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Apr 10, 2009

『ピンクパンサー2』キャストインタビュー

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フランスが誇るカリスマ“迷”警部クルーゾーが帰って来た! スティーヴ・マーティンとジャン・レノが再び大活躍する『ピンクパンサー2』(4月11日~TOHOシネマズ日劇ほか全国)が、前作から3年ぶりに完成。いよいよ日本でも公開が始まる。
今度はダイヤモンドの指輪"ピンクパンサー"を守るため、クルーゾーをリーダーに世界各国の精鋭捜査官を集めたドリーム・チームを結成。謎の怪盗トルネードに挑むが果たして、世紀の盗難事件は解決するのか!?

そして今回、アンディ・ガルシアら豪華スターが顔を揃えたドリーム・チームの一人、天才ハイテク捜査官、ケンジ・マツド役を見事勝ち取ったのが、ロサンゼルス在住の日本人俳優、松崎悠希。これまで人気ドラマ「HEROES/ヒーローズ」や映画『硫黄島からの手紙』(2006、クリント・イーストウッド)等に出演し、着実にハリウッドでの活躍の場を広げている期待の俳優だ。今回、映画のプロモーションのために凱旋帰国。オーディションの時の様子や、見所について聞いてみた。

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Qどのようなオーディションでしたか?
「この作品はビデオ・オーディションでした。ちょうどその時、ハリウッドでミュージカルに出演していたため、プロダクションのあるニューヨークに行けなかったんです。台本を頂いていたので、そこからキャラクター創りした演技を撮影し、ビデオで撮って送ったんです」

Qそれで一発合格だったのですか?
「キャスティング・ディレクターから“良かったのでプロデューサーに見せます!!”とすぐに連絡がありました。その3日後に、プロデューサーから“凄く良かったよ”との連絡があり、キャスティングされました」

Qどのようなキャラクターを創って送ったのですか?
「天才ハイテク捜査官だったので、スーツを着ましたね。内勤だから髪の毛ボサボサかなって思って……。今、見せましょうか?」

Qえっ!?
「準備します!~(パソコンを取り出して準備中)~ビデオ・オーディションのキャラクターとプロデューサーが考えていたキャラクターが合致したのですが、衣裳合わせの段階で、衣裳担当と監督が用意していたのが、日本のファッション誌でした。ストリートのファッション・チェックあるじゃないですか! あれですよ! “僕たちのケンジ像はカジュアルでロック・テイストな感じだ”って言われて……。僕の予想していたキャラクターと違うのかな、って思いました。それで、撮影がスタートして、監督とプロデューサーが僕の演技を見て、“そのキャラクター(真面目)だと、アルフレッド・モリーナのペパリッジのキャラクターと被ってるよ”と。そこで、キャラクターの変更がありました。で、コレが僕の送った映像です……」


~(ビデオ再生中……)~

Qなるほど。このキャラクターから紆余曲折を経て、映画に登場する“ケンジ・マツド”になったんですね。
「ケンジはムードーメーカー的な存在だけど、仕事はきっちりやるタイプにしようと思ったんです」

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Qセリフはいかがでしたか?
「“日本語訛りの英語で喋って”って言われたんです。今回、キャストが全員訛ってるんですよ! そこで、これまで研究してきた日本語訛りの成果をおもいっきり出しました(笑)。これまで出演してきた映画では“日本語訛りが強過ぎる”って言われてきましたけど、今回は逆に“弱過ぎる”って言われましたね(笑)。だから、アメリカ人が判らなくなるギリギリのラインでアクセントをつけました」

Q一流の俳優たちとの共演はいかがでしたか?
「怖くて、ホントに……。プレッシャーとの戦いでしたね。“このキャストの中に僕がいていいのか”という気持ちでした。でも、皆さん、ホントにいい人でした。ジャン・レノさんも気さくな人でしたし……」

Qスティーヴ・マーティンの印象は?
「スティーヴ・マーティンさんは、普段はクルーゾーのようなコミカルな感じじゃないんです。もの凄く静かで聡明な方です。だけど撮影が始まると、0.5秒でキャラクターになれるんです。僕は彼のようには出来ないな、って感じました」

Qそれでは最後に見所をお願いします。
「これまでのハリウッド映画に出て来た日本人とはちょっと違います。メインキャラクターとしてこんなに騒がしい日本人は演じられたことがないと思うので、どうぞお楽しみに!!」

取材・撮影・文=間宮 うり/Uri MAMIYA(ライター)

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【プロフィール】

松崎 悠希/Yuki MATSUZAKI
1981年9月24日生まれ。宮崎県出身。8歳から児童劇団の舞台に立ったことから俳優を志すようになり、渡米。ニューヨークで演技と英語を学び、ビデオ映画“RED HERRING”(2002、ヘンリー・ジョーンズ)でアメリカデビュー。劇映画デビューは『ラスト・サムライ』(2003、エドワード・ズウィック)。その後、『硫黄島からの手紙』(2006、クリント・イーストウッド)等の映画に出演。大人気TVシリーズ「HEROES/ヒーローズ」にもしばしばゲスト出演するなど、着実にキャリアを積んでいる。今後、ハリウッドでの活躍が期待される日本人俳優だ。

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ピンクパンサー2
“THE PINK PANTHER 2”
SPE/ハラルド・ズワルト作品
2009年/アメリカ/カラー/91min./
ヴィスタ/ドルビー(SRD、DTS、SDDS:SR)
4月11日~TOHOシネマズ日劇ほか全国

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