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Oct 18, 2005
『私の頭の中の消しゴム』監督&キャスト来日記者会見
8月9日/キャピトル東急ホテル
「私の存在があるのは過去があるからだと思っているので、消したい記憶はないですね」(byチョ・ウソン)
『MUSA―武士―』での野性的で骨太な演技が高く評価されたチョ・ウソンと、ペ・ヨンジュンと共演を果たした『四月の雪』(9月17日~日比谷スカラ座ほか全国)が話題のソン・イェジン。そんな人気の2人が主演したのが、愛し合う若い夫婦に突然襲いかかった悲劇、妻の記憶が消えていくという不治の病にどう対していったかを描いた号泣必死の感動作『私の頭の中の消しゴム』(10月22日~丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系)。この公開に先駆けて、ウソンと監督のイ・ジェハンが来日し、記者会見を開いた。
「私は20代の頃から、メロドラマやラブストーリーに興味をもっていて、影響を受けてきました。20代の頃はラブストーリーに出演したかったのですが、現実はアクションがあるラブストーリーが多かったんです。私は『ビート』という映画に出演して以来、シリアスなラブストーリーに出演してみたいと思っていたのですが、韓国映画界ではこういった映画が企画されることがあまりなく、出演する機会もなかったので、ずっと待ち望んでいました。そんな気持ちが最も高まったのは『MUSA-武士-』に主演した後です。ちょうどその頃、この作品のシナリオを頂きました」と出演のきっかけを語ったウソン。
実はこの作品は、日本のTVドラマ「Pure Soul ~君が僕を忘れても~」を基にしているのだそう。「シナリオを書く前にドラマを見ましたが、このドラマ自体の素材、純粋な愛、そして記憶、魂といったものをこの映画に活かせればいいな、と思いました。映画化するということは、ある意味、原作を忘れなくてはならず、忘れようとしたことも確かです」とジェハン。
この作品は“愛”の他にも“記憶”や“思い出”がテーマの1つ。そこで、チェに“忘れたい記憶があるのか?”と聞いてみると……。「私の存在があるのは過去があるからだと思っているので、消したい記憶はないですね。私にとって記憶を1つずつ消してしまうことは、真の私の姿を消してしまうことだと思っています。でも、他のものが全て消えてしまっても1つだけ残したい記憶は、やはり愛や愛する人です。愛というのは、自分が持っていると同時に相手も持っているわけで、記憶も全て相手が持っていてくれています。愛する人を覚えているということは、私自身の記憶もそれだけたくさん持っていてくれるということだと思います」。
ちなみに、チェの印象に残っているシーンはラストだそう。劇場のスクリーンで、じっくりとご覧下さい!
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