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Nov 19, 2007

『ソウ4』キャストインタビュー

「このシリーズは凄い旅だったよ。これからも旅は続くと思うけど……。」(by トビン・ベル)

Saw4_01 世界中を恐怖のどん底に陥れたソリッド・シチュエーション・スリラー・シリーズの最新作『ソウ4』(11月17日~TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国)が、いよいよ日本に上陸する。

 『ソウ3』でジグソウ(トビン・ベル)と弟子のアマンダ(ショウニー・スミス)は死んだ。だが今再び、ゲームが始まる……。果たして、今度のゲームを操っているのは何者なのか?

「凄い旅だったよ。これからも旅は続くと思うけど……。とにかくジグソウは、凄いポテンシャルを持ったキャラクター。一緒に仕事しているチームも楽しいし。とても密なコラボレーションを取れてきたと思う。それはとても珍しいこと。テレビや映画の世界はトップ&ダウンが激しいけど、このシリーズには皆で分かち合って行こうという責任感がある。それが作品を良いもので満たして来たと思うよ」と、第4作目までの感想を語ってくれたトビン・ベル。

シリーズが誕生してから最新作まで、“悪”のアイコンとなったジグソウを演じ続けて来た彼が、今回初めての来日を果たした。実際の彼は劇中の冷たい印象とは違い、「あっ、ジグソウの人形はこっちに置いとこうね(笑)」と場を和ませてくれるジェントル・マンだ。

 そんな彼にジグソウという人物をどう受け止めているのか聞いてみると、「友達をよく知るためにいろいろと質問するように、僕もジグソウに質問したりしたんだ。でも理路整然とした答えは出てこないし、都合のいい答えばかり。とても複雑な人間だね。それを人に説明するのも難しい。具体的なシーンを言ってもらえれば、その時に彼がどう感じたか言えるんだけど……。彼の感情は“たまねぎ”のようなもので、1枚剥けばまた違う感情があったりする。その積み重ねで、1つではなく、複雑な感情が形成されるんだ。でも彼は君たちと何ら変わりないと思う。たまたま彼がスクリーンに映し出されてしまっただけだと思うよ」。

 最新作では、ジグソウの過去がまた新たに明かされて行く。恐らく観客は、1枚1枚剥がされていく彼の感情や行動に驚きと納得を同時に感じるだろう。「人生というのは1つの形に決まっていない。我々がどう解釈するか? どんな経験をするのか ?どういうふうにエネルギーを使うのか? だと思う。いろいろな道があるけど、ジグソウはある信念に導かれて1つの道を選ぶ。この映画に人生の答えがあるとは言えないけど、ね。答えは自分たちで見つけきゃいけないんだと思う。僕も人生を模索中(笑)。ま、何と言っても映画だし、皆に楽しんで欲しい」と語りながらも、「皆を考えさせるから、この映画はヒットし続けているのかもね(笑)」とイタズラっぽく笑うベル。あなたはこの映画から何を思う?

取材・文・写真=間宮 うり/Uri MAMIYA(ライター)

プロフィール
トビン・ベル/Tobin BELL
1942年8月7日生まれ。アメリカ、ニューヨーク出身。ボストン大学卒業後、モントクレア州立大学で環境教育修士号を修得。ニューヨークのアクターズ・スタジオで一流の指導者から演技を学び、数々の舞台に出演する。1988年に『ミシシッピー・バーニング』で映画デビューを果たし、以後、『グッドフェローズ』(1990)『ザ・シークレット・サービス』(1993)『ザ・ファーム/法律事務所』(1993)等、どんな役でもこなせるカメレオン俳優として活躍。そして、ジグソウ役を得た『ソウ』シリーズ(2004~)で、その地位を確立した。次回作は“HIGHWAY61”(2008)が待機中。

Saw4_02ソウ4
“SAW Ⅳ”
アスミック・エース/
ダーレン・リン・バウズマン作品
2007年/アメリカ/93min./カラー/
ヴィスタ/ドルビー(SRD:SR)※R-15指定作品
(C)MMVII Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
11月17日~TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国

2007 11 19 [記者会見レポート] | 固定リンク

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