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Jun 25, 2009

「東京藝術大学大学院映像研究科 第三期生修了制作展」。

News_20090625_1 北野武、黒沢清といった海外でも高く評価される監督たちも教授を務める東京藝術大学大学院映像研究科。今年は伊坂幸太郎の小説を原作に得た『ラッシュライフ』(2009、真利子哲也)で劇映画の製作・配給(6月13日~新宿バルト9ほか全国〈地方は順次〉)に乗り出すなど、着実に成果を挙げている注目の学校だ。その映画専攻第三期を修了(2009年3月)した若き才能たちによる「東京藝術大学大学院映像研究科 映画専攻第三期生修了制作展」が、6月27日(土)から渋谷/ユーロスペースで開催される。

News_20090625_2_2 今回上映される、映画専攻第三期生を修了した5人の作品について、映画監督で映像研究科教授の黒沢清は「感動的なまでにバラバラな、5つの狂った物語」として次のように語っている。
「目指す方向のまったく違う5本の作品が、一斉に世に放たれようとしている。5本が5本とも、感動的なまでにバラバラだ。唯一共通なのは、幸福と不幸とが分厚い層のように重なった物語を持ち、丁寧と乱暴とを大きな振幅で繰り返す技術によって撮影され、そして主人公がそれぞれに異なったありようで5人とも狂っているという点だが、それにしても20代後半の若者にこんな重苦しく、頑固で反抗的で、一筋縄ではいかぬ映画をつくることが可能なのだろうか。しかも5通りも。私はいまでも信じられない。が、もしこれが彼らの当然の実力だとしたら、いま日本映画の片隅で何か革命的な変化がおきつつあるのかもしれない」
新しい面白さを求める映画ファンは勿論のこと、映画の世界を目指す若い人は、ぜひ彼らの作品を劇場で観て欲しいと思う。

「東京藝術大学大学院映像研究科 映画専攻第三期生終了制作展」

▼上映作品
 『セジと少年合唱団』 HD/71分/十文字香菜子
 『よるのくちぶえ』 HD/119分/遠山智子
 『死んだらゲームをすればいい』  HD/108分/西野真伊
 『Elephant Love』 HD/101分/野原位
 『イエローキッド』 HD/111分/真利子哲也

▼会期
 2008年6月27日(土)~7月3日(金)
  ※6月27日/トークショー実施
   ゲスト/十文字香菜子、遠山智子、西野真伊、野原位、真利子哲也、他

▼会場
 ユーロスペース(JR 渋谷駅)

▼時間
 連日21時00分~(レイトショー上映)

▼料金
 当日800円/前売700円/5回券前売3,000円

※タイムテーブル等の詳細は劇場(電話03-3461-0211)に直接お問合せ頂くか、劇場HPをご覧下さい。
 
http://www.eurospace.co.jp/
※作品の詳細は公式サイトをご覧下さい。
 
http://www.fnm.geidai.ac.jp/geidai3/

2009 06 25 [シネマニュース] | 固定リンク

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