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Aug 26, 2006
『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』キャスト合同インタビュー
7月29日/よみうりホール
「今まで静かな役が多かったから、今回の役はどうしてもやりたかったんです」
(by 須賀 健太)
一色まことの人気コミックを映画化した人情味溢れるファンタジー・コメディ『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』(8月19日~東劇ほか全国)は、交通事故にあったのをきっかけに、幽霊が見える能力を身につけてしまった花田一路少年の一夏の大冒険を描いた作品だ。主人公の花田一路役には『ALWAYS 三丁目の夕日』で注目を集め、CMやTVドラマで活躍する須賀健太。「冒険家に憧れている」という彼には、まさにピッタリの役どころだ。「一路は僕に似ていると思います。今まで静かな役が多かったから、今回の役はどうしてもやりたかったんです。これからもこういう役が増えればいいな、と思います」。
原作のテイストを引き継ぎながらも、心温まる人間ドラマを加え、コメディの要素をより際立たせた映画版は、原作とはまた違った楽しさの作品に仕上がっている。「お母さん役の篠原涼子さんやお父さん役の西村雅彦さんとの掛け合いは、原作を読んでいたので、特に大変ではなかったです。自分が演じていて凄く可笑しいなと思ったのは、北村一樹さんの顔にご飯粒を飛ばすところ(笑)」。
映画が好きで、よく家族で映画を観に行くという彼は「夏休みに家族で観て欲しい。そして、一人でも多くの人に“面白かった”と思って欲しい」と無邪気に答えた。もうすぐ終わってしまう夏休み。ぜひ最後の夏の思い出に観て欲しい作品だ。
取材・文・撮影=勝丸 京子/Kyoko KATSUMARU(ライター)
2006 08 26 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Aug 22, 2006
『愛の寓話』の刊行記念イベント開催!
今、紳士淑女の"密かな愉み"として静かなブームのロマンポルノ。その真実に迫る書籍『愛の寓話』の刊行記念イベントを行います!
現在も活躍中の金子修介がデビュー作にして伝説のスポ・コン&パロディポルノ『宇能鴻一郎の濡れて打つ』について語る他、巨匠・名匠のムチャクチャな要求に振り回されたスタッフたちの、申し訳ないけど思わず笑わずにはいられない撮影現場裏話等が、夜の歌舞伎町に花咲きます。ファンから初心者まで楽しめる、ロマンポルノがすぐに観たくなること請け合いのイベントです!
当日はDVD映像を使っての作品解説の他、監督たちのサイン入りグッズが当たる抽選会も実施します。また、『愛の寓話vol.1&2』&来場ゲストのロマポDVDのサイン即売会も実施します(予定)。
●「ロマンポルノNIGHT in 歌舞伎町!」
▽出演
第一部 金子 修介/監督(聞き手:剱木 久美子/ライター、脚本家)
* 自作『宇能鴻一郎の濡れて打つ』を中心に金子監督がロマンポルノについて語る。
第二部 高橋 伸行/製作+村石 直人/撮影+芳田 秀明/監督
*巨匠・名匠たちの撮影現場裏話。どんな話が飛び出すかお楽しみに!
▽日時 2006年9月6日(水)
開場 18時30分
開演 19時00分(~22時00分予定)
会場 新宿LOFT/PLUS ONE
前売\1500/当日\1,800(共に飲食別)
前売券はロフトプラスワン店頭にて発売(発売は8/16~)
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
※このイベントは都条例により18歳未満の方の入場は出来ません。また、当日御入場の際には身分証(免許証、学生証、保険証、パスポート等、公共機関発行による、年齢を確認できる証明書)の御提示が必要になる場合もございます。また、20歳未満の方へのアルコールの販売は固くお断り致します。
2006 08 22 [シネマニュース] | 固定リンク | トラックバック
Aug 12, 2006
『スーパーマン リターンズ』スタッフ&キャスト来日会見
8月1日/グランドハイアット東京
「毎日ちゃんとお手入れして、更に光るようにメイクしてもらったんだよ(笑)」(by ケビン・スペイシー)
弾丸をも跳ね返す鋼の体を持ち、落下する飛行機をも軽々と持ち上げる超人的なパワーを秘めた史上最強の男、スーパーマンが帰って来る! 『スーパーマン リターンズ』(8月19日~サロンパス ルーブル丸の内ほか全国松竹・東急系)のPRのため、監督のブライアン・シンガー、3代目スーパーマンを演じたブランドン・ラウス、そしてスーパーマンの永遠の恋人、ロイスを演じたケイト・ボスワース、宿敵レックス・ルーサーに扮したケビン・スペイシーが来日し、記者会見を開いた。
「大変な名誉。スーパンマンは真実、正義、自信、善、愛を持っている」と、その魅力を語るのは、21世紀のスーパーマンを演じた“新星”ラウス。
そして、全シリーズの中でもより現代的になったロイスを演じたボスワースは、「今回、一児の母親を演じて、自分の中の母性を探求できたわ」と役を楽しんだようだ。
とはいえ、本作で注目なのは彼らだけではない! 宿敵レックスを演じたケビンのワルっぷりは群を抜いていて……。「ホント、あのスーパーマン・スーツを見るのはイヤだ!! 僕は撮影が始まって3ヶ月ぐらいしたところで参加したんだけど、既にブランドンはスーパーマンとしての自信をつけていたんだ。“やべぇ! 早く彼をやっつけなきゃ!”と思ったよ!」とか、「僕の頭? あれはレックスのトレードマークだからね。毎日ちゃんとお手入れして、更に光るようにメイクしてもらったんだよ(笑)」と悪役を楽しんだご様子。
あなたも、生まれ変わった“スーパーマン”をこの夏楽しんでみては?
2006 08 12 [記者会見レポート] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Aug 05, 2006
『水の花』監督&キャスト プチインタビュー
『水の花』 監督 木下雄介&主演 寺島咲 プチインタビュー
「大人の不条理の犠牲になる子供の痛み、不安定な感情、
そういった部分を暗めの光やロングショットにすることで表現して、
スクリーンをじっくり観て欲しかった」(by 木下 雄介)
『バーバー吉野』の荻上直子、『運命じゃない人』の内田けんじに続く、第15回PFFスカラシップ作品『水の花』(8月5日~ユーロスペースほか全国〈地方は順次〉)。その監督は弱冠23歳の木下雄介。自分を捨てた母と、父親の違う妹の突然の出現に激しく揺れ動く、思春期の少女の痛みと再生を繊細に描き出したこの作品は、彼が《ぴあフィルムフェスティバル》でスカラシップを獲得した『鳥籠』を引き継ぐ作品となる。「前作のきっかけは、親友の両親が離婚してしまったこと。『鳥籠』では、悲劇的なエンディングでしたが、今回は“喪失の痛み”を経て成長する作品にしました。主人公は前回が少年だったので、今回は少女がいいな、と思って」。
そして、“母親に選ばれた”妹に嫉妬心を抱いてしまう美奈子を演じたのは、『理由』でスクリーンデビューを果たし、『青いうた/のど自慢青春編』ではヒロインを演じた寺島咲だ。「自分は円満な家庭に暮らしてますし、実際に妹がいますが嫉妬するなんてはことありません(笑)。美奈子は自分とは全然違う女性です。一番遠い女性というか……だからこそ、やりがいがありました」。とはいえ、寺島に対する木下の印象は違ったのだとか。「僕がイメージしていた美奈子は、子供から大人に変わる過渡期で、大人しそうで、気持ちを押し隠しているような子。咲ちゃんに会った瞬間、まさに美奈子だ、と思いました。オーディションの時、口紅を塗るシーンをやってもらったんですが、その時の表情が本当に重なりました」。この作品の象徴的な部分である口紅を塗るシーンは、さなぎが蝶になるように、少女から大人になる通過儀礼として描かれている。
「大人の不条理の犠牲になる子供の痛み、不安定な感情、そういった部分を暗めの光やロングショットにすることで表現して、スクリーンをじっくり観て欲しかった」という意図で、1シーン1カットの手法を取り入れた木下。そんな撮影の中、寺島が印象的だったのはラストのシーンだという。「美奈子が海岸沿いの道を歩いていくんですが、歩くテンポや歩き姿を何度も練習しました。あのシーンは、彼女が大人になって、前向きに生きていこうとする決意が現れていると思います」。
この作品で本格的にデビューする木下は、「商業映画1本目ですし、地に足をつけなきゃ、という思いが強かったですね」と振りかえる。瑞々しい感性で紡ぎ出された少女の成長は、きっと観る者の胸に響いてくるだろう。
(インタビュー・文・写真=勝丸 京子)
