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Jan 29, 2009
M・ストリープが『マンマ・ミーア!』を持って来日!!
全米でミュージカル映画歴代最高のオープニング成績を記録した他、世界各国でも大ヒットになった『マンマ・ミーア!』が、いよいよ日本でも1月30日(金)から日劇PLEXほか全国で公開される。それを前に主演のメリル・ストリープがPRのため来日。1月22日(木)にザ・リッツ・カールトン東京で記者会見を開いた。詰め掛けた報道陣は300人以上。現代映画界を代表する名女優の12年振りの来日(前回は1997年1月/『マイ・ルーム』〈1996、ジェリー・ザックス〉)に、会見は大いに盛り上がった。
『マンマ・ミーア!』は、ABBAのヒット曲で構成され、世界中でロングランになった傑作ミュージカルの映画化。舞台はエーゲ海に浮かぶギリシャの小島。20歳の花嫁ソフィ(A・セイフライド)の結婚式前日から当日までを、美しい映像と躍動感溢れる音楽&ダンスで描いた物語だ。母子家庭に育ったソフィの願いは、父親とヴァージン・ロードを歩くこと。式を控え父親探しを思い立ったソフィは、内緒で母親ドナ(M・ストリープ)の日記を読み、父親の可能性のある昔の恋人三人、サム(P・ブロスナン)、ハリー(C・ファース)、ビル(S・スカルスガルド)に招待状を送る。すると三人とも島にやって来るが……。今年還暦を迎えるとは思えない程若々しい演技を披露したM・ストリープは、会見で次のように語った。
●“踊ったり、歌ったり”といった本格的なミュージカルは初めてだと思いますが、特別なトレーニングはしましたか?
ストリープ「特にトレーニングはしなかった。中年の女性がまあまあの歌と踊りをしているところを見せられればいい、と思い込んで演じたの。ABBAの曲は全曲知っていたけど、ちゃんと歌詞を覚えていなかったので覚え直すのが大変だったわ」
●共演した三人の男優はいかがでしたか?
ストリープ「とても話の判るいい男たちだった。皆、家族連れで、撮影は和気あいあい。ピアース・ブロスナンの歌には賛否両論あるけど、私は好き。だって、私の夫に似ていて心に響いたのよ」
●この作品のように、娘に秘密にしていることは?
ストリープ「恋愛に関してはないわ。だって娘が興味を持たないから。他のことでは隠しごとしているけどね」
●この作品の好きなところは?
ストリープ「悲しい時、落ち込んだ時、不安な時は、この作品のようにシンプルな音楽、人物、ストーリーにこそ幸せがある。私はアメリカで“9.11”が起きた時、ニューヨークに住んでいたの。子供たちがショックで落ち込んでいる時、『マンマ・ミーア!』の舞台に連れていったわ。そうしたら、席に立って歌って、街に出ても歌っていた。そのぐらい元気にしてくれる舞台の映画化だから、この映画を観て、多くの人に幸せになってもらいたいわ」
物語と音楽は勿論、目の覚めるような青さの空と海を見ているだけでも幸せな気分になってくる『マンマ・ミーア!』は、1月30日(金)から日劇PLEXほか全国で公開される。
『マンマ・ミーア!』 “MAMMA MIA!”
2008年/アメリカ/108分/カラー/スコープ/ドルビー(SRD、DTS、SDDS:SR)
(c)2008 Universal Studios.ALL RIGHTS RESERVED.
監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド、
ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、
ステラン・スカルスガルド、他
配給:東宝東和 www.mamma-mia-movie.jp
2009 01 29 [シネマニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jan 28, 2009
懸命に生きる、ということ。

インフルエンザが流行っていますが、皆さんは大丈夫ですか? どうぞお気をつけて下さいね。さて、イスラエルとガザ地区の不穏な動きは取り敢えず停戦の運びとなりましたが、確執は更に根深さを増したのではないかと危惧されます。つい、日本人には理解しづらい対立、と、縁遠い感じを抱いてしまいがちかもしれません。でも、周辺に暮らす普通の人たちのドラマを見れば、私たちと同じように喜び、悩み、苦しみながら懸命に生きていることを実感します。今回は、中東地域への理解、関心を深めるきっかけになりそうな2つの作品をご紹介します。
『キャラメル』 “CARAMEL”
1月31日~ユーロスペースほか全国(地方は順次)
http://www.cetera.co.jp/caramel/
1本目は『キャラメル』。レバノン、ベイルートの、世代の異なる五人の女性が集うエステサロンが舞台です。スクリーンの上に鮮やかな色使いで繰り広げられるのは、様々な登場人物の、等身大の日常。老いや異性関係、友情など、彼女たちの一喜一憂に共感しつつ、もがきながら前へ進む姿に励まされました。ちなみに『キャラメル』というタイトルは、レバノンの女性たちが脱毛する時に使う“砂糖を煮詰めたキャラメル状のペースト”からきています。その未知の脱毛法には文化の違いを感じますが、一方、“肌の手入れ”という共通の興味に親しみが沸きました。監督のナディーン・ラバキーは主演女優としても存在感十分。こんふうに伸びやかに活躍するアラブ女性がいることは1つの発見でした。
もう1本は『シリアの花嫁』。シリアとイスラエルの境界線、ゴラン高原に暮らす、花嫁とその家族の物語です。まず私たちは、ゴラン高原の地元住民がイスラエルによる占領を納得せず、結果、無国籍のまま日々を送っている、という事実に馴染みがありません。その特異な地域からシリアへ嫁いで一度シリア国籍が確定すれば、二度と故郷に里帰りできない。重い決心を必要とする結婚が、作品の軸になっています。そんな結婚にユーモラスに織り込まれていくのは、根強い民族愛、地域社会のまなざし、頑なな差別意識、男女それぞれの生きづらさ、といった様々な事象。強い抑圧の下で交わされる愛情や、未来を信じ、因習を振り切ってすっくと立ち上がる主人公たちの意思に、力強いものを感じました。
『シリアの花嫁』 “SYRIAN BRIDE”
2月21日~岩波ホールほか全国(地方は順次)
http://www.bitters.co.jp/hanayome
どちらの作品も、観た後は描かれた風景が脳裏にちらつくようになりました。また、メディアでつい関連記事を探してしまいます。あたかも、知り合いの安否が気になるかのように。遠い世界、知らない世界に目を向かせる――映画には大きなパワーがありますね。
では、また次回です。
28/1/2009 中澤 有美子
セントフォースHP http://www.centforce.com/
中澤有美子ブログ http://ameblo.jp/nakazawa-yumiko/
「安住紳一郎の日曜天国」HP http://www.tbs.co.jp/radio/nichiten/
2009 01 28 [試写室日記] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jan 25, 2009
女性限定スペシャル企画“L MOVIE ALL NIGHT”開催!
刺激的な映像美の『マトリックス』(1999)で世界中にその名を轟かせたアンディ&ラリー・ウォシャオスキー。その衝撃のデビュー作『バウンド』(1996)が、1月28日(水)に DVD&BDで発売。それを記念してシネマート新宿では、1月30日(金)に女性限定スペシャル企画“Lムービー・オールナイト”を開催します。
初公開から今に至るまで、レズビアンが選ぶ“Lムービー”として圧倒的な人気を誇るカルトムービーであると同時に、主演女優二人のクールでスタイリッシュな格好良さに憧れる一般の女性映画ファンにも人気のある『バウンド』。まさに“女映画”と呼ぶに相応しいこの作品のDVD&BD発売記念“Lムービー・オールナイト”は、“ゲイタウン”新宿2丁目付近の劇場、シネマート新宿で、傑作レズビアン映画4作品をオールナイト上映する女性限定スペシャル企画。スペシャルゲストを迎えてのトークショーも実施します。この機会に、“女の世界”を女性だけでどうぞお楽しみ下さい。
《女性限定スペシャル企画“Lムービー・オールナイト”》
上映作品
『バウンド』(1996年/アメリカ/109分/監督:アンディ&ラリー・ウォシャウスキー)
『Lの世界 シーズン4』より1エピソード
『マルホランド・ドライブ』(2001年/アメリカ/146分/監督:デヴィッド・リンチ)
『Tatto-刺青』(2007年/台湾/98分/監督:ゼロ・チョウ)
トークゲスト
LiLiCo(映画コメンテーター)
カイザー雪(レズビアンカルチャーWebマガジン「Tokyo Wrestling」チーフエディター)
日時
2009年1月30日(金)
会場
シネマート新宿(電話03-5369-2831)
時間
21時40分開演(予定)
料金
1,000円(入場無料につき1ドリンク代として) ※当日券のみ
入場制限
女性限定。18歳未満入場不可。
※詳細は劇場HPでご確認下さい。
http://www.cinemart.co.jp/theater/shinjuku/
《『バウンド』DVD&BD、1月28日発売!》
DVD 税込3,990円 BD 税込5,040円
発売・販売 エスピーオー
2009 01 25 [シネマニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jan 23, 2009
第81回アカデミー賞ノミネート発表!
第81回(2008年)アカデミー賞のノミネートが発表になりました。今年はこれから日本公開される作品ばかりなので何ともいえないと思いますが、皆さんのノミネート予想は当たりましたか?
最多ノミネートは『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の13部門で、『スラムドッグ$ミリオネア』が10部門、『ダークナイト』『ミルク』が8部門で続きます。日本人として特に興味があるのは、最優秀外国語映画部門ノミネートの『おくりびと』ですよね。日本映画のノミネートは第76回(2003年)の『たそがれ清兵衛』(山田洋次)以来5年振り。受賞となると、最優秀外国語映画部門が“名誉賞”と呼ばれていた第28回(1955年)の『宮本武蔵』(稲垣浩)以来53年振りの快挙となります。そしてもう1本、最優秀短篇アニメ賞にノミネートされた『つみきのいえ』(加藤久仁生)も気になるところ。こちらは第75回(2002年)の『頭山』(山村浩二)以来6年振りのノミネート。受賞すれば史上初となります。
授賞式は2月22日。今度は最優秀賞に輝く作品を予想しつつ、授賞式を待ちましょう!
作品賞
『愛を読むひと』
『スラムドッグ$ミリオネア』
『フロスト×ニクソン』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
『ミルク』
主演男優賞
ショーン・ペン『ミルク』
フランク・ランジェラ『フロスト×ニクソン』
ブラッド・ピット『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
ミッキー・ローク『レスラー』
リチャード・ジェンキンス“THE VISITOR”
主演女優賞
アン・ハサウェイ『レイチェルの結婚』
アンジェリーナ・ジョリー『チェンジリング』
ケイト・ウィンスレット『愛を読む人』
メリッサ・レオ“FROZEN RIVER”
メリル・ストリープ『ダウト~あるカトリック学校で~』
助演男優賞
ジョシュ・ブローリン『ミルク』
ヒース・レジャー『ダークナイト』
フィリップ・シーモア・ホフマン『ダウト~あるカトリック学校で~』
マイケル・シャノン『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
ロバート・ダウニーJr.『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
助演女優賞
エイミー・アダムス『ダウト~あるカトリック学校で~』
タラジ・P・ヘンソン『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
ヴィオラ・デイヴィス『ダウト~あるカトリック学校で~』
ペネロペ・クルス『それでも恋するバルセロナ』
マリサ・トメイ『レスラー』
監督賞
ガス・ヴァン・サント『ミルク』
スティーヴン・ダルドリー『愛を読むひと』
ダニー・ボイル『スラムドッグ$ミリオネア』
デヴィッド・フィンチャー『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
ロン・ハワード『フロスト×ニクソン』
オリジナル脚本賞
“IN BURGES”
『ウォーリー』
『ハッピー・ゴー・ラッキー(原題)
“FROZEN RIVER”
『ミルク』
脚色賞
『愛を読むひと』
『スラムドッグ$ミリオネア』
『ダウト~あるカトリック学校で~』
『フロスト×ニクソン』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
撮影賞
『愛を読むひと』
『スラムドッグ$ミリオネア』
『ダークナイト』
『チェンジリング』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
編集賞
『スラムドッグ$ミリオネア』
『ダークナイト』
『フロスト×ニクソン』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
『ミルク』
美術賞
『ある公爵夫人の生涯』
『ダークナイト』
『チェンジリング』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
衣装デザイン賞
『ある公爵夫人の生涯』
『オーストラリア』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
『ミルク』
『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
メイクアップ賞
『ダークナイト』
『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
作曲賞
『ウォーリー』
『スラムドッグ$ミリオネア』
『ディファイアンス』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
『ミルク』
歌曲賞
“Down to Earth”『ウォーリー』
“Jai Ho”『スラムドッグ$ミリオネア』
“O Saya”『スラムドッグ$ミリオネア』
録音賞
『ウォーリー』
『ウォンテッド』
『スラムドッグ$ミリオネア』
『ダークナイト』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
音響効果賞
『アイアンマン』
『ウォーリー』
『ウォンテッド』
『スラムドッグ$ミリオネア』
『ダークナイト』
視覚効果賞
『アイアンマン』
『ダークナイト』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
長篇アニメ賞
『ウォーリー』
『カンフー・パンダ』
『ボルト(原題)』
外国映画賞
『おくりびと』(日本)
“THE CLASS”(フランス)
『バーダー・マインホフ・コンプレックス(原題)』(ドイツ)
“REVANCHE”(オーストリア)
『戦場でワルツを』(イスラエル)
長篇ドキュメンタリー賞
“ENCOUNTERS AT THE END OF THE WORLD”
“THE GARDEN”
“THE BETRAYA(NERAKHOON)”
“TROUBLE THE WATER”
“MAN ON WIRE”
短篇ドキュメンタリー賞
“THE WITNESS-FROM THE BALCONY OF ROOM 306”
“THE CONSCIENCE OF NHEM EN”
“THE FINAL INCH”
“SMILE PINKI”
短篇アニメ賞
“OKTAPODI”
『つみきのいえ』
“THIS WAY UP”
『マジシャン・プレスト』
“LAVATORY-LOVESTORY”
短篇実写賞
“AUF DER STRECKE(ON THE LINE)”
“THE PIG”
“SPIELZEUGLAND(TOYLAND)”
“NEW BOY”
“MANONN ON THE ASPHALT”
2009 01 23 [シネマニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jan 22, 2009
vol.3:ストーカーの恐怖と哀しみ、『ザ・ファン』
Pause 1996年10月号 試写会募集告知
創刊3号、10月号の“Pause Cine Club”では、「秋の映画祭り」と題して4作品連続試写会を開催。他社とのバッティングを嫌がらず、快く作品を提供して下さった4社には感謝です。「Pause」は映画に実績のない出版社の媒体でしたが、これ以降、“Pause Cine Club”は軌道に乗りました。第1弾は『ザ・ファン』。同じホールで豪華に2日間連続開催でした。
『ザ・ファン』は、今で言う“ストーカー”物。狂信的ファン(ロバート・デ・ニーロ)がメジャーリーグのスター選手(ウェズリー・スナイプス)を恐怖のどん底に引きずり込みます。監督もキャストも有名なのにDVDは廃盤のまま、評価もイマイチ地味なこの作品。ですが、決して陽性ではないトニー・スコットの本質を見るという意味だけでも興味深い作品です。“野球シーンに迫力がない”なんて言っちゃいけません。オリンピックから野球を追い出しちゃった“クリケットの国”の人ですからね、T・スコットは……(苦笑)。
《作品データ》
『ザ・ファン』 “THE FAN”
1996年/アメリカ/117min./カラー/スコープ/ドルビー(SRD、SDDS:SR)
監督:トニー・スコット
脚色:フォエフ・サットン(原作:ピーター・エイブラハムズ)
撮影:ダリウス・ウォルスキー
音楽:ハンス・ジマー
主演:ロバート・デ・ニーロ、ウェズリー・スナイプス、
エレン・バーキン、ジョン・レグイザモ、他
配給:日本ヘラルド映画
Cine Club開催概要:1996年9月10、11日 渋谷東邦生命ホール
日本公開:1996年10月26日 日比谷スカラ座ほか全国東宝洋画系
ソフト:DVD/廃盤
BD/未発売
2009 01 22 [PauseCineClub HISTORY] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jan 21, 2009
もう一度劇場で観よう!『ダークナイト』再公開決定!!
ダークナイト(暗黒の騎士)、再びスクリーンへ――。2008年夏に公開され、歴代興行収入記録を次々と塗り替えた大ヒット超大作『ダークナイト』(2008、クリストファー・ノーラン)。“シリーズ最高傑作”と絶賛され、これから順次発表される各映画賞受賞の期待も掛かるこの作品が、1月24日(土)から丸の内ピカデリーほか全国で凱旋ロードショーされることになりました。
現代社会の闇、病める大国・アメリカを取り込んだ圧倒的な物語、重厚かつダイナミックな映像、ヒース・レジャーの壮絶な演技等で観る者を圧倒した『ダークナイト』。2008年12月10日に発売されたDVD&BDも記録的な売上になっていますが、まずは映画館のスクリーン&音響で堪能するのがベスト。この機会に、ぜひお近くの映画館で、2008年を代表する傑作をお楽しみ下さい!
『ダークナイト』 “THE DARK KNIGHT”
TM&(C)DC Comics.(C)2008 Warner Bros.Ent.All Rights Reserved.
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー、他
2008年/アメリカ/152分/カラー/スコープ/ドルビー(SRD、DTS、SDDS:SR)
1月24日~丸の内ピカデリーほか全国
※上映期間、上映劇場等の詳細は公式サイトでご確認下さい。
配給:ワーナー・ブラザース映画
http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/
《DVD&BD絶賛発売中!》
DVD
BADPOTプレミアムBOX(2枚組) 6,980円[初回生産限定]
特別版(2枚組) 3,980円
BD
BADPOTプレミアムBOX(2枚組) 7,980円[初回生産限定]
特別版(2枚組) 4,980円
発売・販売:ワーナー・ホーム・ビデオ
http://www.whv.jp/
2009 01 21 [シネマニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jan 19, 2009
『エレジー』イベント試写会開催。
財力も社会的地位も持つ初老の大学教授、デヴィッド(ベン・キングズレー)と若く美しい一人の女性、コンスエラ(ペネロペ・クルス)。30歳も歳の離れた男女の切ない恋を、『死ぬまでにしたい10のこと』(2003)のイザベル・コイシュが官能的かつ繊細に描いた『エレジー』が、1月24日(土)からシャンテシネ、Bunkamuraル・シネマほか全国(地方は順次)で公開される。それに先立つ1月14日(水)、新宿明治安田生命ホールで、芸能界の“歳の差婚おしどり夫婦”高橋ジョージ(50)&三船美佳(26)を迎えてのイベント試写会が開催された。
『エレジー』を3回も観た三船美佳は、「全く飽きません。全てのシーンがリアルで、観ていて自分にオーバーラップする場面がいっぱいありました」と、その感動を語った。一方、クエンティン・タランティーノ作品が大好きな高橋ジョージも、「歳の差に関係なく、男と女の感情、気持ちが判る作品です。危機を感じているカップルに観て頂きたいです」と、意外(!?)にも『エレジー』を気に入った様子。そんな二人は5年程前に一度離婚を真剣に考えたことがあるという。だが、無事にそれを乗り越えた今、更に愛が深まり、「10年後も愛し合っています!」といつものアツアツぶりを披露。歳の差カップルとして上手くやっていく秘訣について、「歳の差は縮まらないけど、お互いをしっかり見ることが一番」と語った。最後に、“年の差恋愛成就の秘訣”をそれぞれ漢字一文字で書初めした二人。三船美佳は「愛」、高橋ジョージは「歌」と書き、二人合わせて「愛歌」=「哀歌」=「エレジー」となった。
大人のためのラブ・ストーリー『エレジー』は、1月24日(土)からシャンテシネ、Bunkamuraル・シネマほか全国(地方は順次)で公開される。
『エレジー』 “ELEGY”
(C)2008 LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC.All Rights Reserved.
2008年/アメリカ/112分/カラー/ヴィスタ/ドルビー(SRD、SDDS:SR)
1月17日~シャンテシネ、Bunkamuraル・シネマほか全国(地方は順次)
配給:ムービーアイ
http://elegy-movie.jp/
2009 01 19 [シネマニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jan 17, 2009
『我が至上の愛~アストレとセラドン~』キャストインタビュー
フランス映画界の巨匠エリック・ロメールの最新作『我が至上の愛~アストレとセラドン~』(1月17日~銀座テアトルシネマほか全国〈地方は順次〉)。17世紀パリの貴婦人たちの間で流行した小説「アストレ」の映画化で、ロメールはその原作に忠実に映画化している。ローマ時代へ誘うかのような壮大な自然の中で描かれるのは、若き羊飼い、セラドン(アンディ・ジレ)とアストレ(ステファニー・クレイヤンクール)のすれ違いや、ひたむきな愛の物語。「フランス映画祭2008」(2008年3月13~16日)で主演の二人が来日した際、監督のロメールや作品について聞いてみた。

Q ロメールに初めて会った時の印象は?
A ステファニー「お茶をたしなみながら、映画の以外のことを話したわ。だから“ホントに採用されるのかな?”と思っていたんだけど、私が“スポーツが好き”と言ったら、”今年の冬までスポーツはしないでね”と言われたの。後から考えると、アストレを演じるために“白い肌を守ってね”という意味だったみたい。でも、はっきりと言われたわけじゃなかったから不安だったわ」
A アンディ「とても聡明な印象だったね。シンプルで、すぐに打ち解けられるような状況にしてくれたんだ。最初の時、はっきり映画について言われなかったけど、その後、何回か会って、11月ぐらいに“原作について学んで来てね”と言われたんだ。それで“やっと起用されたんだな”って実感したね。凄く嬉しかった」
Q 撮影中のロメールの様子は?
A アンディ「ロメールはとても情熱的で、利発な人。撮影が進むとだんだん元気になるんだ。映画というものがいかに彼に活力を与えているかが判った。それに彼は、自分の作品に対しても映画に対しても誠実。カメラは人間の美しい部分も醜い部分も映し出すけど、基本的には人間を美しく“撮るもの”として捉えているんだ」
Q17世紀の小説「アストレ」が原作ですが、監督が一番大切にしたものは何だと思いますか?
A アンディ「感じたのは、17世紀の言葉が全く古びれず、今でも通用するということだった。そして、小説に描かれていた“人間の愛”が、ロメールの愛情感にマッチしていたと思う」
A ステファニー「そうね。それに、ロメールは30年前からこの企画を考えていたみたいだけど、絶対に出来るという信念というか、意志を感じたわ。でも全然気負ってなくて……。とてもシンプルな雰囲気で進んだと思う」
Q映画で描かれるような愛についてどう思われますか?
A ステファニー「現代にアストレのような純粋な愛は難しいけど、そんな彼女を演じられて嬉しかったわ。でも、自分で今、それを貫くのは難しいかも」
A アンディ「そうだね。僕もセラドンのように愛に忠実でありたいし、理想の愛を信じたいけど、どうかなぁー?(笑)」
Q役づくりはどうでしたか?
A ステファニー「舞台の勉強はしていたけど、特に演技指導を受けたことはなかったの。でも、ロメールからは“受けなくていい”と言われたわ。“何も知らない、手つかずの部分を大事にしたい”だって。だからそこを大事にして、アストレが泣く時は私が泣くように、感情をそのまま自然に出したわ。後は、セリフがワザとらしくなく、自然に言えるようになるまでが難しかったわね」
A アンディ「確かにセリフを自分のものにするのが大変だったね。観客がストーリーを理解する上で妨げになってはいけないし。でもロメールは僕たちを信頼してくれて、いろいろな演技を試すことを受け入れてくれた。“偶然が引き起こす、生の瞬間に興味がある”と言ってくれた。ロメール映画の対極ってロシア映画かな、って思う。形式の中で最大限の力を目指す、という点で」
Q次はどんな監督の作品に出演してみたいですか?
A ステファニー「日本の監督と“セーラー・ムーン”の映画を撮りたいわ!(笑)。もしくは、ジム・ジャームッシュの映画がいい!」
A アンディ「ホウ・シャオシェンや『バベル』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの映画がいい。フランスよりもアジアやラテンアメリカの映画に興味があるんだ」
取材・撮影・文=間宮 うり/Uri Mamiya(ライター)

【プロフィール】
ステファニー・クレイヤンクール/Stephanie CRAYENCOUR
1984年12月2日生まれ。ベルギー、ブリュッセル出身。ミュージカル女優を目指し、フランス、パリに渡仏。本作で映画デビューを果たした。2009年には歌手デビューの予定。
アンディ・ジレ/Andy GILLET
1981年7月8日生まれ。出身国・地不詳。モデルとして活躍した後、2004年に俳優として舞台デビューを果たす。2006年にアンヌ・フォンティーヌの"NOUVELLE CHANCE"で映画デビュー。日本の人気漫画を韓国で映画化した「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」(2008、ミン・ギュドン)にフランス人シェフ役で出演。

『我が至上の愛~アストレとセラドン~』
"LES AMOURS D'ASTREE ET DE CELADON"
アルシネテラン/エリック・ロメール作品
2007年/フランス=イタリア=スペイン/109min./
カラー/ヴィスタ/ドルビー(SRD:SR)
(C)2006 REZO PRODUCTIONS,C.E.R.
1月17日~銀座テアトルシネマほか全国(地方は順次)
2009 01 17 [インタビュー] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jan 16, 2009
『我が至上の愛~アストレとセラドン~』トークショー
88歳の名匠エリック・ロメールが、「これを最後に現役を引退するつもり」と語った注目の新作『我が至上の愛~アストレとセラドン~』が、1月17日(土)から銀座テアトルシネマほか全国(地方は順次)で公開されます。これを記念して銀座テアトルシネマでは、4週に渡ってトークショーを実施することになりました。
ローマ時代の大自然を舞台に、若い羊飼いの男女の愛を描いた『我が至上の愛~アストレとセラドン~』。全篇に流れるその優雅な雰囲気にふさわしいゲストを招いて行なわれるトークショーの概要は下記の通りです。この機会にぜひ、『我が至上の愛~アストレとセラドン~』とその世界ご堪能下さい。
《『我が至上の愛~アストレとセラドン~』公開記念トークショー》
1月18日(日)
19:00トークショー開始
19:15上映開始(予定)
ゲスト:辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)×しまおまほ(漫画家・コラムニスト)
1月25日(日)
18:50トークショー開始
19:05上映開始(予定)
ゲスト:池田理代子(劇画家・声楽家)×中条省平(フランス文学者)
1月31日(土)
18:50トークショー開始
19:05上映開始(予定)
ゲスト:篠沢秀夫(学習院大学名誉教授)
2月19日(木)
18:50上映開始(予告篇なし)
20:40トークショー開始(予定)
ゲスト:假屋崎省吾(華道家)
※各回定員制。
※詳細は劇場HPをご覧下さい。
銀座テアトルシネマ http://www.cinemabox.com/schedule/ginza/
『我が至上の愛~アストレとセラドン~』 “LES AMOURS D'ASTREE ET DE CELADON”
(C)2006 REZO PRODUCTIONS,C.E.R.
2007年/フランス=イタリア=スペイン/109分/カラー/ヴィスタ/ドルビー(SRD:SR)
1月17日~銀座テアトルシネマほか全国(地方は順次)
公式HP http://www.alcine-terran.com/wagaai/
配給:アルシネテラン www.alcine-terran.com
2009 01 16 [シネマニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jan 15, 2009
007を体感! 「TRIAL TO 007」開催中!!
銀座ソニービルでは1月12日(月・祝)から2月15日(日)まで、シリーズ最新第22作『007/慰めの報酬』の公開(1月17日〈土〉、18日〈日〉先行上映。1月24日〈土〉全国公開)を記念して、007の世界を体感出来るイベント「TRIAL TO 007」を開催中。初日には、『007/慰めの報酬』の公開に合わせて“日本のボンドガール”に任命された椿姫彩菜が登場し、作品の魅力とボンドガールへの想いを語りました。
「TRIAL TO 007」は、銀座ソニービルをジェームズ・ボンド=007が所属する英国情報局秘密情報部“MI‐6”に見立て、007の世界観の中でソニー商品を体験することが出来る期間限定オリジナルイベント。この会場でしか観ることの出来ない未公開映像やメイキング映像がハイビジョンで楽しめる他、抽選で007関連グッズ等のプレゼントもあります。その他、前作『007/カジノ・ロワイヤル』(2006、マーティン・キャンベル)と『007/慰めの報酬』を中心に、やはりこの会場だけとなる貴重な映像の放映や撮影で使用されたプロップ類の展示も実施中。イベントの内容は日によって異なりますので、詳細は銀座ソニービルのHPをチェツクして下さい。
イベント初日に会場を訪れた椿姫彩菜は、“日本のボンドガール”に任命されたこと、そして作品についてこう語りました。「今回、“日本のボンドガール”に任命されて本当に光栄です。精一杯宣伝したいと思います。『007/慰めの報酬』のポスターは私にとって、今までのシリーズにはない、初めてのデザインです。これまでは“ボンドがセクシーな女性をはべらせている”というイメージでしたが、今回はこの通り、“女ボンド”とも言える程、しっかりと立ったボンドガールがいます。女性の心の動きを緻密に描いている上に、これまでのボンド映画の魅力とも言えるアクションもふんだんですから、カップルでも女の子同士でも楽しめます。ぜひご覧下さい!」。
『007/慰めの報酬』は1月17日(土)、18日(日)の先行上映の後、1月24日(土)から丸の内ルーブルほか全国でロードショー公開されます(先行上映の詳細については公式HPをご覧下さい)。
《「TRIAL TO 007」概要》
会期:1月12日(月・祝)~2月15日(日)
会場:銀座ソニービル(東京都中央区銀座5-3-1)
時間:11時00分~19時00分
料金:入場無料
※その他、詳細はHPをご覧下さい。
http://www.sonybuilding.jp/campaign/007trial/index.html
『007/慰めの報酬』 “QUANTUM OF SOLACE”
(C) Quantum of Solace 2008 Danjaq, LLC,United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
監督:マーク・フォスター 脚本:ポール・ハギス、他
出演:ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、他
1月24日~丸の内ルーブルほか全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
http://www.sonypictures.jp/movies/quantumofsolace/
2009 01 15 [シネマニュース] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jan 14, 2009
会社のストレス、この特集で吹き飛ばそう!!
破天荒! 反体制! あの頃の熱いハートを取り戻せ! “伝説のカリスマ俳優”ラリー・ビショップד熱きオタク”クエンティン・タランティーノが放つバイカー・バイオレンス・アクション『ヘルライド』が、いよいよ1月17日(土)から公開されます。それを記念して銀座シネパトスでは、「燃やせ! 俺たちの70'sジャパニーズ・グラインドハウス魂!」と題した特集を開催。今も熱狂的な支持者を持つ厳選カルト・ムービー9作品を上映します。
アメリカで、後の“パルプの帝王”となるQ・タランティーノが初めて脚本を書いた14歳の頃、まだ万博、高度成長期等でムチャクチャな勢いがあった日本でも、彼の“グラインド魂”を熱くくすぐるような“ブッ飛び”映画がたくさん創られていました。そんな作品群の中から、銀座シネパトスが9作品を厳選。現代の“グラインドハウス(B級アクション&エロティック・ムービー専門館)”となって皆様にお届けします。異様なエネルギーとクセになる面白さの“ジャパニーズ・グラインドハウス・シネマ”を、どうぞこの機会にお楽しみ下さい!
会社のストレス、この特集で吹き飛ばそう!!
《『ヘルライド』公開記念&銀座シネパトス20周年記念
“燃やせ! 俺たちの70'sジャパニーズ・グラインドハウス魂!”》
〈上映作品〉
●1月16日(金)~20日(火)
『狂い咲きサンダーロード』
1980年/96分 監督:石井 聰亙 出演:山田 辰夫、他
●1月21日(水)~24日(土)
『爆発!暴走遊戯』
1976年/86分 監督:石井 輝男 出演:岩城 滉一、他
●1月25日(日)~28日(水)
『女囚さそり けもの部屋』
1973年/87分 監督:伊藤 俊也 出演:梶 芽衣子、他
●1月29日(木)~2月1日(日)
『狂った野獣』
1976年/78分 監督:中島 貞夫 出演:渡瀬 恒彦、他
●2月2日(月)~5日(木)
『不良番長 一獲千金』
1970年/88分 監督:野田 幸男 出演:梅宮 辰夫、他
●2月6日(金)~9日(月)
『暴走パニック大激突』
1976年/85分 監督:深作 欣二 出演:渡瀬 恒彦、他
●2月10日(火)~13日(金)
『野獣を消せ』
1969年/84分 監督:長谷部 安春 出演:渡 哲也、他
●2月14日(土)~17日(火)
『番格ロック』
1973年/83分 監督:内藤 誠 出演:山内 えみ子、他
●2月18日(水)~22日(日)
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』
1969年/70分 監督:石井 輝男 出演:吉田 輝雄、他
〈会期〉
2009年1月16日(金)~2月22日(日)
※連日20時30分から1回のみ上映
〈会場〉
銀座シネパトス(電話03-3561-4660)
〈料金〉
一般1,200円
シニア1,000円
リピーター割引1,000円
※その他の詳細は劇場HPをご覧下さい。
http://www.humax-cinema.co.jp
『ヘルライド』 “HELL RIDE”
(C)2008 The Weinstein Company,LLC.All rights reserved.
製作総指揮:クエンティン・タランティーノ
監督、脚本、出演:ラリー・ビショップ
出演:エリック・バルフォー、マイケル・マドセン、デニス・ホッパー、他
1月17日~シアターN渋谷、銀座シネパトス、新宿武蔵野館ほか全国
※R-15指定作品
配給:ムービーアイ http://www.hellride.jp/
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Jan 13, 2009
『天使のはらわた 名美』、最終上映!?
シネマバー ザ・グリソム ギャング(神奈川県川崎市)では1月17日(土)、18日(日)の2日間、「追悼・田中登監督上映会」と題して『天使のはらわた 名美』を上映。18日の本篇上映終了後には、主演の鹿沼えりを招いてのトークショー&懇親会も行なわれます。ファンの方はぜひお出掛け下さい。尚、座席数が少ない劇場ですので、チケットは事前に電話予約した方が良いかもしれません。
石井隆が一人の女性、名美(なみ)を主人公に描き続けた劇画「天使のはらわた」。それは日活でロマンポルノとして映画化され、好評によりシリーズ化されました。鬼才、田中登の意欲作となった『天使のはらわた 名美』は、『女高生 天使のはらわた』(1978、曽根中生)、『天使のはらわた 赤い教室』(1979、曽根中生)に続くシリーズ3作目。因みにその後は『天使のはらわた 赤い淫画』(1981、池田敏春)、『天使のはらわた 赤い眩暈』(1988、石井隆)と続きました。
劇画家になる前、日活撮影所で監督助手を務め、映画監督を志していた石井隆。体調その他の事情で一度はそれを断念しましたが、『天使のはらわた 赤い教室』の脚本を書くという形で映画の世界、日活撮影所に復帰。そしてロマンポルノ終焉の時、『天使のはらわた 赤い眩暈』で遂に監督デビューを果たしました。ロマンポルノとしては5作品が創られた『天使のはらわた』シリーズですが、その後も名美の物語は形(タイトル)を変え、今も終わっていません。石井隆にとって、“名美”の物語は、創造の原点、特別な物語です。
レイプされた女性のその後を記事にしている雑誌編集者、名美(鹿沼えり)は、やがてある女性の妄執に囚われ、精神を崩壊させていく……。田中登は、確固たる世界を持つ石井隆の原作を映像化するにあたり、敢えて独自の解釈を展開。そうして創り上げた『天使のはらわた 名美』はシリーズの他作品にはない雰囲気に包まれ、今でも多くのファンを持っています。が、劣化が激しいせいなのか、“今回の上映後、プリント破棄になる可能性が高い”とのこと。ニュープリントが焼かれれば、もちろんまたフィルム&スクリーンで観ることが出来ますが、現状を考えると極端な話、あまり期待しない方がいいかもしれません。劇場のサイトにも“最終上映の予定”と書かれています。興味がある方は、ぜひこの機会にご覧下さい。
シネマヴェーラ渋谷で昨年から開催中の特集「官能の帝国 ロマンポルノ再入門2」は、いよいよ1月16日(金)で終了。まだ7作品を観ることが出来ますので、お時間のある方はぜひ。今週も、大人のための“愛の寓話”、ロマンポルノをどうぞ劇場でご堪能下さい。
《ロマンポルノ上映情報(一般館)》
〈神奈川県川崎市/シネマバー ザ・グリソム ギャング〉
※座席数21のミニシアターですので、確実にご覧頂くにはチケットの電話予約をお薦めします。
「追悼・田中登監督上映会」
『天使のはらわた 名美』 ※DVD未発売
(1979年7月7日封切/98分)
監督:田中 登 出演:鹿沼 えり、地井 武男、他
1月17日(土)
21時00分~本篇上映のみ
1月18日(日)
15時00分~本篇上映 16時40分~休憩
16時50分~トークショー ゲスト:鹿沼 えり(女優)
※18時00分~19時00分頃終演予定
料金:
1月17日(土) 1,500円(ワンドリンク付)
1月18日(日) 3,000円
※打ち上げの参加は自由。飲食代は各自個別会計です。
※チケット受付電話044‐966‐3479(受付時間10:00~21:00)
※その他、詳細は劇場HPをご覧下さい。
http://movie007.hp.infoseek.co.jp/
〈東京都渋谷区/シネマヴェーラ渋谷〉
「官能の帝国 ロマンポルノ再入門2~バトンは受け継がれる」
2008年12月20日(土)~2009年1月16日(金)
◎シネマヴェーラ渋谷の女性スタッフが選んだお薦め作品
○編集部が選んだお薦め作品
△DVD発売中 ×DVD廃盤 ▲DVD未発売
※お薦め作品は劇場スタッフの方に先に選んで頂き、編集部では作品が重ならないように選びました。DVD化されていない作品はそれだけ観る機会が限られるということでもありますので、作品選びの参考にして頂ければと思います。
1月13日(火)
『双子座の女』▲
“三角関係の中で火花を散らす女の執念。サスペンスタッチのエロス大作”
(1984年8月10日封切/91分)
監督:山城 新伍 出演:五十嵐 夕紀、南条 弘二、他
『女高生偽日記』◎▲
“大人を夢見る女子高生は、幻想の中で男たちとの官能の世界に浸る……”
(1981年11月27日封切/64分)
監督:荒木 経惟[監督補:中原 俊弘] 出演:荒井 理花、森村 陽子、他
1月14日(水)
『実録白川和子 裸の履歴書』△
“白川和子が自らを演じ、その半生をフィルムに焼き付けたロマポ引退作”
(1973年2月21日封切/77分)
監督:曽根 中生 出演:白川 和子、殿山 泰司、他
『黒薔薇昇天』△
“ブルーフィルムの監督の奮闘を通し、男女の業と人生の喜怒哀楽を描く”
(1975年8月9日封切/73分)
監督:神代 辰巳 出演:谷 ナオミ、岸田 森、他
1月15日(木)
『天使のはらわた 赤い眩暈』○×
“村木と名美。ロマンポルノ終焉の時に、切なくも美しく輝いた愛の寓話”
(1988年5月7日封切/74分)
監督:石井 隆 出演:桂木 麻也子、小林 宏史、他
『レイプ25時 暴姦』△
“青年と暴漢魔。その破滅的な生き方を鮮烈に描くバイオレンス・ポルノ”
(1977年1月22日封切/73分)
監督:長谷部 安春 出演:山科 ゆり、八城 夏子、他
1月16日(金)
『黒薔薇昇天』△
『性的犯罪』▲
“工場の破産、保険金詐欺偽装殺人……実際に起きた事件に基づく愛憎劇”
(1983年7月22日封切/77分)
監督:崔 洋一 出演:風祭 ゆき、美野 真琴、他
※各日入替なしの上映です。
※料金:一般1,400円、シニア・会員1,000円、大学生:800円
※タイムテーブル、その他の詳細につきましてはシネマヴェーラ渋谷公式HPをご覧下さい。
http://www.cinemavera.com/
《ロマンポルノ書籍情報》
貴重なインタビューと資料で構成された「愛の寓話」シリーズ。
購入はhttp://www.cine-pause.com/book.htm
《ロマンポルノDVD情報》
ロマンポルノ作品のDVD。
購入はhttp://www.geneon-ent.net/view_default.php
※ロマンポルノ作品は画面左端“DVD/CD”内にある“趣味”の分類で販売されています。
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Jan 08, 2009
「官能の帝国 ロマンポルノ再入門2」(4週目/最終週)
シネマヴェーラ渋谷で、2008年12月20日(土)から4週間に渡って開催中の特集「官能の帝国 ロマンポルノ再入門2~バトンは受け継がれる」。28作品(厳密に言うと『十八歳、海へ』はロマンポルノに分類されていないので27作品)を上映するプログラムも、いよいよ4週目、最終週に入ります。お時間のある方は、ぜひ劇場で大人のための“愛の寓話”、ロマンポルノをご堪能下さい。
今週も女性の皆様のために、シネマヴェーラ渋谷の女性スタッフにお薦め作品を選んで頂きました。作品名の脇に表記しておきますので、編集部のお薦めと併せて参考にしてみて下さい。ちなみに今週の上映作品で珍しいのは、『双子座の女』『性的犯罪』『女高生偽日記』。あまり上映される機会がない上にDVD化もされていませんが、いずれもロマンポルノを観たことがない映画ファンでも知っている監督(山城新伍、崔洋一、荒木経惟〈写真家の“アラーキー”です〉)の作品です。初めてロマンポルノを観る方は、「知っている人の作品」ということで、この辺りから観てみるのもいいかもしれませんね。
《ロマンポルノ上映情報(一般館)》
〈東京都渋谷区/シネマヴェーラ渋谷〉
「官能の帝国 ロマンポルノ再入門2~バトンは受け継がれる」
2008年12月20日(土)~2009年1月16日(金)
◎シネマヴェーラ渋谷の女性スタッフが選んだお薦め作品
○編集部が選んだお薦め作品
△DVD発売中 ×DVD廃盤 ▲DVD未発売
※お薦め作品は劇場スタッフの方に先に選んで頂き、編集部では作品が重ならないように選びました。DVD化されていない作品はそれだけ観る機会が限られるということでもありますので、作品選びの参考にして頂ければと思います。
1月10日(土)
『双子座の女』▲
“三角関係の中で火花を散らす女の執念。サスペンスタッチのエロス大作”
(1984年8月10日封切/91分)
監督:山城 新伍 出演:五十嵐 夕紀、南条 弘二、他
『性的犯罪』▲
“工場の破産、保険金詐欺偽装殺人……実際に起きた事件に基づく愛憎劇”
(1983年7月22日封切/77分)
監督:崔 洋一 出演:風祭 ゆき、美野 真琴、他
1月11日(日)
『女高生偽日記』◎▲
“大人を夢見る女子高生は、幻想の中で男たちとの官能の世界に浸る……”
(1981年11月27日封切/64分)
監督:荒木 経惟[監督補:中原 俊弘] 出演:荒井 理花、森村 陽子、他
『実録白川和子 裸の履歴書』△
“白川和子が自らを演じ、その半生をフィルムに焼き付けたロマポ引退作”
(1973年2月21日封切/77分)
監督:曽根 中生 出演:白川 和子、殿山 泰司、他
『天使のはらわた 赤い眩暈』○×
“村木と名美。ロマンポルノ終焉の時に、切なくも美しく輝いた愛の寓話”
(1988年5月7日封切/74分)
監督:石井 隆 出演:桂木 麻也子、小林 宏史、他
1月12日(月)
『レイプ25時 暴姦』△
“青年と暴漢魔。その破滅的な生き方を鮮烈に描くバイオレンス・ポルノ”
(1977年1月22日封切/73分)
監督:長谷部 安春 出演:山科 ゆり、八城 夏子、他
『黒薔薇昇天』△
“ブルーフィルムの監督の奮闘を通し、男女の業と人生の喜怒哀楽を描く”
(1975年8月9日封切/73分)
監督:神代 辰巳 出演:谷 ナオミ、岸田 森、他
1月13日(火)
『双子座の女』
『女高生偽日記』
1月14日(水)
『実録白川和子 裸の履歴書』
『黒薔薇昇天』
1月15日(木)
『天使のはらわた 赤い眩暈』
『レイプ25時 暴姦』
1月16日(金)
『黒薔薇昇天』
『性的犯罪』
※各日入替なしの上映です。
※料金:一般1,400円、シニア・会員1、000円、大学生:800円
※タイムテーブル、その他の詳細につきましてはシネマヴェーラ渋谷公式HPをご覧下さい。
http://www.cinemavera.com/
《ロマンポルノ書籍情報》
貴重なインタビューと資料で構成された「愛の寓話」シリーズ。
購入はhttp://www.cine-pause.com/book.htm
《ロマンポルノDVD情報》
ロマンポルノ作品のDVD。
購入はhttp://www.geneon-ent.net/view_default.php
※ロマンポルノ作品は画面左端“DVD/CD”内にある“趣味”
の分類で販売されています。
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Jan 06, 2009
「映画業界就職セミナー2009・春」開講
「キネマ旬報」でお馴染みのキネマ旬報社が、キネマ旬報映画総合研究所・主催による「映画業界就職セミナー2009・春」を2月22日(日)に開講します。
毎回受講者から高く評価され、2009年で10年目を迎える「映画業界就職セミナー」(前回、2008年2月11日開催のアンケートでは、参加者の95%が“内容に満足している”と回答)。今回も映画会社を始め、TV局等からも第一線で活躍している映画人を講師に招き、より多角的に、映画の仕事についての講義を展開。映画業界に入りたい人は勿論、映画を観る楽しみを広げたい映画ファンにとっても興味津々の講義になることと思います。興味のある方はぜひ、キネマ旬報映画総合研究所HPをチェックしてみて下さい。
「映画業界就職セミナー2009・春」概要
▼プログラム
講義1“映画の世界で働くための入門講座”
講義2“映画・映像から派生するビジネス~版権、関連グッズについて~”
講義3“映画業界若手座談会:私たちはこうして業界に入った~現場の本音~”
講義4“これからの映像コンテンツビジネス”
講義5“テレビ局で映画を作る”
※演題は諸般の事情により変更の場合があります。予めご了承下さい。
▼日時
2009年2月22日(日)
セミナー 10時00分~16時00分/懇親会 16時30分~18時30分
▼会場
浜離宮朝日ホール(小ホール)
▼料金
セミナーのみ 9,450円(税込)/セミナー&懇親会 14,700円(税込)
各料金共に、キネ旬ムック「外国映画ビジネスが面白い!」が付きます。
▼定員
セミナー 350名/懇親会 80名 ※定員になり次第締切となります。
▼申込方法
キネマ旬報映画総合研究所HPよりお申込下さい。
http://www.kinejunsoken.com
▼問合せ
(株)キネマ旬報社 キネマ旬報映画総合研究所
電話 03-6439-6464(月~金/11時00分~18時00分 ※祝・祭日除く)
▼主催
(株)キネマ旬報社 キネマ旬報映画総合研究所

