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Dec 20, 2007
『カンナさん大成功です!』キャストインタビュー
「自分に満足し、自信を持って歩んでいくことが大切だと思います」
(by キム・アジュン)
「私が愛されないのは、太っているから。キレイじゃないから」と幸せになれない理由を並べて、自分に言い訳を続けてきたカンナ(キム・アジュン)。そんな彼女が、愛する人から好かれるために、そして幸せになるために、決死の一歩を踏み出す。それは誰もが予想しなかった大胆な一歩、“全身整形”という、まさに命がけの決断だった……。鈴木由美子の人気同名コミックを韓国が映画化し、あの『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』を超え、韓国ラブコメ史上No.1ヒットを記録した『カンナさん大成功です!』(12月15日~シネカノン有楽町1丁目ほか全国)が絶賛公開中だ。
監督は、デビュー作『オー!ブラザー』(2003)に続くこの長篇2作目にして大きな成功を手にしたキム・ヨンファ。そしてヒロインのカンナを演じたのが、大型新人のキム・アジュンだ。「これまで、女性が持っているコンプレックス、“ルックス至上主義”を真っ向から描いた作品は韓国にはなかったんです」と語るキム・アジュンは、この作品で韓国のアカデミー賞、大鐘賞の主演女優賞を受賞。劇中の90%以上に出演し、95kgのカンナに変身する際には毎日4時間かけて特殊メイクを施したのだそう。
そんなキムは、「この作品の魅力はいろいろな要素をバランス良く取り込んだところだと思います。韓国では、興行成績が良いとあまり作品評価が良くなかったり、その逆のことが起きたりするんですが、この作品は両方でいい結果を出すことができました」と自信を覗かせる。
美人というより可愛い顔立ちに、身長170cm、体重48kgという抜群のスタイル。“ぶっちゃけ、フラれたことないでしょ?”と女の醜い嫉妬をチラつかせながら聞くと、「そんなことないです……もちろん、あります……」と小さい声で答える。そんなキムに、同性の筆者も思わず“ドキっ! カ、カワいい……”というか、彼女をフルなんてどれだけ見る目がない男なんだろう……と。「思いを秘めるタイプですね。全く相手に気持ちを伝えられません。そんな素振りも見せないから誰も判らないんです(笑)。でも、フラれた経験があるからこそ、この映画に生かせたんだと思います」と、どうやら本作で自身とカンナを重ねた部分もあったようだ。
そんな彼女がこの映画で学んだこととは一体何だろう?「自分が望んだものを手に入れても、本当の自分に満足できていなければ幸せな人生とはいえない。“本当の幸せって何だろう?”って、自分を振り返ってみることは必要です。それをこの映画を通して伝えられればと思いました。自分に満足し、自信を持って歩んでいくことが大切だと思います」。女性なら誰しもが悩み苦しむ死活問題(!?)を、笑いあり涙ありで描いたこの作品。自分に自信をなくしてしまった女性たちにこそ見て欲しい、珠玉のラブ・コメディだ。
取材・写真・文=間宮 うり/Uri MAMIYA(ライター)
プロフィール
キム・アジュン/Ajoong KIM
1982年10月16日生まれ。韓国(出身地不詳)出身。スカウトがきっかけでモデルとなる。雑誌モデル等で活躍し、2004年に『オッケドンム』でスクリーン・デビュー。TVの大河時代劇「海神―HESHIN―」で男勝りな護衛兵士を演じ、一躍注目を浴びる。その後、TVドラマ「別れの法則」(2005)映画『クァンシクの弟クァンテ』等で着実にキャリアを積み、2005年秋のTVドラマ「変な女、変な男」で主演に抜擢され、お茶の間の人気者となった。そして歌にも挑戦した本作が興行的にも批評的にも成功を収め、“キム・アジュン シンドローム”と呼ばれる程のブームを巻き起こした。今後が楽しみな若手女優である。
『カンナさん大成功です!』
“200 POUNDS BEAUTY”
WB/キム・ヨンファ作品
2006年/韓国/116min./カラー/
ヴィスタ/ドルビー(SRD:SR)
(C)2007 KM Culture co,ltd. All Rights Reserved./KM
12月15日~シネカノン有楽町1丁目ほか全国
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