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Feb 01, 2008
“リリアーナ・カヴァーニ傑作選”開催!
イタリアを代表する映画監督の一人であり、最近はオペラの演出にもその才能を発揮しているリリアーナ・カヴァーニ(1933年1月12日生まれ。イタリア、エミリア・ロマーニャ州出身)。特に“性と生と死”を見つめた作品で圧倒的な力を発揮する彼女だが、その代表作として人気の高い3作品が“リリアーナ・カヴァーニ傑作選”として新宿K'sシネマを皮切りに順次公開されることになった。
今回上映されるのはどれも1度は観ておきたい作品だが、どれか1作品といったらまず『愛の嵐』を観て欲しい。元ナチス親衛隊将校(ダーク・ボガード)と、その支配下のゲットーで囚人として弄ばれたユダヤ人女性(シャーロット・ランプリング)。そんな二人が戦後偶然再会してしまったことから、ゲットーでの悪夢を辿る退廃的な愛の日々が始まる……。当時、背徳的で官能的なこの作品はイタリア内外に衝撃を与え、大論争を巻き起こした。バチカンはその内容に当然激怒したが、その完成度の高さから巨匠ルキーノ・ヴィスコンティら多くの映画人が支持。全世界で大ヒットを記録した。
その他の2作品もそれぞれに観応えがあるので、時間のある方はぜひ足を運んで欲しい。『ルー・サロメ 善悪の彼岸』は、文学史にその名を残すルー・サロメ(ドミニク・サンダ)の奔放な人生を描き、『愛の嵐』に続いて論争を巻き起こした問題作。そして、宗教家フランチェスコ(ミッキー・ローク)の神と向き合った壮絶な人生を描いた『フランチェスコ』は、完全版としては日本初公開となる。
L・カヴァーニは俳優たちの魅力も上手く引き出した。D・ボガード、S・ランプリング、D・サンダ、M・ロークにとっても、今回の作品がそれぞれ代表作として数えられることは間違いない。まず衝撃的内容に目が行ってしまうL・カヴァーニの作品だが、彼女によって引き出された俳優たち魅力に注目して観るのもまた楽しい。
“リリアーナ・カヴァーニ傑作選”
2008年2月2日~新宿K'sシネマ
『愛の嵐』10時50分/19時00分
『フランチェスコ』13時20分
『ルー・サロメ 善悪の彼岸』16時25分
※その他、上映期間等の詳細は劇場HPをご覧下さい。
http://www.ks-cinema.com/schedule.html
※作品の詳細は公式HPをご覧下さい。
http://www.cavani.jp/
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