調するため、本作の色調はパステル調の色合いや強烈な原色は避け、グリーン、グレー、そしてアース・カラー等に抑えられている。
「シシー・スペイシーとナオミ・ワッツに囲まれてモニターを見てるのは夢のようだった」という中田。「ボディ・アクションで俳優に演出指導をしたんですけど、それを見たシシーが“マエストロのようだ”って言ってくれたんです」という撮影中のエピソードも語った。
次回作は、タイ映画『the EYE【ジ・アイ】』のハリウッド・リメイクを手掛けることが決まったという中田。今後も彼の活躍からは目が離せない!
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Jun 13, 2005
ひとまず、ご報告
午前中は完成披露試写、午後は記者会見、夕方はプレミアイベントと、朝から『宇宙戦争』dayの今日。特に今回は制限が多くて、ちょっとびっくり・・・・・・。その中でも完成披露は厳重で、編集長曰く、「まるで空港並み」の警備だったよう。招待状にも「会場には財布のみ。他のものはクロークへ」と明記してあり、さらには「携帯も持ち込み禁止。携帯をクロークに預けた場合、データーが抹消されていても責任は負いません」とまで。というか、「データーが抹消される状況」というのはいったいどーいう状況なのでしょう?さらに、映画を観た人は映画評は公開する6月29日までは一切露出不可の誓約書まで書かされたとか(プレミアの一般の人も書いたのでしょうか?)。
なので、パウゼでは『スターウォーズ エピソードⅢ/シスの復讐』と合わせて、7月に特集することにしました。
ひとまず、生ダコタは可愛いかった・・・。あんな娘ほしーい!
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Jun 10, 2005
『サハラ―死の砂漠の脱出せよ―』キャスト来日記者会見
4月20日/パークハイアット東京
「オゲンキデ」(by マシュー・マコノヒー)
クライブ・カッスラーが生んだ“NUMA(国立海中海洋機関)特殊任務責任者”ダーク・ピットを主人公にしたアクション・アドベンチャー小説、“ダーク・ピット”シリーズ。30年以上にも渡り、全米を中心に圧倒的支持を受けているこの大ヒット・シリーズの第11作目「死のサハラを脱出せよ」を映画化した『サハラ―死の砂漠を脱出せよ―』(6月11日~渋谷東急ほか全国松竹・東急系)のPRのため、マシュー・マコノヒーとペネロペ・クルスが来日し、記者会見を開いた。
原作の持つスケールの大きさゆえに、“映画化は不可能”と言われて来た本作。しかしそれを実現させたのは、主演と製作を兼ねたマコノヒーの熱意あってこそ。「アクション・アドベンチャー・ヒーロー物はいろいろ読んだけど、ダーク・ピットぐらいクールなキュラクターはいないね。どんな深刻な状況でも、いつも彼は楽しんでいる。彼だったら“自分が自然にやれるんじゃないか”と思ったんだ。それでカッスラーの自宅を訪ね映画化を頼んだけど、1回目に行って断られて、2回目も断られて、3度目にやっとOKをもらったんだ。そして、更に6年経って、ようやく僕がダークピットを“やっていい”というOKをもらったんだ」。
『10日間で男を上手にフル方法』等のラブ・コメから『サラマンダー』『U-571』等のアクションまでこなすマコノヒー。一方、ペネロペは、本作で初めてアクションに挑戦した。「こういった作品には以前から出演したいと思っていたんだけど、なかなか“これ”といった脚本に出会えなかったの。この作品は自分のキャラクターが飾り物でなく、ストーリーにしっかり貢献する部分があったからやりたいと思ったのよ。CGで製作する作品が多いけど、実際にスタントが自ら体を張ってアクションした作品の方が観客が感情移入できる。私はそういう映画が好き。撮影中は“インディー・ジョーンズ”気分だったのよ。自分では“筋肉モリモリ”のつもりだったけど、残念ながら周りはそう思っていなかったみたい(笑)」と力瘤を見せてくれた。
「共演というのはいつも不安。特に撮影1日目は相手が誰であっても緊張するよ。というのも、その映画の中に出てくるキャラクターとしてトーンを決めるのが第1日目だからね。全てその日に確立してしまうから、その日の夜はぐっすり眠れるんだ。後は続けるだけだからね」と、共演者との仕事について語ったマコノヒー。1日目にして“ダーク・ピット”を確立してしまったからか(!?)、劇中同様ロマンスが生まれたという2人。その話題もあってか、この日は多くの報道人が詰め掛けた。しかし開口一番、マシューが牽制。「日本は僕たち俳優に敬意を払ってくれるところが素晴らしい。何を質問していいか、してはいけないかを判ってくれてるからね」。と言いながら、終始ラブラブムードの2人。この日の1週間後に控えたペネロペの誕生日について質問が飛ぶと、「カラオケ・マシーンが欲しいんでしょ?」(マシュー)と本人に突っ込んでみたり、ペネロぺへの“美の秘訣は?”という質問に対して「一緒にいる人によるんだよね」(マシュー)と茶々を入れたり、彼女が力瘤を作って見せるとモミモミ触ったり……。ワザとなのか、無意識なのかは不明だが、2人のアツさから脱出したくなるような会見でした・・・・とほほ。ちなみに本篇は“ほんのりアツいです……by K”。
2005 06 10 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jun 07, 2005
G.W.突入。で、試写&劇場での観賞は“なし”……。
2005年第18週(4月30日~5月6日)
G.W.突入。今年は“有給、代休突っ込んで10連休”なんていうゴージャスな人もいるらしい。ちなみにウチは“カレンダー通り”。10連休って羨ましいような気もするけど、終わった後はメチャクチャ身体がナマって社会復帰に時間が掛かっちゃいそうな気も……。ま、始まる前からそんな心配してるような自分にはカレンダー通りの連休具合で丁度いいのかもね。今週はマスコミ試写はなし。谷間に回っている作品もあったけど、それは観る予定になし。自分と妻の実家に行ったり、花粉まみれ(!!)のベランダを掃除したりで、何かと忙しい毎日。そんなこんなで劇場にも行けず、映画はDVDでのみ、短篇を入れて10本観賞。
まず、長篇は3本。『一番美しく』(1944、東宝ビデオ、黒澤明)、『クリフハンガー』(1993、ジェネオン、レニー・ハーリン)、『フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白』(1992、WHV、スティーヴ・マイナー)。どれも何回か観ている作品だけど、いい意味でイメージが違ったのが今回2回目の『一番美しく』。初めて観た時は思わなかったけど、黒澤が「一番可愛い作品」と言う通り、小品だけどとっても愛らしかった。敗戦濃厚な時期に苦労して創られたこの作品。丁寧に捉えられた、女の子たち1人1人が懸命に働く姿には、戦意高揚、というよりは終戦後に続いて行く未来があった。
『クリフハンガー』を観ると、やっぱりレニー・ハーリンの“スピルバーグ・コンプレックス”のようなものを感じる。『フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白』は変わらず感動。“嘘”をつくならこのぐらい上手に、気持ち良くついて欲しい。これは初めて観た時から大好きなファンタジー。
短篇で7本。「バスター・キートン短篇全集1917-1923」(LDC)の中から『アウトウエスト』(1918、ロスコー・“ファッティ”・アールバック)、『医者』(1917、ロスコー・“ファッティ”・アールバック)、『巌窟王』(1918、ロスコー・“ファッティ”・アールバック)、『給士』(1918、ロスコー・“ファッティ”・アールバック)『グッドナイト・ナース』(1918、ロスコー・“ファッティ”・アールバック)、『コック』(1918、ロスコー・“ファッティ”・アールバック)、『浜遊び』(1917、ロスコー・“ファッティ”・アールバック)。『アウトウエスト』は欠損シーン復元版、とか言う前に初めて観たけど、面白かった。このアクションもやはり、現在にちゃんと受け継がれている。後は多分、最低1回は観ているはず。ちょっと曖昧な作品もあったけど……。『巌窟王』はチネティーカ・ナツィオナーレの修復版。さすがにいい仕事していた。
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Jun 06, 2005
『ホステージ』来日記者会見
5月23日/パークハイアット東京
「体を鍛えるのも若い時ほど楽しくないよね」(by ブルース・ウィルス)
TVシリーズ『こちらブルームーン探偵社』(1985~89)で一躍ブレイクし、『ダイ・ハード』シリーズ(1988~)でアクション・スターとしての人気を不動のものにしたブルース・ウィルス。そんな彼が自ら原作に惚れ込み映画化権を獲得したという、ロバート・クレイスの同名サスペンス小説の映画化作品『ホステージ』(6月4日~丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系)。そのPRのためブルースが急遽来日し、記者会見を開いた。
ある大邸宅で、若者3人が人質をとって立て籠もる事件が発生。交渉に向かうのは、かつては敏腕交渉人として活躍していたタリー(ブルース)。しかし犯人が立て籠もったその邸宅は、秘密犯罪組織の重要データーが保管されている特別な場所だった。データーが公になることを恐れた組織はタリーの妻子を人質にし、“邸宅には誰も入れるな”と現場指揮を取るよう彼に命じる……。
4年の歳月を経てようやく映画化を実現した本作。しかしそれが実現したのも、『ダイ・ハード4.0』(仮題)でも脚本を担当するダグ・リチャードソンの力が大きかったよう。「原作ももちろん面白いんだけど、映画用にエンディングを変えたんだ。その他、監督のエミリオ=シリの提案で、犯人を原作よりもっとミステリアスな存在として描いたよ。ダグはよくやったと思う。あの膨大なページ数の小説を2時間ぐらいの映画にしてしまうんだからね。彼は常にセットにいて、その場で書き直しもしてくれたんだ。彼の特徴は小さな感情描写が巧いことだね。『ダイ・ハード4.0』はその前の作品を観なくても楽しんでもらえるような作品にするつもり。きっと満足してもらえると思うよ」。
『ダイ・ハード』の成功以降、『永遠に美しく…』(1992)『隣のヒットマン』(2000)等のコメディ作品から『シックス・センス』(1999)等のミステリアスな役までジャンルを問わずキャリアを積んできたウィルス。しかし、やはり十八番のアクションは彼にとって欠かせないジャンルなのでは? 「正直、アクションは休んでいたんだ。そのジャンルは改革が必要だと思っていたからね。この作品も観客が判りきった“ブルース・ウィルス映画”にはしたくなかったんだ」とちょっと意外な発言も飛び出した。「ハリウッドで成功したけど、いつも次はどんな作品に主演するか迷うんだ。大きな作品からインディペンデントまでいろんなオファーを受けるけど、いかに面白くできるかを考えているね。今、僕は50歳だけど、映画スターとしてそれを深刻に考えないようにしている。なにより俳優という職業が好きだからね。30歳の頃は歳相応の役をするだろうと思ってて、実際そうなったし。ベン・キングスレー(“LUCKY NUMBER SLEVIN”で共演)がこの間アドバイスしてくれたんだけど、“俳優はグラディエーターと同じ。失敗しても成功しても観客を楽しませなければいけない”ってね」。
そんな言葉を聞けば、おのずと今後の活躍に期待が膨らむばかりだ。「中田秀夫監督と仕事をしたいな。実は8~9カ月前に機会があったんだけど、流れてしまってね。でも近々やる予定だよ。えぇ~とね、タイトルは“ザ・ツーリスト”。『ザ・リング2』とはまた違ったホラー作品だよ」。
「単なるアクションだけでなく、“家族”というテーマも大切にしたかったんだ」という本作に、実はウィルスの三女、ルーマーが娘役で出演している。彼が語る“家族”の部分もよりエモーショナルなシーンになったはずだ。「娘とのシーンは原作にはないんだ。脚本の段階では、そんなシーンになるとは思わなかったんだけど、実の娘との共演だからね。僕も感情的になってしまったのかも。劇中とは違って本当は凄く仲良しなんだよ」と娘との話になると嬉しそうだ。
「役作りのため、14年間交渉人の仕事をしていた人に会って話をしたんだ。“こういった人の映画を創って、素晴らしさを伝えなければいけない”と思ったよ。タリーのような立場だったら? 絶対あって欲しくないね。そうだね、現実の中の唯一の交渉といえば、娘たちとかな。“やれ、学校に何を着て行く”とか(笑)」。やはり“交渉人”、あっ、違った“パパ”って大変!?
ブルース・ウィルスの公式サイト
2005 06 06 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
幻の傑作『ロバと王女』の上映会にご招待!
カトリーヌ・ドヌーブの美しさが蘇る! ジャック・ドゥミの
“幻の傑作”『ロバと王女』がデジタル・リマスター版で復活!!
今年で13回目の“フランス映画祭横浜2005”。中でも注目は、1971年の公開以来観る機会がなかった、今は亡き名匠ジャック・ドゥミ“幻の傑作”『ロバと王女』(今秋~Bunkamura ル・シネマほか全国〈地方は順次〉)のプレミア上映。ドゥミ夫人でもあるアニエス・ヴァルダの監修の下、最新デジタル技術を駆使して30年ぶりに修復された貴重なこの作品の上映会に5組10名様をご招待します! 提供:セテラ
<上映日詳細>
日時:6月19日(日)
11時30分開場 12:00開映
開場:109シネマズMM横浜
ご招待券を5組10名様にプレゼント!
<応募方法>
ご希望の商品名とお名前、ご住所、当サイトの感想などをお書き添えの上、hensyu@cine-pause.comまでメールをお送りください。
※当選者発表は発送をもって代えさせていただきます。
応募締め切り→2005年6月11日到着分まで
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Jun 03, 2005
第一級スタッフが放つ衝撃の未公開サスペンス!その展開は予測不可能、心かき乱す復讐劇《『ソルトン・シー』》。
覚醒剤中毒で悪徳刑事のタレコミ屋のダニー(ヴァル・キルマー)に秘められた“衝撃の真実”。全ては“ソルトン・シー(ソルトン湖)”で始まった……。名匠フランク・ダラボン製作、『テイキング・ライブス』のD.J.カルソーの監督デビュー作にしてベストと評される“衝撃の復讐劇”が特典映像満載のDVD(3,980円。レンタル有)で6月10日発売。その発売を記念して《本商品》を3名様にプレゼント!提供:WHV
<応募方法>
ご希望の商品名とお名前、ご住所、最近観た映画の感想やもしくは当サイトへの要望などをお書き添えの上、hensyu@cine-pause.comまでメールをお送りください。
応募締め切り
2005年6月20日到着分まで
※当選者発表は発送をもって代えさせていただきます。
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“衝撃の結末”にあなたは耐えられるか?全米騒然のサスペンス《『フォーガットン』》、いよいよ公開!!
9歳の一人息子サムを飛行機事故で失って14カ月。テリー(ジュリアン・ムーア)は未だ愛する息子の死から立ち直れずにいた。そんな彼女の周りで奇妙な異変が始まり……。公開と同時に全米を騒然とさせた衝撃のサスペンス『フォーガットン』(6/4~日劇3ほか全国東宝洋画系)がいよいよ公開。これを記念して、あなたの大切な思い出を繋ぐ《特製キーチェーン》を5名様にプレゼント! 提供:UIP
『フォーガットン』
ジョセフ・ルーベン作品/UIP/アメリカ/96min.
出演:ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウエスト
ゲイリー・シニーズほか
6/4~日劇3ほか全国東宝洋画系で公開
<応募方法>
ご希望の商品名とお名前、ご住所、最近観た映画の感想やもしくは当サイトへの要望などをお書き添えの上、hensyu@cine-pause.comまでメールをお送りください。
応募締め切り
2005年6月16日到着分まで
※当選者発表は発送をもって代えさせていただきます。
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Jun 02, 2005
『エレクトラ』キャスト記者会見
1月27日/グランドハイアット東京
「監督の指示に思わず“ハイ”って日本語で答えて随分面白がられたよ(笑)」(by ボブ・サップ)
リング上では“野獣”の異名を取りながら、バラエティ番組などの愛くるしいキャラクターで全国区の人気を獲得したK-1ファイター、ボブ・サップ。大作アクション『デアデビル』のスピン・オフ作品で、早くも全米で大ヒットを飛ばしている『エレクトラ』(6月4日~VIRGIN・TOHO・CINEMAS 六本木ヒルズほか全国で公開)で念願のハリウッド・デビューを果たした彼が、都内で緊急記者会見を開いた。NFLプレイヤー、無敵の格闘家、TVタレントと華麗な転身を遂げてきた彼は、ハリウッドでの第1ラウンドをどのように戦ったのだろうか―――。
「今日は俳優として来てるから、カッコつけてるところなのさ」と、おどけたポーズの要請をさらりと交わしたサップ。“本作を機にハリウッドから出演オファーが殺到している”というが、もう日本のお茶の間で“野獣”を見ることは出来なくなってしまうのだろうか!? 「いやいや、野獣サップを育ててくれたのはあくまで日本。これからも日本で活動するし、ワールド・プレミアへは日本への敬意を表して甚平姿で出席したんだよ!」。ファンはホッと一安心だ。
本作で彼が演じたのは、ジェニファー・ガーナー扮するヒロイン、エレクトラの敵で、鋼のような肉体を持つ忍者ストーンという悪役。森を舞台に展開する大掛かりな対決シーンが話題となっているが、「アクション・シーンではフロウ(流れ)の動きについてアドバイスしたよ。小柄なジェニファー(サップとの身長差25cm!)とのバランスを考えたり、安全第一に、“いかに彼女をひき立たせながら自分もカッコよく見せるか”と工夫するのが難しかったな」と、格闘家としての経験を十分演技に活かしたようだ。「でも、もし僕自身が闘うなら、コーナーに追い詰めてひたすら叩くけどね(笑)」。
「プレミアの大きなスクリーンで完成作品を見た時は本当に緊張したよ。未だに“本当だろうか”って、信じられない(笑)」。ハリウッド・デビューという長年の夢を叶えた今、次の目標は? 「アクションは少なめで、もっと演技できる作品がいいな。医者や弁護士の役とかね。ハリウッドでのライバルは、お判りかもしれないけど、マイケル・クラーク・ダンカン。プレミア会場でも挑んできたから“いっちょやってやるか”って(笑)」。
そんな愛嬌を振り撒きながらも「映画のようなスーパー・パワーを持たない者としては、チャリティ等を通して世の中に貢献していきたい」と真摯に語るサップを目の当たりにすると、持ち前のキャラクター、ウィット、勤勉さを武器に国際的スターとして活躍する姿が早くも目に浮かぶ。そしてその暁には、銀幕上でサップ×ダンカンの夢の対決が見られるかもしれない! 頑張れサップ、まずは本作で、日本でも必殺ブロックバスターをキメてくれっ!!
取材・文=小島 美佐/Misa KOJIMA(ライター)
2005 06 02 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
ドタバタの1週間。唯一の試写、『ホステージ』のお味は!?
2005年第17週(4月23日~29日)
G.W.直前、何とも落ち着かない。書類仕事が途切れず、試写にも思うように出られなかった。観られたのは短篇込みで6本、うち試写は僅かに1本。やれやれ……。331回目のPause CINE CLUBは“ウィル・スミス初の本格的コメディ演技”も話題の『最後の恋のはじめ方』(2005、アンディ・テナント)。こちらは久しぶりに気持ちのいい大盛況。但しかなりの混雑で、座れなかった人、観るのを諦めて帰った人もいました。ごめんなさい。当選者数は過去のいろいろなデータから予想した回収率で決めるのだけれど、(試写会は“PRイベント”だから)ガラガラでは困るので当然定員より何割増しかにします。“どうして定員以上当てるの!?”という質問を結構受けるんですけど、反面、当たっても来ない人も結構多いんですよ。“回収率1ケタ”なんて試写室試写会もありましたから(泣)。その逆に、回収率予想を上回っていくと今回のようになります。でも最近はそんなに頻繁には外れないし、大きく外れることもありません。今回座れなかったり、観るのを諦めてしまった人も、懲りずにまた応募して下さいね。ちょっと脱線しましたが、“試写会の当選者数の決め方”については質問が多いので、いい機会だから書いてみました。
さて映画のお話。DVDで5本。長篇の2本、『アイガー・サンクション』(1975、UPJ、クリント・イーストウッド)と『ゲーム』(1997、東宝ビデオ、デヴィッド・フィンチャー)はもう何度目か。やっぱり面白い。『アイガー・サンクション』はスクイーズ版の発売が待たれる。短篇は3本。『おかしな肉屋』(1917、LDC、ロスコー・“ファッティ”・アールバック)、『入婿』(1917、LDC、ロスコー・“ファッティ”・アールバック)、『結婚』(1917、LDC、ロスコー・“ファッティ”・アールバック)は、いずれも「バスター・キートン短篇全集1917-1923」に収録。機会がなかなかなかったけど、ようやくBOXを開封。キートンはやっぱり楽しいし、映画を観るなら基本の1人。既に何回か観ている作品から未見の作品まで、これから1本ずつ観ていくのが楽しみ。
試写の1本は、松竹試写室の『ホステージ』(2004、松竹、フローラン=エミリオ・シリ)。ブルース・ウィリス主演のアクションで意外な拾い物。『ダイ・ハード』(1988、ジョン・マクティアナン)と『ホーム・アローン』(1990、クリス・コロンバス)を足して混ぜて『パニック・ルーム』(2002、テヴィッド・フィンチャー)に流し込んだ感じ(!?)。普通に楽しめました。特集“星取り”に書く予定です。詳細はそこで。
※編集長の星取り
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Jun 01, 2005
『ミリオンダラー・ベイビー』キャスト来日記者会見
5月25日/パークハイアット東京
「彼らは経験豊かだし、いつも“2人の才能にあやかりたい”と、彼らの腕を取っては自分にこすりつけていたのよ(笑)」(by ヒラリー・スワンク)
『愛と追憶の日々』(1983)以来のアカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞受賞作となった『ミリオンダラー・ベイビー』(公開中~丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系)。実の娘に縁を絶たれた初老のトレーナー、フランキー(クリント・イーストウッド)と家族の愛に恵まれない女性ボクサー、マギー(ヒラリー・スワンク)の崇高な絆、そしてその2人を静かに見守るフランキーの唯一の友、スクラップ(モーガン・フリーマン)。3人が織り成す“人生の物語”を描いた本作の公開を前に主演のヒラリーとモーガンが来日し、記者会見を開いた。
まず、何といっても、2人にオスカー受賞のお祝いの言葉を贈りたい! 「ありがとう。今回ノミネートされていた方は、尊敬している素晴らしい方々ばかり。その中で受賞なんて、今でも信じられないわ」と喜びを語るヒラリーは、1999年の『ボーイズ・ドント・クライ』に続く2度目の主演女優賞受賞という快挙を成し遂げた。そして、助演男優賞では2度目のノミネート(ちなみに主演男優賞でも2度ノミネート。受賞はゼロ)で念願の受賞となったフリーマンは、「受賞できたのは本当に嬉しい。でも私1人ではなく、クリントやヒラリー、そして作品が評価されたのが何よりも素晴らしいね」。モーガンが語るように、今回は監督・主演・音楽・製作を務めたイーストウッドも『許されざる者』(1992)に続き2度目の監督賞と作品賞を受賞した。
“そんなイーストウッドとの仕事はどうだったのか?”と満面の笑みを浮かべている2人に聞いてみると、「彼のような人は他にはいないわ。彼はその仕事にぴったりな人を選んだら、後はその人に任せてくれるの。特に何かを強制することはないけれど、常に見守ってくれる人よ」とヒラリー。『許されざる者』に続き2度目の共演となるモーガンは、「彼自身が俳優だから、“俳優”という仕事をよく理解していて尊重してくれるんだ。作品を理想的な方向に導くけど、演技指導なんてことはしない。1人1人が役を理解しているという認識の下、俳優に自由を与えてくれる。他の監督と違うところは、自然にセットに入り込んで自然に消えていくんだよ(笑)」とイーストウッドのモノマネを交えながら話し、会場を沸かした。
彼らの名演技によって重厚な輝きを放ち、観る者の心を揺さぶる本作。特にヒラリーの、全篇吹替なしで挑んだボクシング・シーンは圧巻だ。「何度もパンチを浴びたの! 本来ならフェイスガードをするんだけど、頭の動きが鈍くなるから、私のトレーナーがさせてくれなかったの。お陰でボクサー気分を味わえたわ。最後の対戦相手を演じたプロ・ボクサーのルシア・レイカー(“青い熊”ビリー役)との試合シーンでは、5種類程の決まった動きがあったの。その1つ、“右フックを浴びる時は、必ず下によける”という決まりがあったのをすっかり忘れて、モロにパンチを浴びてしまって! だから、Tシャツを作るなら“私はルシア・レイカーに殴られ、そして生き延びた”っていうコピーを入れるわ(笑)」と、撮影エピソードを披露したヒラリー。続けて、「モーガンとクリントと共演するということは、大きな夢がかなったことと同じ意味。この作品に出演したことは人生、そしてキャリアの中で最も素晴らしい経験だったの。また2人のぜひ共演したいわ。彼らは経験豊かだし、いつも2人の才能にあやかりたいと、彼らの腕を取っては自分にこすりつけていたのよ(笑)」。って、これ以上巧くなってしまったらオスカーの殿堂入りになってしまうんじゃない!? ヒラリー!
