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May 19, 2006
『ダ・ヴィンチ・コード』強いて言うなら……
『愛の寓話 vol.2』の編集作業が忙し過ぎて、最近全然試写に行けていない。随分観逃した作品が溜まってしまい、これは劇場で追い掛けるのが大変だ。そんな状況の中ではあるけど、いよいよ5月20日から全世界で公開される(日本では日劇1ほか全国/SPE配給)本年度上半期屈指の話題作、『ダ・ヴィンチ・コード』(2006、ロン・ハワード)だけは、観ておいた方が良いかな、と思った。そこで編集作業を一時中断。よみうりホールで開かれた完成披露試写会に行って来ました。
今年のカンヌ国際映画祭のオープニング上映で全世界初上映となったこの話題作。上映終了後に配信された記事によると“上映中失笑が漏れた”とか“ブーイングが凄かった”等、悪評で叩かれる以前の状態で、“これはどうしたことか……”と思った。とはいえ、やはり自分の目で確かめるまでは何とも言えない。で、実際のところはどうだったかというと……。
ハワードらしい作品、とは言えないかもしれないけど、決して責められるような酷い作品ではなかった。というより、2時間30分という長丁場、観る者をグイグイと引っ張って行ってくれる。ハワードの職人芸的な部分が発揮された、ちゃんとしたエンターテインメント超大作になっていた。トム・ハンクス以下、俳優陣もなかなか魅力的だし、何といっても、ハリウッド映画初となったルーブル美術館でのロケを含む撮影(サルバトーレ・トチノ)の美しさに堪能。
恐らく、最初に伝えられたこの作品に対するカンヌの良くない反応は、宗教的な部分に、一部過激なキリスト教団体と信者に負っているのではないだろうか。早速、ソニー製品の不買運動を起こしているらしいし、アジアのある国の首都では宗教上の理由による上映禁止決議が議会を通過したし……。キリスト教だけに限ったことではないのかもしれないけど、そういうのって本当にバカバカしいと思う。
ムキになる、っていうことは本当なのかね、と思ってしまう。だとしたら恐ろしいことだわ……。まぁ、宗教って残酷なものだし、布教と侵略は紙一重だからね……。
ちょっと脱線したけど、この作品、初夏最大のエンターテインメント大作であることは間違いありません。因に、僕は敢えて原作を読まないで観ましたが、そうすると筋を追い掛けるのに忙しく、映画はアッという間に終わります。もし、原作を読んでいれば、もう少し余裕を持っていろいろ楽しめるかもしれません。でも、会場で会った映画ライターさんは、「原作読まないで観た方が、最後までハラハラドキドキできていいんじゃいかなぁ?」なんて言ってました。あなたはどちらにしますか?
この作品、ちょっと不満があるとしたら、監督の人選。最初にも書いた通り、ハワードはちゃんと仕上げてますが、この題材だったらもっと巧く撮る人がいるような気がしてならないんだけど……。 by 編集長
2006 05 19 | 固定リンク
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全米でソニー製品不買運動と
世界同時公開から話題を呼んでいる
ロンハワード監督
トム・ハンクス主演
「ダビンチコード」解禁プレミア・マスコミ試写会に
行って来ました。
朝8時30分からという
異例の完成披露試写会。
映画は、しっかりした作品に仕上がっています。
ただ、アクションなどの
見せる派手さがないため
2時間30分の上映時間は
少しきつかったです。
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